インクレディブル・ハルク | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『インクレディブル・ハルク』

 

 

 

 

 

2008年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ルイ・レテリエ

 

脚本 ザック・ペン

 

撮影 ピーター・メンジース・Jr

 

音楽 クレイグ・アームストロング

 

 

 

出演 エドワード・ノートン/リヴ・タイラー/ティム・ロス/ウィリアム・ハート/ティム・ブレイク・ネルソン/タイ・バーレル/クリスティーナ・キャボット/デボラ・ナシメント/タイ・バーレル

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

その「力」、ためらうな

 

これまでも数度に渡って実写化されてきたマーベル・コミックの人気シリーズを、エドワード・ノートン主演&「トランスポーター」シリーズのルイ・レテリエ監督で新たに映画化

 

2003年に映画化されてから5年後という、再映画化としては異例の早さとなった本作、新たなスタッフ・キャストはファンがイメージするハルクに近付けようと挑戦、1977年から全米放送されたドラマ「超人ハルク」に似た場面があったりとファンも納得の仕上がりとなった

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

ブルース・バナーは第二次世界大戦中に中止された兵士強化実験の研究成果を自らの肉体を使って実験するも失敗、大量のガンマ線を浴びてブルースは緑色の凶暴な悪魔と化し、軍に追われてブラジルのホッシーニャに潜伏して五か月が過ぎた

 

ブルースは変身の原因となる感情の制御を学びながらブルーと名乗る研究者とネットで協力してもらいながら体を元に戻す方法を模索していた

 

 

ある日、ブルースは勤めているジュース工場で手を切ってしまい、1本のジュースの瓶に血液が混入したジュースがアメリカに出荷されてしまう、それを飲んだ老人がガンマ線に汚染されて死んでしまう事故が発生

 

 

それを聞いたロス将軍は出荷された工場を突き止め、英国海兵隊最強と言われるエミル・ブロンスキーら精鋭部隊を送り込んだ、ロス将軍はブルースの能力を軍事利用するために彼を追っていた

 

 

狭い路地を逃げてジュース工場へと逃げるが囲まれてしまい、窮地に陥るブルースだったが怒りが頂点に達し、緑色の巨人ハルクへと変身し、部隊を全滅させて姿を消した

 

 

ブロンスキーはブルースを取り逃がしてしまうが初めて目にするその圧倒的なパワーに魅了される、そして軍が極秘に進めていたスーパーソルジャー計画に志願して再びブルースを追う

 

 

ブルースは研究者ブルーを訪ねて5年ぶりにアメリカにやって来た、そこでかつての恋人でロス将軍の娘のエリザベスと再会し束の間休息を得た

 

 

しかしロス将軍とブロンスキーが現れて絶体絶命のピンチにブルースはハルクとなってエリザベスを救出、そしてエリザベスはブルースと研究者ブルーと引き合わせようと奔走するのだが…

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

 

子供の頃に観ていた「超人ハルク」が実写映画化でハルクはCGと聞いて驚きでした、主人公のブルース・バナーを演じるのはエドワード・ノートン、演技力の高さはハリウッドでも評価されていて彼の出演作はどれも面白いので本作出演も驚きでした

 

 

関係のない話しですがエドワード・ノートンは大学で日本語を学び、祖父の仕事を手伝うために大阪に4か月滞在して海遊館の巨大水槽の設置に携わったそうです

 

ブルースは心拍数が1分間に200回を超えるとハルクへと変身してしまうんです、なのでエリザベスとベッドを共にして行為に及ぼうとするのですが心拍数が上がって止めてしまうんです

 

 

その怒りを抑えるためにブルースはヒクソン・グレイシーの元で柔術やヨガを学んで自分の感情をコントロールする術を伝授してもらっているのですけどね

 

そのエリザベスを演じるのがリヴ・タイラーで最初にブルースとレストランで再会した時にはリヴ・タイラーってこんなにムチムチしてたっけ?と思うくらいでした、衣装のせいかな?

 

 

エリザベスはブルースと一緒にアメリカ陸軍から放射線への耐性を測る名目で依頼された実験をしていたんです、ブルースが被験者となってガンマ線を浴びてハルクとなってしまいロス将軍とエリザベスをケガさせてしまい、研究室を破壊して姿を消したんです

 

ロス将軍に招集された精鋭部隊の中でも最強と言われるエミル・ブロンスキーを演じるのがティム・ロス、十分人間離れした動きなんですがハルクに一撃でやられちゃいます

 

 

想像をはるかに超えるハルクを見てブロンスキーはスーパーソルジャー計画の血清を投与され、おまけにブルースの血液サンプルを取り込んでハルク以上の怪物へと変身してして戦うんです

 

 

そしてそしておいらが個人的に惹かれたのがジュース工場で働くマルティナを演じるデボラ・ナシメント、ものすごくセクシーなブラジル美女でもう少し見たかったですね(笑)

 

 

このマルティナにちょっかいを出していた中年のおっさん達がポルトガル語を上手く話せないブルースに嫌がらせをしていてマルティナがブルースに気がある事を知ると追い掛けて袋叩きにするのですが逆にハルクにやられてしまいます、そりゃそうやね

 

ハルクの声を担当したのは「超人ハルク」でハルクを演じていたルー・フェリグノで過去ファンはニヤリなんですけど、おいらはもちろん日本語吹き替え版なので関係なかった(笑)、それとピザを受け取る警備員役で出演

 

 

 

 

 

 

史上最もパワフルなバトル・アクション・ヒーロー登場! それが『インクレディブル・ハルク』です。

 

 

 

 

 

ラストにはロバート・ダウニー・Jrが演じる「アイアンマン」のトニー・スタークが登場して、ロス将軍にチームを編成中との事です、「アイアンマン2」へと続きます