客観的な『位置』の表現をカラーキューブで理解する | 2歳児からの考える力を伸ばす幼児教室 英才アカデミー東灘教室

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子どもなら誰でも持っている「知りたい!」「まねしたい!」という欲求を引き出して、楽しみながら考える力を伸ばします。

こんにちは。英才アカデミー東灘教室です。

年少さんクラスのレッスンで、カラーキューブを使った「位置の表し方」の取組をしました。

 

赤・青・黄・緑の4色のキューブを積み上げます。

「いちばん上は何色?」「いちばん下は何色?」

正しく言えていたら、「上から2番目は?」「下から2番目は?」と聞いてみます。


「上・下」という、空間認識をあらわす概念と、「〇ばんめ」という、”順序数”の理解の課題です。

「いちばん上」「上から2ばんめ」「上から3ばんめ」がわかるのに、「上から4ばんめ」を聞くと、急にわからなくなることがあります。


「3ばんめまではわかるのにどうして??」と思ってしまいますが・・・

子どもにとって、上から数えて4つめのこのキューブはもはや「上」じゃなくて「下」だよ!と思ってしまうのですね。

だから戸惑ってしまうのではないでしょうか。

このような課題で子どもが答えられない場合、どこでつまづいているのか?

 

・・・「上・下」という概念(言葉の意味)が分かっていないのか?

・・・「〇ばんめ」という”順序”をあらわす数字の意味がわかっていないのか?
・・・それとも「上・下」という位置関係を相対的にではなく絶対的なものとしてとらえてしまっているのか?

 

見極める必要がありますね。

 

「上・下」ができたら、こんどは横一列に並べて「右・左」、縦一列に並べて「前・後ろ」でもやってみます。

 

指定された場所がどこか分かるようなら、次は「赤いキューブの場所はどこ?」などと聞いてみましょう。

 

正しく「上から3ばんめ」などと、客観的な表現で「位置」を言い表すことが出来るでしょうか?



また、このように2列に並べれば、

 

「右の列の上から2番目」など、「右・左」、「上・下」の2つの視点で位置をとらえることが必要になります。

 

カラーキューブなどの具体物での理解ができれば、次は平面図上での理解にすすんでいきます。

 

関連記事:客観的な「位置」の表し方

 

 

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