In My Head | 危うい球体(独語)・その2

危うい球体(独語)・その2

引き続き、気ままに日記を書いていきます。よろしくお願いいたします。

雨が頻繁に降りこんなにも毎日ジメジメしているというのに、今年の梅雨入りは記録的な遅さとなる可能性が高いそうだ。


この時期よくチェックするのが蒸し暑さを測る指標「不快指数」。

これは割と信用している。

なんといっても「不快指数」って名前がいい。

一刀両断。

確か気温と湿度で計算するやつ。

そう。

問題は気温の高低だけではなく湿度との絡みにある。


はぁ〰〰〰……


頭にきのこ生えてきそう。

秋になるまで冷蔵庫の中で暮らしたい。


などと思っていたらUsenからアントニオ・カルロス・ジョビンの『Tema jazz』が流れてきて心が楽になった。


思い出したように『三月の水』も聴いてみる。

6月だけど。





『三月の水』

枝 石ころ 行き止まり 切り株の腰掛け 
少しだけ独りぼっち
ガラスの破片 
これは人生 これは太陽 これは夜 これは死

銃 この足 この地面 この身と骨
道路の響き スリングショット 
魚 閃光 銀色の輝き
争い 賭け 弓の射程 風の森 廊下の足音
擦り傷 こぶ 何でもない

槍 釘 先端 爪 ぽたぽた 
この物語の終幕
トラックが運んでくる一杯の煉瓦 
柔らかな朝日の中
銃声 丑三つ時

1マイル やるべき事 前進 衝突
女の子 韻 風邪 おたふく風邪
家の予定 ベッドの中の身体 立ち往生した車
ぬかるみ ぬかるみ

そして川岸が語る 三月の水
人生の約束 心の喜び

浮遊 漂流 飛行 翼
鷹 うずら 春の約束 泉の源
最終行 落胆した貴方の顔
喪失 発見

蛇 枝 あいつ あの男
貴方の手の中のトゲ そしてつま先の傷

川岸が語る 三月の水
それは人生の約束 それはあなたの心の喜び

一点 ひと粒 蜂 ひと口
瞬き 禿鷹 突如の闇

ピン 針 一撃 痛み
カタツムリ なぞなぞ 借り鉢 染み

枝 石ころ 最後の荷物 切り株の腰掛け 一本道

そして川岸が語る 三月の水
絶望の終わり 心の喜び 心の喜び 心の喜び

この足 この地面
枝 石ころ これは予感 これは希望




昔ラジオで朗読されていた菊地成孔さんの訳詞が素晴らしくって好きです。


空中に漂う音符や目には見えない空気の神経を掴んでいく感じ。

張り詰めてないのに射る。






NewDad。

アイルランドのインディーズバンド?らしい。
廃墟に佇むマネキンのようなインパクトの強いアルバムジャケットにやられました。※カバー画像を参照
不気味だけど美しい。


「2000年代にこういうバンドをよく聴いていたなー、Mercury Revとか大好きだったなー」という懐かしさ(シューゲイザーとかドリームポップみたいな)もありつつ、瑞々しさも感じつつ。


優しく絶望している感じがするこの曲が好き。
MVの素朴な感じもまた一興。



この曲もいいんだよなー。
『Madra』はアイルランド語で犬を意味する言葉だそうです。






会話と対話の違いとか、マチコさんのサマーカットのこと、読みかけで熟成させてる本のこと、あと深夜の交番の警察官不在率について。
最近はそんなようなことをぐるぐると考えている🧠

🧠脳の絵文字かわいい🧠