こんにちは。
【エイムエール graphic design】の
ふみえです。
ご訪問くださり
ありがとうございます。
プロフィールはこちら
今日は
インドネシアはジャカルタで
ご主人の駐在に帯同して
駐妻でいらっしゃる
まきこさんの名刺を
ご紹介いたします。
私が
フリーデザイナーになろうと
考えられるようになったのは
いろんな方達との出会いのおかげ
でありますが
まきこさんとの出会いも
私に大きな影響を
与えてくれました。
まきこさんは
ジャカルタの前は
バンコク駐妻で
いらっしゃいました。
その時に
キャリアに悩むバンコク駐妻が
「しごと」を見つけ
共に応援し
成長するコミュニティ
を立ち上げられました。
キャリア
…「仕事」のみならず「人生」も含む。
しごと
…就労だけを指さず
自分の力を社会に還元する方法。
今では約60名の
バンコク駐妻が集い
まだまだ
仲間を増やしていっています。
私も参加させていただき
いろんな情報や刺激をもらい
抜け出そうともがき
将来の事を考えられるようになり
今に至ります。
『まなとも』がなければ
まきこさんがいなければ
私はいつまでもボーッとした駐妻で
日本に帰ってもボーッとしていた
かもしれません。
そんなこともあり
制作のご依頼をくださった時は
ご恩を返せるチャンス！ と
とても嬉しかったのです。
さて
駐妻は多くの国では
働くことが出来ません。
現地では
専業主婦にならざるを得ない女性が
大半です。
日本でバリバリ働いていた女性も
ご主人について行くため退職したり
ご自身のキャリアを中断したり
するのです。
まきこさんも
その一人。
ブログタイトルを
『働きたい駐在妻』と
銘打つほど
働けないけど働きたい思いを
綴られています。
でも
ただ嘆いているだけでは
ありません。
私や他の駐妻さんが
まきこさんに惹かれるのは
その圧倒的な
行 動 力 
なのです。
日経xwoman Terraceで
アンバサダーとして
ブログを書かれたり
ブログヘッダーなどで
制作をご依頼いただいている
MAYAさんの
アシスタントをされたり
一緒にイベントを開催されたり
MYコンパス内で
活動されたり
ビジネスプランコンテストに
登壇されたり
ここではとても書ききれず
日本でフルタイムで
働かれている女性と同じくらい
忙しくされています
働けないけど
今できることをして
自分の未来を
自分で切り開いていく。
そんな姿がとても
眩しくて
憧れて
勇気をもらえて
目が離せない駐妻さんなのです。
そんなまきこさんですが
まきこさんを語る上で
外せないワードが
途 上 国 
なんです。
大学時代には
11カ国へボランティア活動に
赴かれたり
休学して
約1年インドのNGOで
インターンをされたり
就職先では
日本のモノづくりを通して
アジアの途上国に
雇用を生む仕事をされていました。
そして
これからも
「私がやっていきたいのは
やっぱりココ！」
と決意を新たに
NGOのお手伝いを
飛び込み営業で始められて
そんな
ステップアップしようと
されている時に
名刺制作をご依頼くださいました。
Achieving as One
まきこさんの直筆メッセージと
書く人 つなぐ人
まきこさん独自の肩書きです。
まきこさんが
名刺を作って解決したかったことは
「名刺をいただく場面で
渡すものがない私が
嫌だった」
「私が
『何者なのか』を決めて
前に進みたい」
と言うものでした。
最初の案では
おもて面にはまきこさんのお写真や
やっていくこと
うら面は世界地図に
今まで交流のあった国を色つけした
まきこさんの歴史や年表のような
ものや
まきこさんのメッセージを
載せるのはどうかと
ご提案しました。
「私 まきこは こんな人！」という名刺。
まきこさんの魅力を詰め込みたくて
まきこさん自身を全開にアピール
したものでした。
しかし
まきこさんのお写真を載せる事を
まきこさんも私も
良し！
と思っていたのですが
実際に目に見える形にした時に
まきこさんは
「何か違う…」
と気付かれました。
そこから
私の肩書はなんだろう？
「何者か」を表現するなら
なんなんだろう？
深く深く掘り下げて
時間をかけて
考えていかれました。
言語化が得意な
まきこさんです。
その想いの一つ一つを
丁寧に
綴ってくださいました。
新たに気づいた
名刺作りにかける想いを受け取り
ようやく私も
これからのまきこさんを表すデザイン
が見えてきたのでした。
まきこさんが考えられた肩書きは
書く人 つなぐ人
途上国からのバトンを受け取って 日本で彼らの可能性を伝え
繋げることをしていく。
途上国でモノづくりをして
日本でどうやって販売しよう?
どうやって魅力を伝えよう?
などを考えられています。
ご自分がこれから
進む道、未来を
決められました。
そして
一番熱く持つメッセージは
Achieving as One
一緒にやってやろうぜ！一緒に結果だそうぜ！
MYコンパスの
ビジネスプランコンテストに
登壇された時のタイトルでも
あります。
まきこさんがやりたいのは
リーダーなど
先頭に立つことではないと
仰られます。
誰かと組んだり
チームで仕事をしたい。
そしてみんなで
望む未来に辿り着きたい。
そんな想いがこもった
メッセージです。
それらを取り込み
改めてご提案した案を
気に入ってくださり
書体や色味の調整をしていき
完成へと辿り着きました。
納品後には
アンケートに
答えてくださいました。
1.今回名刺をお作りになろうと
思われたきっかけはなんでしょうか？
正直
現在の私は駐在妻で専業主婦で
名刺は必要がありません。
ただ
名刺をいただくような場面で
自分の名刺を渡すことができない
ことが嫌だなと思う気持ちが
ありました。
嫌だと思うなら
作ってしまったら
いいんじゃないか。
そう思ったのがきっかけです。
一般的には駐在妻ではありますが、
自分がやってきたことや
やっていきたいことを言語化し
表現するきっかけになればと思い
名刺を作ることにしました。
2.多くのデザイナーの中から
私に制作ご依頼をしてくださった理由は
何でしたでしょうか？
既にふみえさんが
制作されていた名刺や
チラシ、ブログのヘッダーの作品が
とても素敵だったから。
また
元駐在妻でありながらも
自分のキャリアを自分で切り開こうと
フリーのデザイナーに
なったことに勇気をもらい
ぜひお願いしたいと思いました。
3.仕上がった名刺を見た感想は
いかがでしたでしょうか？
届いた名刺の箱を開けた瞬間に
「わー♡」
と自動的に声が出ました。
画面でやり取りをしてみていたものと
印刷されたものの印象の差が全くなく
よりステキに仕上がった印象でした。
4.私とやり取りした印象はどうでしたか？
名刺を作り終えてみて思うのは
名刺を作った以上に
私の想いをデザインと言葉で
表現してもらったことが
今回名刺を作って得たことです。
明確な肩書のない私の名刺作成は
どんな肩書きを付けるのか
そんなところからのスタートでした。
最初のzoomでのセッションから
とても丁寧にふみえさんが
ヒアリングしてくださり
私の心の奥にある
【想い】を引き出して下さました。
印象的だったのは
「名刺を作って
どんな未来を作りたいですか？」
と言う質問。
こんな質問を
名刺のデザインを決めるヒアリングで
聞かれるとは思っても
いませんでしたが
この質問のおかげで
より深く自分のことを
考える・決めることができました。
名刺を作るための
セッションではありますが、
ふみえさんのヒアリングは本当に
私の人生の相棒となってくれるような
名刺を作るために
ヒアリングくださっていると
強く感じました。
私の言葉のかけらを組み合わせて
それをデザインと言う形で
ステキに表現してくださいました。
名刺以上に
私の想いを具現化して
いただきました。
メールのやり取りも
デザインの変更をお願いした際にも
とても丁寧に真摯に
私の想いをくみ取って
くださいました。
本当にお願いしてよかったと
心から思います。
5.名刺が出来上がり
反響や何かご自身の気持ちに変化は
ありましたか？
自分は何者か。
それをこの名刺を作ることで
決められたことで
自分の今やるべきことが
より明確になりました。
自分で決めた肩書なので
もうそうなれるように走るのみです。
この名刺とともに
私の目指す未来に
進んでいきたいです！
まきこさんのブログでも
2回に渡り
素敵な記事にしていただきました
今回の制作で
名刺は未来につながるアイテムだと
改めて強く確信しました。
まきこさんが
今までに得てきたこと
(途上国との仕事や
ブログを書いての言語化の上達
やりたい事は『Achieving as One』だと
明確にしていった
コミュニティ運営やビジコン参加等の活動)
それらを集約した名刺を持って
これからまきこさんは
進んでいかれます。
こちらの名刺は
今の駐妻という環境のみでなく
日本に帰国された後も使いたい
と考えられています。
ヒアリングの時も
肩書きに悩まれていた時にも
日本に帰ったら
こんな事を考えている
あんな事をやりたい と
将来のこと
未来のことを
語ってくださいました。
まきこさんの名刺は
人とのご縁を広げるだけが
目的ではなく
自分が
望む未来に
たどり着くための名刺でも
あります。
叶えたい夢
なりたい自分は
名刺を見れば
書かれている。
将来を決めるのは
仮だとしても
全然いいと思っています。
失敗する事も
あるかもしれませんが
100%成功するかもしれない。
迷っていても
「コレ！」と決めて
進んでいく中で
未来は開けてくるものでしょう。
大昔の旅人は
道に迷っても
北極星さえ見つけられれば
自分の進む道が分かったと
聞きます。
『私は何者？』
それを記した名刺を
北極星にして進んでいけば
いつかは目的地にたどり着く。
夢は叶う！
コレがあるから
名刺制作は
難しくて
奥が深くて
面白いですね
これからも
途上国と日本の架け橋
『書く人 つなぐ人』
まきこさんの活動を
応援します
そして
自分の望む未来
なりたい姿
そんな想い溢れる
お客様の名刺を
これからも
作り続けていきます。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
