クリープショー | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

タカによるA級からZ級映画まで、榮級は絢爛豪華な超大作、美級は美しい女優や映像美、死級は禍々しい阿鼻叫喚、出級はあのスターの意外な出演作、イイ級は耽美なエロティシズム、Z級は史上最悪なクソ映画、その全てをレビューと少しの競馬予想と日常の出来事

 

 

 

 

 

『クリープショー』





1982年 アメリカ





《スタッフ&キャスト》


監督・脚本 ジョージ・A・ロメロ

脚本 スティーブン・キング

撮影 マイケル・ゴーニック

音楽 ジョン・ハリソン



出演 スティーブン・キング/レスリー・ニールセン/ハル・ホルブリック/エド・ハリス/E・G・マーシャル/エイドリアン・バーボー/デッド・ダンソン/ジョー・ヒル/トム・アトキンス





《解説》


戦慄至極、絶叫絶大、狂気のホラー・トリオ!ロメロ&サヴィーニ&キングが結集!モダン・ホラー作家のスティーブン・キングと、「ゾンビ」のジョージ・A・ロメロが組んで作ったオムニバス・ホラー

50年代にアメリカで流行した俗悪怪奇漫画雑誌“ECコミック”を素材にした作品、漫画の絵が実写になって1話が始まり、終わるとまた漫画に戻る洒落た仕掛け

物語は少年が買ってきた雑誌『クリープショー』を、父親が投げ捨てた事から始まる、道端に捨てられた本のページが風にめくれ、中から不気味な死神が現れた、漫画から実写、アニメーションへと変わり、物語は始まる





《物語》


プロローグ

少年ビリーが読んでいるホラー漫画クリープショー、漫画ばかり読んでいるビリーに父親が漫画を取り上げ捨ててしまった、ビリーは窓の外にクリープショーの死神が現れビリーに5つのエピソードを見せてあげる




第1話 「父の日」

父の日に会する親戚一同、彼らは7年前に横暴だったクソ親父を殺した叔母の到着を待っていた、死んだクソ親父を祝ってパーティーを開く一家、だが墓場から父が復讐によみがえる




第2話 「草まみれの男」

知的障害の農夫ジョディ・ベリルが隕石を発見、金になると思いついそれに触れてみるが、指に何かがついて腫れてしまう、やがてそこから草が生えて、ついには異常繁殖した草に被われて草人間と化した



第3話 「満ち潮」

大金持ちの男は妻とその愛人の男を砂浜に首だけ出して生き埋めにしてビデオカメラで撮影、潮が満ちてくるのを自宅で鑑賞、そして殺された2人はゾンビとなって、その男を同じように砂浜に埋めて復讐をする



第4話 「開封厳禁」

大学の用務員が偶然古い木箱を発見、大学教授のデックスが箱を調べると中に入っていたのは150年も前の怪物、教授は嫌味な妻をその怪物に食べさせようと考える



第5話 「奴らが這いあがる!」

病的なくらい潔癖症の男アプソン・プラット、部屋も真っ白で清潔そのもの、アプソンは悪どい商売でここまで上り詰め、被害に合った人達の恨み辛みの電話が頻繁にかかってくる

部屋にゴキブリを見つけた、叩き潰すが、また1匹、また1匹と現れる、やがて大量のゴキブリが排水溝からあふれだした、アプソンはあわててバスルームへ逃げ込むが、そこに被害者からの電話で「地獄へ落ちろ」



バスタブのフタを開けると中には大量のゴキブリ、アプソンの体に這い上がり彼は心臓発作で倒れてしまった、シミ1つ無いバスルームに男が倒れている、アプソンの口からゴキブリが這い出す、胸元を食い破って現れるゴキブリ!

エピローグ

漫画を捨てられたビリー少年は呪いの人形を雑誌の通販で購入し、父に見立てて針を突き立てる







《解説》


日本ではもともとお蔵入りになっていて公開のメドが立っていなかった作品ですが、「死霊のはらわた」のヒットでスプラッタームービーが脚光を浴びて公開となった作品です



この映画はホラー映画史上に輝く傑作です(笑)、「ゾンビ」の生みの親、ジョージ・A・ロメロが監督をして、「シャイニング」のスティーブン・キングが原作を書き下ろして、「バーニング」のトム・サヴィーニが特殊メイクで血飛沫を見せてくれてます

漫画雑誌に入り込んで絵が現実に変わるんです、実写で漫画的な表現をして照明なんかは色使いが如何にも漫画的で笑いが散りばめられます


さすがにロメロなのでゾンビの話が2つあります(笑)、第2話はなんと原作・脚本のキングが自ら出演して知的障害者の役を嬉々として演じています



ちなみにトム・サヴィーニも清掃員の役で出演しています、奥の人ね、彼はちょいちょい役者として出演したりスタントをしたりと特殊メイク・アーティストだけに留まりません



やはり注目すべきは5話目でしょう、観れない方もいるのでは?(笑)、もうとにかく強烈ですよ、不快で不快でたまらないですもん、潔癖症の男がゴキブリに襲われるのですがそれは理不尽ですね

悪い奴がたまたま潔癖症だったということですね、それでも食べたフレークの中にゴキブリがいたなんて寒気がする、最後には口から胸から大量のゴキブリが溢れだしてくるんです、強烈なトラウマ映像ですよ!



巨大なゴキブリはトリニダードの洞窟から2万5千匹を集めたから凄まじいですね(爆)、もちろん当時はCGなんて無いですからもちろん全部本物です

 

凄まじい大量のゴキブリ動画を載せようかと思ったのですが、これはまたアメブロさんに絶対に怒られるヤツなので載せるか躊躇してしまいました

2万5千匹も信じられないと言う方は観て下さいね(笑)、撮影中に1度ゴキブリが大量に脱走したらしいです、捕まえたスタッフはめっちゃえらいです

続編の「2」が作られましたがおいらは観てないのです、しかも知らない間に「3」も作られてた、これにはビックリです、ロメロもキングもタッチしてないようですけどね





面白パックの全5話 笑ってゴマかせこの恐さ! それが『クリープショー』です。





ちなみに公開当時は2本立てで、同時上映は死霊のはらわたの監督、サム・ライミの「XYZマーダーズ」でした(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

更に過激な:続・裏237号室の『クリープショー』のレビューはこちらです。