多良間島の宮古製糖さんに来ています
沖縄の黒糖工場の中で1番最大だからです
また、この工場はとっても参考になります。
CO2の視点で言えば、完全にカーボンニュートラル(ゼロ)だからです。
わかります?↓
さとうきびから取れる副産物のバカスをボイラーの熱源に利用し、ボイラから出る熱を工場内のすべての熱源に利用します。
また水蒸気は冷まされた後、お水に戻し、冷ます工程で何度も利用します。
多良間島は周囲約24キロでして、見渡す限りほとんどがサトウキビ畑です
現在、ちょうど収獲時期でいたるところでアメリカを彷彿させるような光景に出合えます
一方で赤ちゃんサトウキビもたくさん
↑この状態だと収獲にあと1年半を要しますね
収穫されたものは大型トラックで宮古製糖さんの工場に運ばれます
私も体験してます!
安全第一です!
昨日はいわゆる土地の方の最大の歓迎の儀式『お通り』を体験しました
泡盛を回し飲み
実は私酔い潰れてしまいまして、やっと今復活してブログ書いてるところなんです
さて本題ですが、私は加工食品の専門家として活動しているわけですが、今回の素材工場との関わりはとっても勉強になっています。
例えば黒糖キャンディー
以前に御案内した名古屋の東海氷糖さんで作られている黒糖キャンディーは、1粒数秒で作られると以前紹介しましたが、
よくよく考えると今日、私が体験した黒糖精製を経て作られているのですよね
サトウキビは収穫まで約2年を要するわけですから、黒糖キャンディーは2年以上の時間を要すると考えた方が妥当だということです。
中国産におされ、国産の黒糖は年間数千トン廃棄に追い込まれています。
もっと国産の黒糖に目を向けたいところです。
PS、多良間島に根付いた高知出身の名物親父さんもそう言ってました(笑)
ekoken
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