患者さんとの空間 | リハビリ茶屋

リハビリ茶屋

理学療法士/抗加齢指導士のエイジング情報

リハビリ臨床家は、患者さんの身体に実際に触れる時間が多いこともあり、


親密な関係になります。(変な意味じゃなく)




その際の、「関係性の築き方」というと安っぽい感じになりますが、


リハビリ用ベッドの上では、単なる世間話をしながらストレッチングや筋トレ、関節運動をすればよいのではなく、

リハビリ茶屋-rehabbed  

リハビリ用ベッド(通称プラットホーム)







障害を負った = 今までとは違うカラダの感覚を新しく捉え、自己身体を創発することを前提とし、


身体を洗練していく必要があると思います。



⇒ 身体知研究会 HP







カラダの組織は、自然治癒力を備えてる故に放っておいてもそれなりに回復していきますから、


動かなかった麻痺の手や足が、ある日動くようになることも納得いったりします。

しかし、障害という状態に陥った感覚から、筋・骨格系組織のみならず思考・認知過程に至るまで、


新しい身体と向き合う時間となります。


参照枠を新しく創り変えなければいけません



⇒ 脳内参照枠と脳外参照枠 (ハート・ネットHP)






担当の療法士は、その時間と空間を活用して、


そのカラダの創発を黒子として)支援する必要があると思います。








Masa



⇒リハビリ茶屋は、そんな環境設定を事業計画に組み込んでいます。