ブレイン・フード | リハビリ茶屋

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理学療法士/抗加齢指導士のエイジング情報

『Brain Food』


私が大きく興味を持つテーマの一つです。


要するに、


「食べたら、頭良くなる!」という食べ物。(ちょっと表現が大雑把すぎるかもだけど)






予防医学を重要視されてきている現代医学の背景には、


 高齢者の認知症に限らず、


 中高年の自殺


 サラリーマンや産後のうつ病


 自律神経失調症の女性


 キレる若者、


 注意欠陥多動性障害ADHD )の子ども


・・など、脳機能障害が原因とされる社会問題となる病気が増えていることがある。





これらの脳機能障害に対する決定的な治療法はないので、あくまでも「予防」することが重要ということでしょう。


それら脳機能障害予防食品としてブレイン・フード (日経BPセーフティジャパンより)が注目されています。







▼代表例▼


脳の血流改善 (血小板凝集抑制・血栓形成抑制 ⇒ 結構促進・脳梗塞予防)


 …EPA、イチョウ葉エキス、テアニン、アスタキサンチン、ビンカマイナーエキスなど


抗酸化作用 (抗酸化⇒LDL過酸化防止 ⇒ 動脈硬化予防)

 

 …イチョウ葉エキス、アスタキサンチン、GABA、トコトリエノール、ハーブ類など


脳神経細胞活性化 (脳機能改善、脳代謝活性化)


 …DHA、αリポ核酸、GABA、Lカルニチン、ホスファチジルセリン、コエンザイムQ、ビンカマイナーエキスなど


抗疲労と休養 (回復と質の高い睡眠)


 …ミルクペプチド、メラトニン、アスタキサンチンなど


(Fanctional Food Vol3.No.3.2009.フジメディカル出版より抜粋)







個人的には、脳神経細胞を活性化してくれる栄養素が、外部刺激や経験によってどのように脳内表出と運動プログラミング、さらにはオートポイエシス に絡んでそれが運動表現(行為)として現れてくるか!ということに興味深々です。


これらを食べながら、

リハビリテーションを受けたら、潜在能力を引き上げられるかな? (°∀°)b





何にしろ、栄養と脳の関係性が科学的にどういうメカニズムで作用されているのか、ということが徐々に解明されつつありますので、今後注目に値する分野であることは間違いなし!


です。




Masa