『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』で、地球にやってきた客人のエルフィア人、ユティスと和人が、会社の仕事称して一緒に出張する場面が出てきます。
どこに、どうして行くことになったのかということはお話をお読みいただくとして、この温泉宿は実に素晴らしいところでして、今や日本人だけでなく、外国人旅行者にも密かに人気スポットになりつつあるんだとか・・・。
わたしも何回か宿泊しております。
わたしがこう言うのも理由があるわけで、まず、秘境温泉は人と車でうるさくない。
人も車も都会の比べてほとんどありませんので、鳥の歌が間近に聞こえてきます。
この時期には、山桜やツツジなんか咲いていて、ウグイスのホーホケキョって声が谷間にこだましますよね。
自然の中にどっぷり浸かる・・・。
これ、重要ですよね。
都会の喧騒に飽き飽きしてる人間にとって、秘境の温泉宿は実に心休まるところです。
自然に囲まれた中でゆっくり静かに過ごすことは命の洗濯だと思います。
宿に着くとすぐにテレビのスイッチを付ける人がいますが、この静けさがいいのに、なんともったいない・・・。
もっとも、テレビが映らないところも多いですけど・・・。
あは。
次に、お食事!
もう、これがたまりません。
特に夕食の豪華さといったら・・・!
とにかく、山菜、季節の野菜、刺身に、焼き魚、煮付けに、お吸い物に、お肉に、デザートだっていろんな果物はあるし・・・。
出てくる、出てくる。
お品の種類もさることながら、その量だって半端じゃないですよぉ!
それに・・・、えへへへ、ビールに地酒・・・。
これを忘れたらいけませんよね!
温泉で一風呂浴びてゆっくりしたところで、この夕食。
担当の中居さんが、お鍋に火をつけてくれたり、お酌してくれたり、温泉のことや食事の内容とか、地元の名所なんかいろいろ教えてくれたりして、温泉宿ムードも最高潮です。
うーーーん、生きててよかったぁ!
なぁーーーんて感じる瞬間です。
シメのお蕎麦やご飯なんか食べてたら、確実に胃拡張になってしまいますよ。
あは。
お酒やビールは別料金となりますが、それでも、ネットで探せば、一泊12000円くらいのお宿はいくつもあります。
因みに料金についていうと、大都市のそこそこのシティホテルが素泊まり18000円くらいでしょ?
そこに行くのだって交通費はかかりますが、温泉旅館に自家用車で行くとして、ガソリン代とか高速料金とか入れて、交通費が往復8000円としてもしても、一泊20000円の予算で行けちゃうんですよね。
温泉宿の方が断然楽しめると思うんですが、どうでしょうか?
だれにもじゃまされず、ウィークデーに行くと、クーポン券が付いてたりして、さらにお得です。
それで、肝心の温泉はやっぱり100%源泉掛け流しじゃなくちゃ。
お話の中で、和人とユティスの宿泊する温泉宿で、女将が漏らしていますが、最近も日本のほとんどの温泉は、政府の衛生指導とかでたっぷり塩素系の消毒薬を入れるようになってきています。
これでは、せっかくの温泉の成分も台無しになっちゃいません?
しかも、最近はあの塩素消毒薬のツーーーンとするような臭いのないものが出回ってるらしんですよね。
特に、アルカリ温泉はからだの表面の脂肪分が石鹸化してツルンツルンになる美肌温泉として人気がありますが、この新たな消毒薬もそのようなヌルヌル効果をもってるんだとか・・・。
この温泉は美人の湯です。
ころりと騙されたりして・・・。
いやですねぇ、こういうのは・・・。
そういえば、けっこう有名な温泉で白く濁ったお湯を売りにしていたところがありましたが、アレ、天然成分でもなんでもなくて、なんとただの入浴剤を入れて白くしたらしいんです。
一時、騒がれましたよねぇ・・・。
こういうのは、なしにしてもらいたいですよぉ、ホント・・・。
天然温泉以外の成分を混ぜてるのに、それでも成分表を掲げて、なんたら温泉とは言えないんじゃないかと思います。
そういうわけで、わたしがわざわざ秘境温泉といったのは、なにも足さないこの100%天然掛け流し温泉がまだまだ残っているからなんです。
でも、急速に数が減っていて、わたし個人的にはとっても心配です。
わたしも含めて、わたしたちが普通に入ってる天然温泉は、だいたいお湯も循環して使い回し、塩素系消毒薬入り、そしてボイラーで加熱というのがほとんどです。
これで、温泉の効能って保たれてるのかなぁ・・・って疑ってしまいます。
源泉掛け流しでも注意が必要なのは、火山系の温泉は源泉のお湯が60℃以上もあって、冷ますのに一苦労らしんですねぇ。
それで、温泉のお湯に水を入れている場合が多いということです。
源泉付近の地下水ならまだいざしらず、水道水を入れて冷ましてるところもあるらしく、それって源泉掛け流しって言うのって調子です。
この情報は「日本秘湯を守る会」というのがあって、そこに詳しく出ていますので、参考までに。
まぁ、こだわればそういうことなんですが、そうでなくても温泉宿はいいもんですよぉ。
夜、温泉街でイベントがある場合もあります。
わたしも、偶然、女性の琵琶の弾き語りに巡り合ったことがありますが、平家の壇ノ浦の決戦を琵琶で聞くっていうのは、温泉街ならではですよね。
満足ぅーーー!
秋田に乳頭温泉郷という秘湯があって、七つの温泉がかたまってあります。
今ではけっこう有名になった温泉宿もあって、夏は予約もなかなか取れないということですが、ここは温泉郷で互いに客の取り合いをするのではなく、とってもユニークな方法で温泉同士が協同してお客を呼び込もうとしています。
それが一冊1500円の「湯めぐり帖」なるもので、これがあれば七つの温泉を全部堪能できるという一年間有効の優れものです。
ここは七つの温泉がそれぞれ成分や色やその他いろいろ違いますので、この手帳を利用すればとってもお得です。
そこから北西に数十キロ行ったところに玉川温泉という超酸性の温泉があります。
これがまた、入ったとたん肌がピリピリするくらいのお湯で・・・。
うーーー、効くぅ・・・。
因みに、ここはあまりに酸性が強いので、源泉100%と50%とか分けています。
その源泉50%お湯を飲ませてくれるんですが・・・。
うーーー、酸っぱい!
歯が溶けてしまいそう・・・。
実際、無関係かもしれませんが、わたしはその1週間後に歯の金属の詰め物が取れてしまいました。
まぁ、とにかく、秘湯温泉宿では、都会のシティホテルじゃ絶対に味わえない寛ぎを満喫できること請け合いです。
外国人観光客も、東京観光しても、原宿や秋葉原やスカイツリーくらいのもんで、新宿も渋谷も、後は人、人、人・・・。
パリのルーブルやロシアのエルミタージュのような立派な美術館もないし、スキーと温泉を抱き合わせにしたり、日光と温泉を抱き合わせにしたりと、日本の伝統文化の温泉宿に興味津々ということで、日本で経験したいもののトップスリーの一つが温泉らしいんです。
ということで、みなさんも、自分のお気に入りの温泉宿を見つけてみてくださいね!
※ノリックの『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』 本編は『小説家になろう』に連載中です!