週末の土曜日、上の娘と出かけていて、帰りの電車駅で小さなハプニングがあった。
同じ電車で降りた数人の若者グループが前を歩いていた。黒いもじゃもじゃ頭のアラブ系の集団である。
私と娘は彼らの横をすり抜けて階段を下りて行った。その時も視線を感じたが、何も言われずそのまま歩いていった。
私達は一旦バス停で明日の時刻表をチェックした後、再び戻ってきたところ、そのグループが駅の前に立って談笑していた。
私達が来ると、あからさまにじろじろ見てきてニヤニヤ笑っている者もいる。通り過ぎる時何かごちょごちょ言ってきて、無視しているととさらに「ニーハオ」、「ニーハオ」とおかしな声で呼んできた。
私達が徹底的に彼らを無視して歩き続けると、さらにBehindert(障がい者)という声まで飛んできた。
相手は10代の終わりから20代前半の若者で、180cmを超える大きめの子もいた。6,7人はいたと思う。昼日中ではあったが、周りには誰もおらず多勢に無勢。二人の小さいアジア人女性ではどうすることも出来ず、何も聞こえなかったかのように先を急いだ。
何て失礼な奴らだろう。娘は小さく「Whatthefuck」とつぶやいた。
それ以上は何もなく、近所で見たこともない輩だから会うこともないだろうが、あんな奴らが同じ町に住んでいるかと思うと本当に腹が立つ。
旦那に事後報告したところ、言い返したりすればトラブルになる可能性もあったわけだし、無視したのはベストな対応だったと言われたが、腹の虫が治まらない。
このヨーロッパで時折遭遇する「ニーハオ」と声をかけてくる輩。単なるアジア人への挨拶のつもりの人もいるが、悪意を持ってからかう意図でこの言葉を投げつけてくる輩も多い。私はそういう奴らを「ニーハオ魔」と呼んでいるが、そういう経験をしているアジア人は多いらしく、ネットで興味深い記事を見つけた。
さて。ここまでは「悪意のないニイハオ」について解説してきたが、実は日本人が海外で言われる「ニイハオ」にはもう一つの種類がある。それはアジア人を馬鹿にしてやろうという差別意識に基づいた「悪意のあるニイハオ」だ。
このニイハオは、単なる挨拶として言われるわけではない点が、すでに紹介した「悪意のないニイハオ」との最大の違いだ。ニヤニヤしながら何度もニイハオと連呼してくるだけでも嫌な気分にさせられるが、ニイハオの後にアジア人に対する差別的な言動(よくあるのは「ちんちゃんちょん」等)や、カンフー映画の真似、吊り目ポーズなどの差別的な行為とセットであることも少なくない。
私も悪意のない「ニーハオ」はすぐわかる。
夏休み旅行で訪れたクロアチアのレストランで、ウェイターのお兄ちゃんに「ニーハオ」と挨拶されたが、それはフレンドリーなトーンで、ただ単にこちらを中国人と思ったからというのが伝わってきた。(ちなみに旦那が「彼女はジャパニーズ」といったところ、すぐに「おお、コンニチハ」)
以前にアフリカンフェスティバルでも黒人のおじさんに通りすがりに「よっ、ニーハオ!」と声をかけられたが、話をしてみると、アジア人にはみんなニーハオと挨拶するものと思っていたようで、単に声をかけたかったということだった。
そして、この「悪意のあるニイハオ」が含有する差別意識や侮蔑的な感情というものは、同じ言葉や同じ文化を共有してない人間同士であっても伝わってくるのだ。そこには目線、表情、声色、行動...などさまざまな要因があるのだろうが、おそらく経験したことがある人は全員一致で「ニイハオに含められた悪意は必ずこちらに伝わる」と言うのではないだろうか。
まさにその通り。ニーハオに込められた悪意は必ずこちらに伝わる。
このアラブ系集団はドイツ語で話していたので、ドイツで学校に通った者達だと思うが、一体どんな教育を受けたのだろう。
旦那に言わせると、正しい教育の欠如、及び彼らの両親の国で女性を扱う基準がヨーロッパのそれと著しく異なるのが問題だと言うが、ホンマにどないなっとるっちゅーねん。誰か教えてほしい。
いつもながら思うのが、旦那が側にいたらまず何も言ってこなかっただろう、こちらが大柄の女性だったら、明らかに外国人でなければ、アジア人でなければあのニーハオ魔たちは別の反応をしていただろうか。
神様!どうか来世は私を185cmを超える屈強な男として生まれ変わらせてください。筋骨たくましく眼光も鋭くてワルどもがビビッて寄ってこないような。それはそれでいい人も怖がって近づいてこないような気もするが・・・。
とっさに浮かんだイメージはゴルゴ13。やだー、今世は悪妻・愚母だったのが来世は一転してゴルゴだなんて。😆😱





































