糖尿病とリハビリ | リハビリ茶屋

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理学療法士/抗加齢指導士のエイジング情報

ネコやイヌも糖尿病増加!(ヘルスデージャパン)⇒http://www.healthdayjapan.com/index.php?option=com_content&task=view&id=3096&Itemid=39


なんだか変な時代です。(そんな時代でしか生活したことのない私たちですが。)






そんなことより、


糖尿病療養指導士認定機構 により認定される糖尿病療養指導士という資格があります。


当院にも、その資格を保有している管理栄養士が1名います。


定期的に、糖尿病教室を実施している模様。





健康日本21 』でテーマに挙げられているように、


糖尿病患者さん数を減らすために運動と食事の指導を――とのことですが、


実際の現場の話、運動←→栄養指導には何の絡みもありません


他施設・他院の同職者に聞いても、


まず栄養の事を考慮した運動を提供している方は、少ないのが悲しき現状です。


それどころか、体調不良により病欠することが当たり前のような感覚のような…。


自己管理が出来ないのはプロフェッショナルとして失格です。





とあるシンポジウムでその現場状況に助言をいただこうとしたところ、結局は「保険点数が取れないという理由により対応していないところが多いんでしょう。」という回答でした。(じゃ、どうすんの!と思いましたが。)


糖尿病はリハ対応者にも、半数以上の方に付随している関連疾患です。


その際に「インスリン抵抗性と酸化ストレス」の視点から病態を把握した上で運動負荷量を決定しないと、


まったくもって惰性で運動している感が強く残ります。





なにが言いたいかと申しますと、


糖尿病、糖尿病とあっさり表現するのはアバウトすぎるということ。


個々人によりどういった生化学・分子機序によって血糖値が下がらない状態になっているかの表記をせめてカルテに書いてもらってあると、


ある程度の栄養指導内容や運動負荷量と種類を判断していけるのになぁ、と思ったりするのです。






糖質制限食の第一人者、江部医師のブログがお勧めです。 ⇒ドクター江部の糖尿病徒然日記







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