毒を販売する小売店と毒とする消費者 | エコ食品健究会ブログ

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日常の食から環境問題や健康問題を考えるブログです

愛知県の食品スーパーで
経営者の知識不足で
フグの肝を長年販売しつづけていた事が
ニュースで取り上げられていました♪

https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20180116-00000068-fnn-soci
このニュースを見て
何事も起こってなくて安堵する反面
なぜ
そんな認識の食品スーパーが
事業をこれまで継続できたのか。。?
不思議で仕方ありません(^^;
 
ただ
これは
今の消費社会の末路の象徴だなー
そんな風にも思ったりします。
 
わたしが
たびたびセミナーで触れる「消費社会」における社会課題
つまり
生産と消費の分離です(^^;
 
消費者は誰が作ったのか、わからない
生産者は誰が買って食べたのかわからない
 
そんな世の中だからこそ。。
こんな無責任なニュースが
世にはびこるのです。。(^^;
 
さて、
わたしが着目したのは、
この記事にある「地元では昔から食べてた」というくだりです。
わたしは
極端な話、
食は究極のローカルであるべきだと思います。
そのような視点から考察すると
この取り組みは オッケーなのではないかと考えます。
 
問題なのは、
消費者が食の選択に「ひとまかせ」な部分ではないかと思うのです。
 
例えば現代の消費社会
パンを買いました!
カビが表面に出ました
→カビが出た~~って、騒ぎ、事業者にクレームを申し出る消費者
 
でも、一昔前なら、
カビが出ました!
→表面のカビをそぎおとし、匂いをかぎ、問題ないと判断すれば、たべる
つまり
消費者が事業者任せでなく
食の安全や「おいしくたべる」作業に
責任を持って関わっていたものです。
このフグの場合、
消費者は
毒があるのを知っていて購入されるのなら、
わたしは問題ないのだと思います。
一昔前なら
自己責任の話です。
ただ
今の消費者は
毒があるのかすら、わからずに
販売しているから
安全だろー
おいしく食べれるだろー
そんな考えで
無責任に購入し
問題が発生すれば
販売や生産者に責任を求める。
まっ、そんな世の中だから
各規制で縛る必要があるのですが。。
 
==まとめ==
事業者と消費者がハッピーな食は
お互いに責任感が醸成される状況を構築できるかであり、
お互いが食に深い感心と意欲を持てるようになれば、
このようなレベルが低い食ニュースは
無くなるのだと思います。
いずれにしても、
取材した方の偏りがなく
事実を伝える このようなニュースは
好感が持てますね♪
kubo

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