梅雨時期というのは不調が出やすくもあり、
また、普段のちょっとした不調が悪化しやすくなったりします。
治療院にも、梅雨になるといつもとは違う不調で来院されたり、持病が悪化してしまって来院される方が増えることがあります。
例えば、偏頭痛、自律神経失調症、パニック障害、そしてアトピーなども、梅雨時期に悪化しやすくなるようです。
そんな梅雨の不調は、梅雨が過ぎるまで我慢しましょう、ということはもちろんありません。
ちょっとした工夫、気をつけることで、梅雨の不調を乗り切ることができます。
まず、梅雨にいちばん気をつけたいことは、
「胃腸の乱れを未然に防ぐ」
ということ。
梅雨になると、胃や腸の調子が悪くなりやすい、という人も多いのでは？
梅雨は、身体の水分代謝が悪くなるのです。
そうすると、余分な水分が抜けないので、腹痛、軟便、下痢などを起こしやすくなります。
それが、お腹だけではなく、身体の不調も呼び起こします。
では、その胃腸を守るために気をつけることを
ご紹介します。
まず一つめは、食事。
ゆっくりよく噛んで食べましょう。
深夜の食事は、避けましょう。
そして、水分を摂りすぎないようにしましょう。
もちろん、極端に水分を摂らないのは、よくありませんが、摂りすぎはお腹を壊しやすくなります。
脱水症状を予防するために水分を多く摂りすぎて
かえってお腹を壊して脱水症状が起こる、なんてこともありえるのです。
おススメは、冷たい飲み物は避けて、白湯をゆっくりと少しづつ飲むこと。
一気に大量に飲むのは避けてください。
また、同じ温かい飲み物でも、コーヒーなどは控えめにした方がいいでしょう。
もうひとつは睡眠です。
睡眠不足は胃腸に疲労をためてしまいます。
しっかりと睡眠時間を確保しましょう。
10時〜11時くらいには布団に入って寝ることをおすすめします。
また、睡眠中にお腹や足を冷やさないこと。
これも胃腸の不調の原因になります。
そして、もうひとつ。
運動です。
身体を温めたり、血流を良くするのに必要なのは
筋肉です。
ですが、最近は運動不足の方が多いようですね。
筋肉は、梅雨に入ったから運動をしてもすぐにつくものではありません。
梅雨に限らず、毎日の積み重ねで筋肉をつけることが大切なのです。
しっかりと筋肉をつけることで、梅雨に負けない身体を作っていく、ということです。
いかがでしたか？
それほど難しいことはなく、梅雨に負けない身体を作ることができると思いませんか？
健康は毎日の積み重ね。
ぜひ実践してみてください！
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