このお話の根幹に係わってくるものなので、あまり詳しくお話するネタバラシになっちゃいます。
ので、少し触れるだけにしておきますが、地球人に接触してくる異星人は本当にそんな優しい人たちなんでしょうか?
映画[エイリアン」、「インディペンデント・デイ」も小説の「宇宙戦争」もアニメの「宇宙戦艦ヤマト」や漫画も、中には友好的な人たちもいますがだいたい異星人イコール侵略者です。
うーん、どうして、宇宙には悪者が溢れてるんだろうかぁ・・・?
このお話を作る前に、わたしの疑問はそこから始まりました。
他人は自分を映す鏡と言いますが、ひょっとして、われわれがそう思うのは、われわれがそうしてるからじゃないのかなぁっ
て・・・、ちょっぴり思いました。
じゃぁ、善玉異星人はと言うと、上げるのが難しいくらい、いないんですよねぇ。
代表は、日本の誇る円谷プロの「ウルトラマン」かなぁ・・・。
初代ウルトラマンはホントにストーリーが練られていました。
でも、怪獣を殺すじゃないかって?
そうですよねぇ、そしたらちょっと違うかなぁ。
あとは、アニメ「宇宙戦艦ヤマト」のイスカンダルのスターシア。
これも、ガミラスがいるから、そっかぁ・・・。
わたしなんか、エンディングのスターシアの愁いを帯びた顔に無茶苦茶ぐぐっときましたねぇ・・・。
でも、古代進の兄貴の守とくっついちゃうんですよ。
あれ、歳がバレちゃうって?
あははは。
えー、とにかく、善玉異星人のお話は極端に少ないんですねぇ。
小説なら、ホーガンの「ガニメデの巨人シリーズ」、カール・セーガンの「コンタクト」でしょうか。
映画は、スピルバーグの「ET」。
これくらいのもんでしょう。
後は、ほとんどが地球への侵略者で、滅ぼすべきものとして扱われています。
ストーリーは、悪玉を颯爽とやっつける方が、すかっとするからでしょうか。
そう言えば、3Sてのがありますが、ご存知ですか?
「整理」、「整頓」、「清掃」なんて、どっかの大手メーカーの「カイゼン」運動じゃないですよぉ。
スカッとする要素のことで、スリルのS、スピードのS、そして、セックスのS。
要は暴力とセックスです。
確かに、この3Sをストーリーに持ち込んで、悪人がわんさか出てきて、片端っから殺しまくって、セクシーなヒロインが登場して、そういうヒーローもの。
そういうのがとても大衆受けするようです。
わたしなんかは、まるでネロ帝時代のローマ帝国のローマ市民へのサービスと重なっているような気がしますが、みなさんはどう思われます?
表現の自由はもちろん多いに支持しますよ。
でも、自分だけが正しく、暴力とセックスばっかしというのも、単純に過激的過ぎて、わたしは着いていけません。
満ち足りた人の「精神退廃」、デカダンスの一つの形のような気がします。
もし、文明が進んで行けば、その人たちはどうすると思いますか?
もちろん、絶対に自由を享受していると思います。
けど、権力と暴力やセックスに走るんでしょうか?
わたしはそうは思いません。
きっと、超高文明の人たちは、自分たちと同じレベルの話しを、他の世界の人たちと共有したくなると思うんですよね。
気の置けない友人として、行ったり来たりして、楽しく幸せを楽しみたい・・・。
この大宇宙にそういう善と愛の世界を広げたい・・・。
でも、そういう文明に達している人たちが近くにいなかったら?
やっぱり寂しいんじゃないかなぁ・・・。
そういう人たちを見つけに、宇宙に探しに出かけるんじゃないかなぁ・・・。
もし、そうなれそうな惑星を見つけたら、一目散に駆けつけるんじゃないかなぁ・・・。
仲間になろうよって思うんじゃないかなぁ・・・。
もし、文明が高くないなら、サポートしようと思うんじゃないかなぁ・・・。
対価なんて要求しないんじゃないかなぁ・・・。
エルフィア人も、文明支援は義務感からするのではないと言っています。
したいから、そうするんです。
金儲けするためじゃないんです。
ただただ、同じ飲み仲間が欲しいんです。
てのを、この話の中心に据えているんですよぉ。
※ノリックの『失われし銀河の天使 ~ エルフィア ~』 本編は『小説家になろう』に連載中です!