美しい年の重ね方は | 死を見つめて自分らしく輝こう-Happy Ending Day-

死を見つめて自分らしく輝こう-Happy Ending Day-

死生観を語る場作りをする介護福祉士の記録
この地球にさよならする瞬間
生まれてきてよかった 生きてきてよかったとすべての人が思える社会に

大波を超えて
新しい視座に立てるようになってから
言葉が溢れてくる。

思うままに書いていこう。

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自分の顔写真載せるのって
本当はすごく苦手。。

自分の容姿に自信がないし
どう思われるんだろうとか思っちゃう。



その根っこには子供の頃
たくさん"ブス"って言われて
傷ついた経験があるから。

だから私は自分の容姿が
本当に嫌いだった。

(演劇やってたのは
自分の容姿が好きだからとかじゃなくて
自己表現が好きだったから。)

夫がいくら私を褒めてくれても
いつまで経っても受け入れられなかった。

前に、寝起きの私を
クスっと笑いながら「可愛いね❤️」と
褒めてきた夫に、ばかにしないで?と
めっちゃ怒ったことがある。笑笑笑

夫、混乱して凹んでた🤣

可愛くない私だった。笑
(ごめん!今は笑い話w)
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お年寄りってみんなじゃないけど
ご自分の容姿を否定される方が凄く多いの。

世代もあるし
謙虚さのあらわれもあるだろうけど
特に「老いたご自分」を
否定される方が多い気がする。

おばあさんだからとか
白髪だらけだし
皺だらけだからって。

でも私たち介護職からしたら
歳をとればとるほど
外見が美人とか可愛いとか
本当にどうでも良い。

顔立ちやスタイルで
その人が魅力的な人かどうかなんて
本当に関係ない。

若い子はみんな気にする
痩せてるとか太ってるとか
鼻が大きいとか目が小さいとか
Eラインがとか。

歳をとると外見の
パーツの美しさなんて
本当に役立たず。

表情や言葉遣い
コミュニケーション力
思いやり
醸しだす雰囲気
目の奥の純粋さ
明るさやユーモア
感謝の言葉
卑下するのではなく謙虚な姿

そこに美しさを感じる

たとえ寝たきりの方であっても
存在してるだけで美しいな可愛いなって
不思議と感じさせてくれる方って
いらっしゃるもの。

コイノニアに入所してる
私の叔父は重度障がい者で介護度5。
スプーンを使えば
自分でご飯を食べるくらいはできるけど
他のことは介助者がいなければ
なにもできない。
生まれつき鼻は曲がってるし
歯もない。

それでも不思議と
澄んだ空気を流す魅力がある。
皆んなに愛されてる。

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そんな真実を知った私は
そのままの自分を楽しむようになった。

周りと比べることをやめた。

人と比べるために美容やファッションが
あるのではなく
美容もファッションは
自分のためのセルフケアなんだ。
と思うようになった。

私たちもいつか必ず
おじいちゃんおばあちゃんになる。

ずっとずっと共に生きてくれた
自分自身の肉体を

嘆き悲しみ
否定するのではなく

慈しみ感謝しよう。

今の自分を楽しもう。

今の私自身が心からそう思うから

そうやって私は
お年寄りの方々にも伝えながら
介護をしていこう😊