おもちゃ遊びに
夢中になっている子どもは最強。
その理由とは
公園や児童館、支援センターで
よく見かけるあの光景。
それは、おもちゃをめぐるやり取り。
すんなり貸してもらえるときや
貸してあげられるときもあれば
穏便にいかないことも、ある。
いきなり取り上げられた。
「かーしーて！」
何度お願いしてもスルーされた。
「こっちと交換して」
「イヤ」とはっきり断わられたり
「いいよ」と言ってくれたけど
相変わらず待ちぼうけ状態だったり。
いろんなやり取りが見られますよね。
今日のお話は“貸せない子が悪い”
そういう話ではなくて、ですね
子ども同士のやり取りを
よーーーーく観察してみてみると…
今遊んでいるおもちゃで満足している子が
最強だということが分かる。
“今に満足状態”ってメンタル的に風上です。
無心・夢中になっている子どもは
自己充足しています。
人の目なんてまるで気にしていないし、
他のものには興味がない。
傍から見ても楽しそう。
だから平気で「ヤダ！」って言える。
決定権がある。
👦あの子が遊んでいるおもちゃ
何だか楽しそうだなぁ…
ボクも欲しいなぁ。
ねぇねぇ、これと交換しない？
いつになったら貸してもらえるのかな…
ねぇ、まだ？
貸してよー！
もう、ケチ
の側より有利なんですよね。
(注)おもちゃが羨ましくなる子どものことを
否定しているのではありません。
このおもちゃをめぐる例え話を
大人のあなたに置き換えてみて欲しいのです。
何かにつけ、周囲を羨ましがっていませんか？
「ずるい」
心の中で小言をつぶやいていませんか。
今に満足できていますか？
自分を幸せにすることを意識している？
自己充足はできていますか？
「あれも足りない」
「これも足りない」
ナイナイづくしになっていませんか？
家があるのは当たり前。
水道や電気やガスが通っていて当たり前。
部屋が温かくて当たり前。
家族が元気なのは当たり前。
旦那が給料稼いでくるのは当たり前。
育児に協力してくれるのは当たり前。
子どもが勉強するのは当たり前。
作ったものを食べてくれるのは当たり前。
言うこときくのは当たり前。
ホントに当たり前？
今に満足ができなくなると途端に苦しくなり
嫉妬や劣等感に飲み込まれ
人生がズレていきます。
もともとは
旦那さんと結婚したときはハッピーの極みだった。
子どもが産まれたときは
人生最高の感動を味わった。
五体満足で産まれてきただけで
「ありがとう」心底思えた。
二人きりで住んでいたときは
小さなおうちだったかもしれない。
けれど今は子ども部屋まである。
家族が増えたことで
夫婦だけでは味わえない世界をたくさん知った。
あなたは今に満足しているときが
必ずあったはずであり、最強だったのです。
欠乏ばかりに意識が向いていると
手元にあるものもやがて消えていってしまう。
あなたは生涯、探し物をしつづけて生きてゆく？
毎日、ほんの少し時間を取って
部屋をぐるりと見渡したり、思い出して
在るものを数えてみませんか。
きっといっぱいあるんじゃないかな
そこには奇跡や運命もいっぱい詰まっているよ。
あなたは既にいろんなものを持っているからね✨
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