ちょっと季節外れですが、冷奴に鰹節。





これって、昔からよくある食べ合わせ。


でも昔の人はすごいですね。とっても理にかなってる。


豆腐は、体の中では作ることができない多くの必須アミノ酸を多く含んでいるんですが、そのうち「ある一種類のアミノ酸」だけが非常に少ない。


必須アミノ酸




でもそこに鰹節をかけることによって、その欠けたアミノ酸が加わり、その結果、冷奴は必須アミノ酸がバランスよく入った食品に。ちょうどピースが欠けたパズルがピタッとはまる感じですかね。

(これだけで完全栄養食みたいなことでありませんが。)







わたしたちが口からとったたんぱく質は、胃で消化され一旦アミノ酸にまで分解され、腸から吸収されます。そのアミノ酸を使って、体はまたいろんなものを合成していきます。






で、 この「たんぱく質の合成」をするときに、先程の「お豆腐に欠けてるアミノ酸」というのは

\はいー、たんぱく質を合成しますよー!/

って先頭に立って、他のアミノ酸に号令をかける、リーダー的な存在のアミノ酸君。




だから、このアミノ酸が欠けている状態では、いくら他のアミノ酸がたくさんあっても、たんぱく質の合成はうまく進まないんです。


昔の人はこれをわかってやっていたのかなぁ?


まぁ鰹節に限らず「動物性たんぱく質」の中にその大事なアミノ酸は多いので、要はバランスが大事ということですね。にっこり








大豆食品にはもちろん利点もたくさんありますが、全般的にこの「先頭に立つ」大事なアミノ酸が少な目。


なので、豆乳とか豆腐とか大豆製品をメインのたんぱく源としてしまうと、詳細な血液検査をして栄養状態をみてみたときに


「あれ?たんぱく質ちゃんとしっかり摂ってるのに…。」


と残念な結果になりかねません。朝のたんぱく質は、豆乳だけ、みたいな方もいらっしゃいますよね。










特に、癌患者さんは動物性たんぱく質を避ける傾向にあり、中には大豆製品の方がヘルシー、体にいい、と思っている方も…。もちろん体にはいいんですけどね。


まぁ、これは「動物性たんぱく質を避ける」というよりは、むしろ低たんぱくから胃酸の分泌量が低く、消化力が下がってしまっていて


「お肉なんかはちょっと重い…。消化にいいお豆腐や厚揚げのほうが楽で…。」ネガティブ


って感じで無意識のうちに大豆製品の方が多くなってしまっているかもしれませんね。


胆汁もうまく作れてなければ、油物の消化も難しくなりますし…。


体内でたんぱく質が不足している方ほど、こういう感じになりやすいです。


消化できないのに無理してお肉を食べるのは逆効果ですが…。





例えば肉豆腐とか指差し




こういった「植物性✖️動物性のたんぱく質のかけ合わせ」を意識しながら、少しずつ増やしていくのもいいですね。










それと、特に癌患者さんに多い「玄米菜食」これはちょっとまずいですね…。注意 玄米菜食とはいかないまでも、野菜や大豆製品中心で、たまーに魚や鶏肉をちょろっとだけ…とかね。


ごめんなさい、一生懸命取り組まれている方を否定するわけではないのですが…。🙏


たんぱく質ももちろんですが、やっぱりお肉など動物性食品に多いヘム鉄、亜鉛などの重要なミネラルが圧倒的に足りません。


細胞に分化誘導(秩序正しい正常な細胞分裂)を働きかける、ビタミンAやビタミンDも圧倒的に足りません。


エネルギー産生に必要なビタミンB群も圧倒的に足りません。だからエネルギー不足で、すぐにへたってしまう。


幸せホルモン「セロトニン」を作るにもこういった栄養素が材料として不可欠なので、メンタルも不安定になりやすい。


そもそも玄米自体、消化がかなり大変で、胃腸の状態によっては逆効果なことも。消化力や腸の状態を確認することなく、一律にはおすすめできません。


癌にいいと思って一生懸命やっていた食事が、かえって栄養欠損を悪化させていた…。ガーン


ひいては抗がん剤などの副作用をさらに悪化させてしまっていた…。ネガティブ


っていう残念な結果になりかねません。








動物性たんぱく質はちょっと…ネガティブ ということであれば、まずはその原因を探っていかなくてはなりません。


「でも、いまさら食事を大きく変えるのも難しい…。」



それなら、圧倒的に不足している栄養素は「質の確かなサプリメント」でちゃんと補ったほうが賢明です。



質には要注意ですけどね。











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・2021年10月   右乳癌ステージ2B

腫瘍径 1.8cm ER100% PR100% Her2(-) Ki67 30% 核異形度3 ルミナルB 腋窩リンパ節転移 2ヵ所

・2021年12月   放射線治療

・2022年  1月   ホルモン療法開始

・2022年  6月   PET 乳腺、腋窩リンパの腫瘍は消失も肝臓2ヶ所、肺、肋骨に転移が判明→乳癌ステージ4

・2022年  8月   免疫療法開始

・2022年  2月   PET 肝臓2ヶ所は縮小

・2022年  3月   肋骨のみ放射線治療

・2022年  3月   肺、肋骨に追加の免疫処置
・2023年  9月   PET 肝臓、肋骨は消失、肺は縮小も第5腰椎に新たな骨転移
・2023年 11月  第5腰椎骨転移にラジオ波治療
・2023年 12月  免疫療法にて再発予防の処置開始


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