国内加工肉等摂取の発がん性リスクは軽微 | エコ食品健究会ブログ

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日常の食から環境問題や健康問題を考えるブログです

世界保健機関(WHO)の専門組織である「国際がん研究機関(IARC)」が2015年に公表した研究結果についてです。
皆さんの記憶にも新しいはず。

それは、1日50g超の加工肉を日々食べ続けると、大腸がんリスクが18%高まる、
1日100gの赤身肉を日々食べ続けると、大腸がんriskが17%上昇する、というものでした。



この結果だけを見ると、なんだか食生活に浸透している加工肉を怖く感じたり、
脂身より赤身といった肉選択をする方々にとっては不安でしかありません。

ですから、管理栄養士の私の視点から
もう少し、論点を整理してみます。

まず勘違いしてはいけないのは、発がん性があるのは、加工肉や赤身肉そのもの(全体)では無いということです。
つまり、加工肉や赤身肉に含まれている「特定の物質」にがんとの関係が明確になったということです。

では、その要因は何かと言いますと以下になります。

①ヘム(赤身肉に多く含まれる赤い色素)
②硝酸塩と亜硝酸塩(加工肉の鮮度維持・防腐目的で使用するもの)
③複素環式アミンと多環式アミン(肉を高温調理する際に生成されるもの)

研究では、これら3種類の化学物質が、腸細胞にダメージを与えているとしており、
かつ長期間ダメージが続くことでがんリスクが高まるということです。

つまり、食生活をバランスよくする、赤身肉なら脂身とのバランスの良いものを選ぶ、
加工肉ならこれら添加物が含まれないものを可能な限り選択する、といった生活が重要なのでしょう。

それから忘れてはならないのは、この50gや100gの摂取量です。

日本人の場合、このような量を接種しつづける人は稀にと言えます。

国民健康・栄養調査によると、日本人の赤身・加工肉の摂取量は一日あたり63g(うち赤身肉は50g加工肉は13g)です。
世界的と比較しても、摂取量の低い国の一つなのです。

過度に恐れずに、バランスの良い食生活を楽しみたいですね。

管理栄養士 miyuki

 

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