アイアンマン2 | 続・237号室 無事是A級からZ級映画列伝

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『アイアンマン2』

 

 

 

 

 

2010年 アメリカ

 

 

 

 

 

《スタッフ&キャスト》

 

 

監督 ジョン・ファブロー

 

脚本 ジャスティン・セロー

 

撮影 マシュー・リバティーク

 

音楽 ジョン・デブニー

 

 

 

出演 ロバート・ダウニー・Jr/グウィネス・パルトロウ/ドン・チードル/スカーレット・ヨハンソン/サム・ロックウェル/ミッキー・ローク/サミュエル・L・ジャクソン/クラーク・グレック/ジョン・スラッテリー/ポール・ベタニー

 

 

 

 

 

《解説》

 

 

ヒーローになった男、トニー・スターク、次なる試練

 

自ら発案したパワードスーツで平和のために死闘を繰り広げる天才科学者兼経営者トニー・スタークを描き、マーベル・コミックの人気作品をロバート・ダウニー・Jr主演で映画化した「アイアンマン」の続編

 

アイアンマンを公表したトニーに、新たな敵が襲い掛かる、新たなキャストとして敵役にはミッキー・ロークやスカーレット・ヨハンソンなど実力派俳優たちが扮し、スリリングで迫力あるアクションが期待できる

 

 

 

 

 

《物語》

 

 

トニー・スタークが自らアイアンマンであると公表してから半年後、更に改良を加えた「マーク4」を身に着けて世界各国で起こる紛争を鎮圧し続けていた

 

 

世界平和の為に貢献していたが政府からアイアンマン・アーマーを兵器として見られ、引き渡しを求められるがトニーは断固拒否している、しかしトニーの体は万全ではなかった

 

 

生命維持装置であるアーク・リアクターの動力源パラジウムが放出する毒素に蝕まれていた、その為にスターク・インダストリーズの社長の座を秘書のペッパー・ポッツに譲り、ペッパーの秘書にナタリー・ラッシュマンを迎え入れる

 

 

そんな中、かつてトニーの父のハワードとアーク・リアクターの共同研究をしていた科学者アントン・ヴァンコが他界、彼はスパイ容疑で逮捕、追放された後に死んでしまった

 

貧困生活を余儀なくされていたアントンの息子イワンはスターク家を逆恨みし、自らの手で小型アーク・リアクターを作り上げて兵器を開発してモナコにいるトニーを急襲

 

 

騒然とする会場でトニーは携帯型の新型アーマーの「マーク5」を装着、イワンの長いムチに苦戦するもイワンの胸のリアクターを奪い、撃退されてイワンは収監

 

 

一方、スタークのライバルであるハマー・インダストリーズの社長のジャスティン・ハマーが裏で手を回してイワンを脱獄させ、イワンを雇い自社の兵器ラインを拡張させようと目論んでいた

 

 

トニーはパラジウムに代わる元素が見付からずに緩慢に死に向かっていると考えたトニーは自暴自棄となって酒をあおって派手に酔っぱらった、そんなトニーにシールドのニックが接触、その隣にはナタリーがいた

 

 

 

 

 

 

《感想》

 

 

前作の「アイアンマン」のラストでトニーは自らをアイアンマンだと公表してしまいました、ヒーローって身を潜めて一般人に紛れて生活をしているイメージですがこのアイアンマンは違いましたね

 

 

ヒーローなのに大金持ちで自身でパワードスーツを開発する天才科学者でしかも女好き、酒も薬物もする男でやりたい放題のトニー・スタークなんです、演じるのは引き続きロバート・ダウニー・Jr

 

 

しかしトニーには悩みがあって生命維持装置の胸に装着しているアーク・リアクターの動力源のパラジウムが自身を蝕んでいるんです、トニーはその代わりとなる物を探しているんです

 

 

サミュエル・L・ジャクソン演じるシールドのニックに父ハワードの遺品を渡されてその中の映像にヒントがあったんです、当時の技術では再現できなかった元素をトニーは再発見したんです

 

 

今回の敵のイワン・ヴァンコを演じるのがミッキー・ローク、トニーと同じように胸にアーク・リアクターを取り付けて両手のムチで攻撃してくるタイプなんです

 

秘書のペッパー・ポッツを演じるのはグウィネス・パルトロウで本作では秘書から最高経営責任者に就任します、秘書だったのに秘書を雇うことになるペッパーはトニーの薦めでナタリーを秘書とします

 

 

このナタリー・ラッシュマンを演じるのがスカーレット・ヨハンソン、実はナタリーはシールドのメンバーで超一流スパイで殺し屋のブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフでなんです、とにかくメチャメチャ強いんです

 

 

おいらとしてはまさかスカーレット・ヨハンソンがマーベル・コミックの作品に出るとは思ってなかったのでビックリでしたね、それに黒の革のツナギがセクシーなんです

 

 

それにしてもアメリカって国はこんな兵器に対して巨額の費用をつぎ込んでいますから、パワードスーツやハマー・インダストリーズもアメリカ軍と長期契約をしたくてイワンを開発者として脱獄させて雇うんです、困った国ですね

 

しかも北朝鮮やイランもアイアンマン同様に着衣型の兵器を開発実験をするんです、もちろんアメリカもね、でも誰でも作れるようなものではありません、トニーは天才ですから

 

 

本作は「マーベル・シネマティック・ユニバース」の「インクレディブル・ハルク」の続編です、そして本作のラストでシールドのエージェントがニューメキシコ州で魔法のハンマーのムジョルニアを砂漠で発見するんです、「マイティ・ソー」へと続きます

 

 

 

 

 

 

次世代リアル・ヒーローの新たな挑戦が始まる! それが『アイアンマン2』です。

 

 

 

 

 

この辺りぐらいから、マーベル・シネマティック・ユニバースを意識し出してワクワクしてきました(笑)