相方は魚の小骨が嫌いだ。
「もし小骨さえなければ、そしてあの特有の臭みがなければ、魚だって食べたいよ」と主張することしばしば。お肉大好きな国民だけど、週に一日、二日は魚介類でも大丈夫という。
小骨がないものは。。。といつもの近所のKauflandにある魚コーナー(Fischtheke)にいくと、たまたま カレイが目についた。日本の台所のように標準装備で魚グリルがあればさっとこれ一枚両面焼いて、日本酒のあてに一杯できるなあ・・・・という妄想しながらも、「カレイは焼けば、皮も骨もきれいに身からはがれますよね」と相談すると、「そんなに小骨が苦手なら、これにしたらいかがですか?」と指さした先にあったものは、魚の白身だけ。頭や尻尾はもちろん、皮や小骨まで、すべて一匹のカレイから取り除いたものでした。それはScholle Filetというものなのだそうで、「一番おいしいところだけ」という「フィレ」だった。
よし、というわけで早速買ってきた。
以前作ったDoradeの料理 をカレイのフィレで作ってみようと思った。
材料:
プチトマト、ふつうのトマトの薄切り、皮ごと柔らかく煮たじゃがいもをアツアツのまま皮をむいて5mm厚さに薄切り、玉ねぎの薄切り、にんにくをつぶしたものを魚の切り身ごとに3つ、今回は合計10個 そして重要なのが瓶詰のKapern。 ハーブ類は、ローズマリー(あとで簡単にとりのぞけるように、なるべく長めの枝ごと)、バジルは焼けこげるだけなので、今回は無しで、日本直送の月桂樹の葉(日本の実家の庭のが一番いい香り)
そのほか、このオーブン料理とは別に、フライパンで黄色パプリカやにんじん、つゆまめを数本だけ、バター炒め(グラッセ?)して魚の横に見栄えよく添えることにした。
味付け:
シンプルにオリーブオイルを、オーブン用の深めの耐熱ガラス皿に焦げつき防止に塗ったり、一番上に置いた魚の上からかけまわすものだけ。ほかには、黒コショウとAlpensalzを少々魚の上にふりかけただけ。
手順:
1 材料をすべて用意したら、耐熱皿にオリーブオイルを塗って、じゃがいも、たまねぎ、プチトマト、ふつうのトマト、にんにくなどをまんべんなく並べる。オーブンの予熱スイッチを入れる(Umluft:ファン加熱)
2 1の上にハーブをちらす。
3 2の上にカレイのフィレを皮目(だった側)を上にして隙間なく並べる。
4 カレイの上から黒コショウとAlpensalzを少々とオリーブオイルを適当にかけまわす。
5 耐熱皿付属の蓋をきっちりして、オーブン(Umluft:ファン加熱)で、じっくり魚やにんにく、トマトの内部に熱を通し、魚の味がじっくりその下にある野菜全体にしみわたるようにする、野菜からの香りや煮汁が魚にいきわたるようにする。220度で20分から30分。ときどきオーブンの外から眺めてころあいをみて、止める。
6 耐熱皿付属の蓋をはずして、蓋無しの状態で、オーブン(Grill:ファン無しのグリル加熱のみ)で 最高温度の250度で 5分くらい様子をみながら焼く 表面がカリッとしてきたら、焦げる寸前でオーブンスイッチを切ってできあがり。食べる直前にローズマリーを取り除き、レモンを絞りかける。
結果:
小骨もないし、相方の好きなKapernもいい味を出しているので魚はすっかり平らげてくれた。野菜がちょっと多かったのか、少し残されてしまった。明日これらを再利用して全く違う料理にしてみよう。。。(^^)v お魚の良いだしが出ているので、冷凍シーフードを入れてトマトグラタンなどにしたらおいしそうだ。
相方によれば、この料理法は「地中海風」なのだそうだ。以前ギリシャに旅行した時レストランでしょっちゅう このような料理が出てきたと言っていた。偶然とはいえ、相方の好きな料理が作れてよかった。健康にもよさそうだし。
地中海風料理とは、オリーブオイル、オリーブの実、トマトやなす、パプリカやズッキーニといった野菜
にんにく、青ネギ、玉ねぎ、そして魚介類 ハーブ、ローズマリー、タイム、フェンヒエル、キュンメル、オレガノそしてバジル、を使ったものらしいです。
付け合わせに、白パンや、パスタや米。好みで赤ワイン。
今回はじゃがいもがたっぷり入っていたので、パンを食べる気がしなかったが、次回じゃがいもを減らしてみようかな。