こんにちは。
毎度まいど、「医と食」からは勉強させていただいています。
第7巻2号より拝借しました。
ガス生物学、という発想は無知な私でしたので、興味深いものでした!
『腸管内で発生する揮発性ガスは吸収されるものもあるが、
表層の受容体に結合してその働きを制御したり、
活性化する働きがある。』
末松誠氏
杖末ガスバイオロジープロジェクト ⇒ ホームページ
臓器からはガスCO(一酸化炭素)がでるが、
肝臓では血管を拡張させるが、脳では収縮させる反応がみられる。
これは受容体が異なるのかもしれないと言う仮説から研究が始まったようです。
腸内の現象に関しては腸内細菌ネットワークと健康、といった研究は良く耳にしますが、
ガスについては盲目でした(゜゜)
また腸内細菌でさえ、「日本人は欧米人と3分の一くらい異なり、海草を分解できる菌は日本人にしかないと言われているために、栄養学分野ではまだ欧米の文献を追っかけることが多いけども日本人を対象とした研究をもっと発展させてほしい」との渡邊昌氏。
リハビリテーションとは直接的には関係の薄い分野かも知れませんが、
身体に不具合、障がいといった後遺症が残ったり、また高齢になるにつれて腸の機能は低下し食べることだけでなく出すことに苦慮されている方が大変多くおられます。
単なる「便秘」で片づけてはイカンと、思う次第です。
私はサプリメントを摂取する人間ですが、
その“効果”を感じようとしたいときには腸の環境が重要と、ここ最近はつくづく感じます。
不摂生が続き腸が荒れているだろうという際には、サプリメントを必死に飲んでも、調子の良さを実感できない。
改めて自分の腸を労わってやろうと感じた雑誌でした!('_')
Masa