ヤミー | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『ヤミー』

 

 

 

 

 

2019年 ベルギー

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督・脚本 ラース・ダモワゾー

 

脚本 エヴァリン・ハーゲンビーク

 

音楽 ニコ・レンソン

 

 

 

出演 マイケ・ネーヴィレ/バルト・ホランダース/ベンジャミン・ラモン/クララ・クリーマンズ/アニック・クリスティアンス/ジョシュア・ルビン/エリック・ゴドン

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

美味しい者勝ち⁉美容とゾンビの地獄絵図‼

 

どんなに美しくても“死”は醜い、ベルギー映画として初のゾンビ映画を企画した際、スタッフに反対されたものの暑い想いを伝えて撮影に臨んだ監督&脚本のラース・ダモワゾー

 

サム・ライミの「死霊のはらわた」や、ピーター・ジャクソンの「ブレインデッド」などノンストップで展開される楽しいジェットコースタームービーを目指した作品、ただの過激描写だけでなくしっかりと風刺の利いたゾンビ映画が誕生した

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

恋人アリソンの為に東ヨーロッパへ車を走らせるミカエル、隣のバスの男の子たちが助手席のアリソンを見て騒いでいる、アリソンは子供の頃から大き過ぎる胸にコンプレックスを持っていた

 

 

いつも男からその大きな胸に視線が向けられからかわれる事が多い、アリソンは乳房縮小手術を受ける為に彼女の母親のシルビアも若返り手術をついでに受ける為に同行して向かっている

 

ガソリンスタンドでも男からの視線に不快感を示し、もうすぐ胸がなくなるとシルビアに言うとシルビアは自然な姿を受け入れてと言うがシルビアも若作りして若い服を着てこれから若返り手術を受ける

 

 

クローチェク病院の中に入ると血の付いたシーツを見てミカエルはめまいを起こす、彼は医師を目指していたが血液恐怖症で断念、クローチェク病院は人里離れた場所にある

 

豊胸手術をする女性や性器を増大させる男性に中絶手術など、お忍びでやってくる人で溢れていた、アリソンはクローチェク医師にBカップを希望する、ミカエルに同意を求め、手術後にミカエルは彼女にプロポーズをする予定だ

 

 

いよいよ手術開始となるがミカエルはこの病院の医師や看護師の態度に不安を隠せない、医師のダニエルに病院内を案内してもらって地下に行くととある部屋で女性が仮面を付けられて拘束されていた

 

 

ミカエルがその仮面を取ると牙を剥き出しにして噛み付こうとする、ミカエルはその場を離れるが、その女性は若返り手術の実験手術に失敗してゾンビ化し、その牙で拘束具を嚙み千切って部屋を出て人を襲い出した

 

 

それは次から次へと嚙みつき医師や患者がゾンビ化、避難のアナウンスが流れて人がいなくなり、アリソンとミカエルはシルビアを捜すがゾンビとなった医師が襲い掛かる

 

 

アリソンを助けようとしたミカエルは転んで頭を打って動かなくなり、アリソンは1人で逃げだした、果たして生き残る事はできるのか?

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

久しぶりに観ましたわ、こんなパワーのあるゾンビ映画を、それにしても病院に行く設定でなんで大き過ぎる胸を小さくする乳房縮小手術だったのでしょうか?

 

主人公のアリソンを演じるのはマイケ・ネーヴィレでとにかく巨乳なんです、どんな地味な服を着ててもその胸が目だって男の視線を引き寄せてしまいます、それが嫌での手術となるんです、実際はそうでもないですね

 

 

男は女性を見る時に顔を見てその次に胸を見ると言います、確かに目線はそっちに行くようですね、それで女性が不快な思いをしているのなら謝罪するしかないです

 

それとは逆にアリソンの母のシルビアはアリソンにも言われますが、10代の娼婦のような格好だと言われます、ミニスカートに胸元の大きく開いた服を着ています

 

アリソンの恋人のミカエルを演じるのはバルト・ホランダースで、彼女の手術にも複雑な気持ちなのですがアリソンの意思を尊重しているんです、医師を目指していたが血液恐怖症なんです

 

 

車で動物を轢いてしまった時に何とかしようとするのですが、そこに車が動物を轢いて走り去ってしまうんです、血しぶきを浴びて思いっきり吐いてしまうんです

 

それにしても病院の地下に実験手術の失敗した患者を拘束しておくとは凄いね、その1人のゾンビで一気にパンデミックとなってしまいます、クローチェク医師と秘書のヤーニャはその記録を燃やして逃げるんです

 

 

それでもクローチェク医師が感染してヤーニャが斧で頭を叩き割ります、シルビアが感染した時はアリソンが頭を叩き割るんです、人間のまま死なせてあげるって事です

 

 

ここからは往年のジョージ・A・ロメロの「ゾンビ」のような展開で正統派ゾンビでした、少しは動きが速くなっていますが全速力で走って来るって感じではなかったです

 

 

監督のラース・ダモワゾーはサム・ライミの「死霊のはらわた」や、ピーター・ジャクソンの「ブレインデッド」のような作品を目指したそうです、その根底にはジョージ・A・ロメロがいるんでしょうね

 

 

でも所々でコメディタッチな描写があって性器を増大させた男がこんな最中にセックスをして洗おうとして蛇口を捻ったら熱湯が出て性器を火傷、女性に軟膏を貰って塗ったらマッチの火が燃え移って消火器で消したらアソコはもう死んでしまいました(笑)

 

 

ダニエルは病院にいるのは女を抱く為で、整形をした女は綺麗になったと気分が高揚していてすぐに抱けるとね、もちろんダニエルはアリソンの胸を狙っているんです、最後まで嫌な男で極限状態でもこんな悪い男がいないとね

 

 

 

 

 

 

各国の映画祭で絶賛の嵐!ベルギー初のパンデミック・ゾンビ・ホラー それが『ヤミー』です。

 

 

 

 

 

ベルギー産のゾンビ映画もなかなかやるじゃないですか、北欧の作品はたまに見ますが東欧って新鮮だったかも

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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