医学部挑戦記 & 医療・Science情報 -2ページ目

皆既日食、各地で楽しんで 29日ネットでライブ中継

本時間の29日午後に、アフリカや中央アジアなどで観測される皆既日食を現地からの生中継画像で観賞するイベントを、国立天文台などが開く。 「Eclipse Cafe2006」と名付けられたこのイベントは、国立天文台が今回初めて企画。北海道や静岡県など全国8カ所の天文台や科学館などで日食のライブ中継を楽しめる。 うち群馬、広島、和歌山各県の会場では、参加者がトルコの現場にいる研究者と、テレビ会議システムを使って質問することなどもできる。 中継は、これまでにもインターネットで日食をライブ中継している民間団体「ライブ!ユニバース」(東京)と協力し、エジプト、トルコ、リビアの3カ所から行う。

銀河系の立体図を初作製=勾玉形、渦の腕は5本-国立天文台

銀河系

地球や太陽が属する銀河系(天の川銀河)全体の立体図を、国立天文台と東京大の研究チームが電波望遠鏡の観測データに基づき、コンピューターグラフィックスで初めて作った。円盤状で渦を巻く銀河系の輪郭は完全な円ではなく、一部が突き出た勾玉(まがたま)のような形であるほか、6本と考えられていた渦巻きの腕は5本と分かった。研究成果は和歌山大で27日から開かれる日本天文学会で発表される。 

火星から初の「偵察」画像 表面の状況、鮮明に

火星をくまなく観測する「偵察衛星」という意味を持つ米航空宇宙局(NASA)の無人探査機「マーズ・リコネサンス・オービター」が24日、超高解像度カメラで火星表面を撮影した初のテスト画像を地上に送信、鮮明な画質でNASA地上チームを喜ばせた。
 南半球にある長さ4・5キロ、幅2・1キロの範囲をとらえた画像は、高度約2500キロと、11月から始まる本格観測時より9倍以上遠い上空からの撮影だが、溝状に刻まれた細かい筋のような地形や、表面の質感まではっきり分かる。カメラは1メートル四方以下の物体を見分ける性能があり、水の痕跡探しをはじめ、火星への理解が格段に進むと期待されている。

42例目の脳死移植終了

臓器移植法に基づく国内で42例目の脳死移植は、提供された臓器を患者に移植する手術が2カ所の病院で行われ、22日朝までにすべて終了した。 心臓は国立循環器病センター(大阪府吹田市)で拡張型心筋症の30代男性に、肺は京都大病院で肺リンパ脈管筋腫症の30代女性にそれぞれ移植された。 今回の移植では、脳死判定時に、脳波に別の信号が混入したため判定が一度中断されたが、問題がないことが分かり、判定は約2日後に再開された。 

てんかん発作の一因を解明 脳への興奮抑制信号が低下

てんかんの一種で一時的に意識を失う「欠神発作」は、大脳皮質に送られる興奮を抑制する電気信号の量の低下と関係していることを、自然科学研究機構(愛知県岡崎市)の井本敬二教授らの研究グループが、遺伝的にてんかんを起こしやすいマウスを使った実験で突き止めた。15日付の米神経科学会誌「ジャーナル・オブ・ニューロサイエンス」に発表した。 遺伝子の異常によって、てんかんが引き起こされる仕組みは未解明の部分が多く、脳の特定の神経細胞で明確な変化を確認できたのは珍しいという。