こんにちは。
『エイムエール graphic design』の
ふみえです。
ご訪問くださり
ありがとうございます。
先日
これから駐妻になる方対象の
『渡航前オリエンテーション』
という会の
お手伝いに行ってきました。
駐妻(ちゅうづま)とは
ご主人の海外赴任についていかれる
奥様の事です。
私は
2017年5月〜2018年9月
タイのバンコクで
駐妻でした。
5年住むというから
家具家電布団などなど
全部全部捨てて日本を出たのに
たった1年ちょっとで
帰ってきました。
会社都合で。
そんな
「コラッ
どうなってんだ
」
な体験も聴かせてもらいたい
とのことで
名古屋の会場へ
行ってまいりました。
『渡航前オリエンテーション』とは
グローバルライフデザイン代表
駐在妻キャリアサポートコーチの
普段は東京で開催されている会です。
ご自身も元駐妻であり
ご帰国後のキャリアに悩まれ
そこからコーチになられて
今では駐妻を
いろんな面でサポートする活動を
されています。
『駐妻café』というサイトも
活動の一つ。
現役駐妻や元駐妻の声を集めて
現地の情報が欲しかったり
孤独になりがちな駐妻に向けて
情報を発信しています。
驚くべきところは
こちらのサイト
誰が作って運営しているかというと
駐妻になる前は
SEだった
出版社勤務だった
看護師だった
そんな女性たちが
ミチエさんの元に
オンライン上で集まり
ボランティアで
まとめているのです。
私は
チラシ等デザイン面で携わりました。
今はメインメンバーではありませんが
何かあればお手伝いします。
今回のオリエンテーションも
その一環で行ってきた
というわけです。
さて
今回のオリエンテーションは
５人の方が参加されました。
行き先は
ベルギー🇧🇪
アメリカ🇺🇸
南アフリカ共和国🇿🇦。
何が楽しみ？
何が不安？
日本に帰ってくる頃には
どんな気持ちになっていたい？
帯同するにあたり
抱える思いを言葉にして
カードを選んで表現していきます。
こちらのオリエンテーションは
40ページを超える
きちんと製本された
テキストがあります。
それに沿って
『海外生活を
人生のチャンスにする
5つのヒント』など
ミチエさんがお話して
くださいました。
そうしてお話が一通り終わると
次に
『本帰国までの
わくわくロードマップ』
の作成が始まりました。
実現可能か不可能かは
考えません。
・行ってコレをする
・どこへ旅行する
・何を得て
どんな状態で日本に帰ってくるか
そんな事柄を
付箋に書いていき
未来地図を作っていきます。
真 剣 ！
途中みなさんで
書いた事を発表しあって
「それいい♪」
と思った事は
ご自分の付箋を付け加えたり
されていました。
そんな中
特別ゲスト
『トラベロコ』社長が
いらっしゃいました。
トラベロコとは
海外の現地在住日本人に
「子供の学校見学に付き合って」
「商談に付いてきて通訳して欲しい」
などなど
現地でサポートしてくれる人と
出会えるサービスです。
私はトラベロコ
存じませんでした…。
知っていたら
活用して行動範囲を広げたかった！
とちょっと悔やまれました。
相談だけなら無料です。
トラベロコの魅力をたっぷり
聴かせてくださいました。
その後ランチタイムに。
そこで私は
たった1年ちょっとだけど
駐妻経験者として
困ったことや
良かったことなんかを
お話させていただきました。
私は
名古屋から東京に引っ越す感覚で
バンコクに行ってしまった
人間です。
チガイスギルダロッ
日本人密集地区に住むし
日本食のお店はたくさんあるし
英語タイ語出来なくても
暮らせると聞いたし
日本人向けスーパーで
日本のものが買えると聞いて
東京みたいな
もんでしょ！
と入念な情報収集もせず
痛い目にあったのでした。
バンコク生活で
「何かを得よう！」なんて
これっぽっちも
考えも
思いつきも
しませんでした。
子どものことだけ考えて
環境はきちんと整えて
無事に生きて日本へ帰すのが
私の役目だと。
私は暇つぶしに
タイ語やタイ文字なんかの
習い事しとけば良いかと
考えていました。
そこで現地で
駐妻期間中に何かを得て
本帰国後に備えようと
考える人たちに出会い
本当にビックリしました。
私はなんて能天気で
ボーッとした
駐妻一
意識低い駐妻なんだろう…
と落ち込みました。
それから出会う人々に
刺激をもらい
遅蒔きながら
私も自分の人生の事を考え出し
今こうやって
家で仕事をするようになりました。
このような私でも
なんとか海外生活できて
生きて帰ってこられて
日本で再スタートできた。
「あんな人でもどうにかなるのね
」
なんて
安心材料にしていただきたいと
思って参加しました。
話し下手のくせに
良く人前で話そうと思ったな
と自分に感心しますが
現地の水は硬水か軟水か？とか
硬水だったら日本のシャンプーは
泡立ち悪くすすぎもうまく出来ず最悪です。
病院の診察券は
病気でない時に行って
作っておくとか
子どもを緊急で診てもらいたい時に
助かりました。
診察券作るのにパスポートを見せたり色々と
時間がかかりました。
日本から書籍無料配送サービスなど
ご主人の会社からのサポートを
把握しておくとか
私は行って1年後に知って
「なんで教えてくれないの！」と大ゲンカです
↑主人は主人で大変なので
そこまで気が回らないのでしょう。
そんなことも多々あって
コミュニケーションを大事に
ご主人と仲良くを心がけて
などなど
何か助けになることがあればと
しどろもどろ
どろどろになりながら
話してきました。
このようなオリエンテーション
私が行く前に
あれば良かったのに！
と心から思います。
そうすれば
少しは意識高く
目的意識を持って
渡航できたかもしれません。
駐妻生活を
少しでも不安を解消して
スタートしたい方。
駐妻生活を有意義なものに
したい方。
そんな方は
これからも
『渡航前オリエンテーション』
開催されていきますので
『駐妻café』を
チェックしてみてください。
次回は
私が『駐妻café』で
制作させていただいたものを
ご紹介いたします。
最後までお読みくださり
ありがとうございました。