3月半ばに、〈偶然の出会い〉で父の元同窓生に会った話を書きました。
昨日、御年89歳のその方が父の写真と投稿記事が載っている同期会の本を、プレゼントしてくださいました。
なんど16歳の父の姿。
息子よりも年下の時。
そんな若さで、命をかけて戦う覚悟を決めて、学び舎の門を叩いたとは。
父自身のこともさることながら、親である祖父母の気持ちの方が今の私には近い。
なんと残酷なことでしょうか。
戦争のむなしさ、むごさを改めて実感します。
本は非売品だけれど複数持っているからプレゼント、と言っていただき、
すごーく嬉しくて、有り難く頂戴しちゃいました。
あっさり有り難く受け取れるようになった自分にも驚き。
以前の自分だったら「いいです、いいです」とやたら遠慮しただろうに。
これも「心の傷」が癒えてきたおかげかと思われます。
帰宅してから改めてじっくり見てみたら、写真のページ以外にも付箋を貼ってくださっていたので開いてみると、
なんと今の私より若い時の父が書いた文章に出会いました。
いやぁ、私にとってはいくつになっても〈親〉である父の知らなかった一面。
妙に気恥ずかしい気分です。
本の他にも、色々な資料をパソコンで作って持ってきてくださいました。
心から感謝すると共に、
私も自分の周囲の人にペイフォワードしていこう。
循環循環。