エルフィアの言う「自分がまず最初」ということは? | ノリックの「失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~」おもしろ満載ぶっちゃけブログ

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ノリックの長編SF・コメディー・ロマンス「失われし銀河の天使  ~ エルフィア ~」の情報ブログです。本編にはない、お話しの設定とか、キャラ資料とか、いろいろ上げていまいります。登場人物満載のオモシロ記事や脱線情報を出していきます!

 『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』の異星人にして主要キャラのユティスは、コンタクティーの和人に再三「自分がまず最初」と言っています。

 

これは、一見してとても「自分勝手」に聞こえますが、本当はどうでしょうか?

みなさんは、どう思われます?

 

もちろん、「自分勝手」でいいわけありませんよね。

では、ユティスの意図することはなんなんでしょうか?

お話を読んでいただければわかりますんで、では、よろしく!

 

だぁーーー!

それじゃ、今回の記事が続かないでしょうがぁ!

無責任!

 

はい、おっしゃるとおりです。

そういうことで、ちゃんと解説いたしますよぉ。

 

「自分がまず最初」ということで、大問題となるのは、なぜ最初なのかということです。


それは、「自分を失ったら、すべての意味がなくなる」ということにほかなりません。


自分があるから、他人への働きかけができるし、働きかけてもらうこともできるわけです。


地球風に言うと、「自分をしっかり持ちなさい」ということになるでしょうか。


だから、けっして「自分本位にしなさい」という意味ではないのです。



では、「自分をしっかり持つとは?」なにってことになりますよね。


それは世の中にたくさん指南書がありますんで、そこんとこはよろしく!

 

こら!

はい、そのとおり。


わたしなりに略説したいと思います。

 


それは、前にもお話したことですが、ユティスの言葉では、「自分の存在、今いる自分に感謝する心」、それこそが基本ということになります。



親兄弟からいじめられ、学校でいじめられ、会社でいじめられ、社会からいじめられ、恋に破れて、税金をガッポリぼられても、それでもなお健気に頑張ってきたことよ・・・。


わたしは称賛に値する・・・。


なぁーーーんて、大げさでなくていいです。


なにか一つでも今までよりできたことや、ラッキーだったことを思い浮かべれば、みなさんも、一つや二つはいいこともあったことでしょう?


わたしもあります。

そういう「自分に感謝する」ってことです。


自分がいなけりゃ、良いことも悪いこともありません。

あるのは無、ひたすら無です・・・。


それって、とっても虚しいとは思いませんか?



かのノーベル平和賞受賞者、マザー・テレサは「他人への無関心こそが最悪の仕打ち」と言っていますが、「自分への無関心」ほど自分に対する酷い仕打ちはありません。


「自分に無頓着」な人間はたくさんいますが、それは「無関心」とは別物です。


なぜなら、「自分に無頓着」は自分へのある分野の価値観が周りの人ち少し違うだけで、「自分への関心」は違った分野、例えば趣味などでは多いにあるんですね。


だから、「自分への絶望」ではないんです。


そうではなく、警戒すべきことは「自分への無関心」です。

自分に無関心とは、感じることも考えることもない、「生きる気力を失った」絶望の状態です。



ユティスは、同様に「絶望」も警戒するように言っています。


哲学者のショーペンハウエルに言わせば、「絶望」は「死にいたる病」だそうです。


「自分への失望」が繰り返されると、それがトラウマとなり、やがて「自分への絶望」に繋がっていきます。


そして、「絶望」とは「自分への無関心」と同じ状態なのです。


自分への可能性もチャンスもなにもかもを否定したドン詰まりの状態です。


これを脱するには、専門の心理療法医師や心理カウンセラーに何ヶ月も、あるいは何年もついて治療するしか手立てがありません。



でも、どんな人も、ステキなところはあると思うんですよね。

自分で気づいてないだけ・・・。

周りに言われても、それを信じようとしないだけ・・・。


ユティスが「自分をうんと好きになってくださいね」と和人に言ったのもそういうことです。



さぁ、鏡の前に立ちましょう。

自分の瞳だけを注視してください。

顔を見るのではなく、瞳ですよぉ・・・。


ほら、もっと近づいて・・・。

目を覗き込んで・・・。


虹彩の複雑な模様が見えますか・・・?


角度を少し変えて斜めに見てみましょう。


きら・・・。

光の量がちょっと違っただけで、虹彩が反応するのがわかりますか?


なんて精巧ににできてるんでしょう・・・。


それに、瞳、虹彩・・・。

虹彩が明るい茶色で、キレイでしょ・・・?


「どんな人でも、瞳や虹彩は繊細で美しい模様を成しているんですよ。そして、みなさん、一人一人模様は違うんです。和人さんも、そういう自分をうんと好きになってくださいね」


このお話に出てくるユティスは、自信のない和人にそう言って「自分が最初」ということに気づかせて、励ましているんです。



この瞳を見つめるということは、驚きと感動を与えてくれます。


余談ですが、アメリカのテレビ番組、あのカール・セーガン博士の始めた「コスモス」の後、彼の影響を強く受けたニール・ドグラース・タイソン博士がホストを勤める新「コスモス」がナショジオ?でやっていますよね。


そのオープニングでは、巨大クレーターがいつの間にか瞳に変わるCGになっていて、とてもステキです。


一度見れば、みなさんも感動すると思いますよ。

あは。





※ノリックの
『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』 本編は『小説家になろう』に連載中です!