山で想うこと
「会社が苦しい時ってこんな感じですよね」
先日の台風の影響を受けて霧雨の降る真っ白な登山道(剣山標高1955m)を登りながら友人が呟やきました。
3人とも苦しい時期をお互いに知っているので妙にその言葉が心に残りました。
靄のかかる登山道
経営においてやるべきことを見失う大きな理由として「優先順位を決めかねる」があります。
①企業価値(アイデンティティ)の創造
②戦略の策定と実行
③組織マネジメントの遂行
多くの中小企業の経営者はこの3つを同時遂行しています。
時として優先度は状況により変わりますが(離職に伴う体制の立て直しなど)、本来経営者の最重要ミッションは
①企業価値(アイデンティティ)の創造
です。
3つを同時遂行しているうちは当然ながら睡眠時間を削るか実行スピードに折り合いを付けることになります。
だからこそ、権限を委譲できるメンバーを社内で育成しつつ、共鳴する仲間を求めて持続的にアイデンティティを発信し続ける必要があります。
ひとつのアイデンティティを共有しながら責任感を伴ったメンバーに権限が委譲され、大きなエネルギーの塊となれる組織は、強い。
三国志で例えるなら
アイデンティティの創造・・・劉備玄徳
戦略の策定と実行・・・・・・諸葛孔明
組織マネジメントの遂行・・・関羽雲長
という役割の独立分権化。
ただ、焦らずに、やるべきことを見失うことなく一歩ずつ一歩ずつ。
山登りは人生にも喩えられますが、こんなことを考えるきっかけも登山の魅力ですね。











