和人が大学中退で専門学校に入り直したわけ | ノリックの「失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~」おもしろ満載ぶっちゃけブログ

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ノリックの長編SF・コメディー・ロマンス「失われし銀河の天使  ~ エルフィア ~」の情報ブログです。本編にはない、お話しの設定とか、キャラ資料とか、いろいろ上げていまいります。登場人物満載のオモシロ記事や脱線情報を出していきます!

『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』の主要キャラの一人、宇都宮和人は4年制の工科大学に一旦入ったもの、2年でそこを止め、情報系の専門学校に入り直しています。

これはお話の最も早い段階で語られることです。


普通に考えると、主人公がぁ・・・、ということなんですか、どうして和人はそういう決定をしたんでしょうか?


作者的には、主要人物が普通の会社員ですと時間的な束縛がキツく、ストーリーに幅がなくなるというハンデを持つことになります。



普通のサラリーマンだと、9時から6時頃まで、バッチリ事務所に貼り付けになるか、お客様のところに入り浸りです。


これでは、ユティスという時間的に自由なキャラの相手を務めることは、とても制限を受けてしまいます。


そういうわけで、和人の仕事はサラリーマンとは一味違う勤務形態にする必要があったんですよねぇ・・・。


4年制の大学を卒業すると、大体普通のサラリーマンになるんでしょうから、ここは中途にさせて、もっと人生の選択肢を考えてもらおう、と思ったわけです。



一方、専門学校は職業に即通用する教育をします。


そして、調理師、理容師、ネイルコーディネーター、デザイナー他、腕を磨いて将来的に独立していける道が、すぐ目の前にあるわけです。


サラリーマンが悪いというわけではなく、通勤も含めて、何十年も時間的に束縛される生活を余儀なくされるということです。


1日に2時間、1ヶ月で40時間、1年で480時間、10年で4800時間・・・。
通勤時間だけで、こんなに時間を取られてしまいます。


もし、なにもしないで満員電車の中で足を踏ん張ってるだけとしたら、なんともったいないことでしょう・・・。

わたしは、決してビジネス起業をみなさんに勧めているわけではないですが、サラリーマンは、雇用の保証と引き換えに、時間はがんじがらめになるわけです。



和人はなによりも自分の意志と時間の自由を考えています。


自由が欲しければ独立するしかないわけで、それには手に職がつく専門学校の方がより近道だということなんです。


確かに、自分で独立するのは大きなリスクがあります。

しかし、鍵はあります。


若さです。

一度や二度失敗しても、まだ取り返せます。


それにマーケットも、日常生活、衣食住に関するものを見れば、だれでも必ずお世話になる分野がありますよね。


そこには必ず需要があるわけで、自分の家に近くて、愛想のいいお店なら、何人かがお店を利用してくれます。


そして、そのお店の主はきっと常連客を掴むことができるでしょう。

もちろん、腕がよくなければいけませんけど・・・。


あは。


ですから、そういった独立する意志を持ち、目的を持っている人は、大学を終えた後や就職しても専門学校に入り直したり、修行したり、そういう風な道を歩む人が少しずつ増えていると聞きます。


最近の専門学校生は、決して高校卒業者だけではないようなのです。



目的を真に定めた人たちは簡単にはブレません。

授業も仕事も一生懸命です。


自分の時間を確保し、大切にします

なぜなら、時間は万人に平等だからです。


そうです、時間は万人に平等にあるのではなく、平等になくなっていくんですね!


だから、目的を見据えている人は、時間を非常に大切にするわけです。



和人も同じです。

たとえ、俊介だろうが二宮くんだろうが、意味のない飲みには行きません。


和人は情報系のビジネスを立ち上げることをずっと考えています。

和人は考えなくてはならない時間が必要なんですから・・・。


そして、自分に必要なウェブの知識を習得するために、専門学校に入り直したわけです。


大学に入って4年間を目的もなくだらだら過ごすだけというのは、将来起業独立するつもりがなくても、とっても勿体無いと思いませんか?


どうせなら、部活動くらい一生懸命やりたいものです。

同僚、先輩、後輩、教授陣、彼らと触れ合うことで人生が豊かになることは確かですから。


とにかく、勉強も部活もせずにバイトに明け暮れ、なんだか知らないうちに時間とお金だけなくなってしまう・・・。


和人はそういう生活だけはすまいと、自分なりに一生懸命だったわけです。



そういう和人をスカウトしたのは、セレアムの女性社長、国分寺真紀です。


セレアムは、社員といっても、それは名刺上の話で、みんな独立した個人事業主、確定申告は青色申告です。


だから、真紀たちと茂木や岡本たちは、雇用被雇用の関係ではありません。

れっきとしたビジネス契約です。


真紀は、茂木には経理業務のアウトソーシングを、岡本にはウェブ開発業務を委託し、二人はそれを請け負うわけです。


同様に、和人はマーケティング業務を真紀から請け負っています。


そういうわけで、社員と言っても、実は、みんなそれぞれ社長なんですね。


だから、みんな平等、横並びでフランクに呼び合えるんです。

和人にとって、それはとっても自分の考えに合っていたということでした。

 




※ノリックの
『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』 本編は『小説家になろう』に連載中です!