こんにちは
アトリエ・スカラの内藤です
今回は
大学入試の合否判定について
ちょっと変わった視点で考えてみました
冬のオリンピックの花形競技は
フィギュアスケートかもしれませんね。
華やかで美しく
芸術的要素が入ったスポーツなんて
そんなに多くはありません。
今はスノーボードも人気があって
日本の若い人の活躍ぶりが目立ちます。
かっこいいですね。
ハーフパイプの
何とかかんとかフォーティーフォーティー
なんて
空中でくるくる回って
とても人間業とは思えません🏂
でも僕は
ノルディック複合っていう競技の面白さが
なんとも言えないと思います。
キングオブスキーといわれる如く
まさに雪を知り尽くした人のみ到達できる
素晴らしい種目です。
そしてこれが
なんと大学入試の合否判定に
とっても似ていると思います。
イラストで考えてみました。
まずは共通テスト
ジャンプ競技です。
滑走台から滑り出す前のドキドキ感
共通テスト前日の感じですね。
そして試験会場に入って
いよいよ問題を解く。
急勾配の滑走路を
勢いよく滑ってる感じです。
そして2日間の試験
ジャンプは選手の能力が試されるのはもちろんですが
風や天候によっても左右されるのは
運任せなところもあります。
調子がいい時、悪い時ってありますね。
テストを無事終えて
着地します。
とりあえず受け終えたことは
転けずに着地できたってことですよね。
翌日自己採点して業者に送り
判定を待ちます。
どのくらい距離が伸びたのか
確かめる選手の気持ちですね。
※2次試験に向けて
共通テストの点を見て
出願する大学を決めます。
ノルディック複合競技では
ジャンプの飛距離をポイント化します。
それぞれの選手の記録の差が
後半のクロスカントリースキー⛷の
出発時間の差になります。
遠くまで飛んだ選手からスタートし
距離の差の順番で
それぞれ出発するのです。
大学入試は
共通テストの得点と
2次試験の得点の合計で合否が決まるので
出願する時に
自分が志願生の中で
どのくらいの位置にいるのか
気にしないといけませんね。
逆転できる位置なのか
どれだけ頑張っても追い越せない差なのか。
追い越せる範囲にいる
レースに出場するのが定石です。
大学入試とノルディック複合競技の違いは
大学受験は2次試験で
自分の得意な教科に絞ることができる点です。
クロスカントリースキーが苦手なら
スノーボードのハーフパイプで勝負しても
大回転に挑戦しても
なんならボブスレー(銃で撃つやつ)で一か八か
やってみるというようなもんです。
大学入試は2段階のテストで
共通テストと2次試験の傾斜配点もあるし
どう受験するのかという
作戦の立て方は
とっても重要です。
そんな時に一番頼りになるのは
親御さんと先生です。
親御さんは受験生の精神状態や
ハートの強さを一番よく理解しているし
学校の先生は
単純な学力だけでなく
高校生活でたくさん試験を受けてきた生徒の様子を
とても大切にして指導しています。
学力だけで判断するなら
塾の先生の意見を聞くだけでいいでしょう。
でも本当に大事なのは
コンディションの作り方や
ピーキングの持っていきかたですね。
スポーツ全般に言えることだと思うけれど
トレーナーやコーチの
サポートやアドヴァイスほど
頼りになるものはありません。
もう出願先を決めた頃だと思いますが
受験生の皆さんは
クロスカントリースキーで
最後まで諦めずに頑張ってください
冬のオリンピックって
ホントに面白いですよね