ワグナーのマイスタージンガーを聴いて 気づいたこと | ことのは 心を言の葉にのせて 時に音楽も

ことのは 心を言の葉にのせて 時に音楽も

想いをそのまま 言の葉にして
音楽をのせることも
ふとした気づきを




ワグナー全集を見かけてこのCDを購入


マイスタージンガーが好きなので そればかり聞いているのですが


楽劇版というか 器楽演奏のみでないので

同じ前奏曲でも これだけ違うのかと


コンサートでも聞くきことありますが

楽劇というかオペラを

演奏したオケや指揮者と

そうでない オケ指揮者の曲


まるで別物なのですね


そういえば

カラヤンはピアニストで

ピアノから創造する音楽の限界を感じて

オーケストラーの創造する音楽の大きさに惹かれて指揮者に


そして 若いときに オペラに指揮者をかなりしている


歌 演劇 ドラマこの要素を自分の音楽の中に実践を積むことで内包していった


器楽曲とオペラて別な存在ですが

質の高いオペラがあるのとないのでは


音楽の創造の厚み 深さが違ってくるのかも


ショパンのピアノがとても歌がある

それはショパン自身がオペラ好きで

体感していたから


日本人がショパンコンクールで

優勝者が出ないのも


技術以外の本質的な部分で

日本には ヨーロッパにあって 日本には欠如しているものがあるからではと思う


弦楽器は演奏家自身の絶対音感が

ストレートに演奏に現れてくるが


ピアノは逆に それにあたる部分を

芸術性を伴い創造するのが困難な楽器なので

技術でない部分の差が


世界的なというか 高レベルのコンクールでは


とても大きな差になるにではと思います


寿司が日本のものと 海外のものが大きく違うように


もしかしたら

日本で上演されているオペラは


日本人が海外で寿司を見て日本人が違うと思うと感じるのと同じことが起こっているのだろうか


歌舞伎や能も

数100年の歴史を持ち

外国人がそう簡単に演じることができないと同じように


でも

オペラの題材は メロドラマ的な 話の内容は正直低俗なものだと思いますが


音楽をなくして 演劇的な要素だと

お金を払い見に行く人いないと思います


逆に

アリア集というか 音楽だけの方が

価値が高いと思います


現代はミュージカルがあるので


単に 経済的な視点からだと

オペラはコスパが非常に悪いと正直思います