アルカディア
知人からモロゾフのお菓子を頂いた。「ARCADIA」。
一瞬、アルカイダかと思ったが、よく見ると「アルカディア」だった。 自分は知らなかったが、有名らしい。
600gの大きなやつだったので、どうしようか思っていたが、食べ始めると止まらなくなり、結局1人で食べてしまった。
昔、キャプテン・ハーロックでも「アルカディア号」ってあったが、そういえばアルカディアってどういう意味なんだろう?早速、例のサイトへ行ってみる。
アルカディア 提供:『ウィキペディア』
古代
ペロポネソス半島中央部の農耕に適さない貧しい山岳地帯だが、後世、牧人の楽園との伝承が生まれた。古代アルカディア人の住地で、牧畜を主とし、マンティネイア、テゲアなどのポリスがあった。前4世紀にはアルカディア同盟が成立し、中心地としてメガロポリスが建設された。
理想郷
ユートピア ・理想郷・牧歌的な楽園・理想的田園の代名詞的な意味は、楽園伝承から生じた。アルカディアのほか、アルケイディア、アーカディア、アーケイディア等とも表記される。
という事らしい。何となくイメージしてたものとほぼ同じ。 名前負けしない味で、コーヒーと見事なアンサンブルを形成。
最近は、モロゾフのプリンを食べていなかったが、やはりモロゾフ系は侮れない。百貨店の中で見掛けるモロゾフなんだけど、デフレの影響はいか程なんだろうか? 秋の新作、モンブラン系なんて凄く美味しそうなんだけど、今度「カフェ・モロゾフ」に行ってみます。 「MOROZOFF カスタードプリンのこだわり」
日々マーケットに目を向けていると、いつの間にか季節感を感じなくなってる。リーマンショック以降、そういう人は多いんじゃないだろうか?何か、追い詰められている感じ。お菓子一つで、安らげる事もあるんだな。 モロゾフのマーケティングっていう訳ではないが。
アルカディア(理想郷)といえば、先日オバマがノーベル平和賞を受賞した事が、世界的な話題となっている。
「戦争開始に釘を刺した賞」という見方が広がっているんだけど、そう考えると「賞」という訳ではなく、実際はノーベル委員会からの警告、というようなものになる。
金大中氏の受賞(2000年)も裏金疑惑が発生していたノーベル平和賞なんだけど、政治的な印象は拭えない。 人権派弁護士・オバマに対するこの賞の効果は、戦争抑制に向けて想像以上のものがあるかも知れないが。
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SP500 「セクター別温度差」
以前「巨額利益を生むゴールドマン 0.03秒高速プログラム」みたいな報道があった。
「SECが調査に乗り出した」なんて報道されてて、あれどうなったんだろう?と思ってたら、こんな記事。「個人投資家が勝てなくなる?超高速取引の実態」
ゴールドマンも、危機からいち早く脱出して好調なんだけど、今現在まだ高速プログラムを使っているのだろうか? 記事にあるシタデル社もヘッジファンド業界が衰退していった昨年に、何と10億ドルの利益との事。
記事から分かるだけでも2005年から現在まで巨額利益を出し続けているようだが、同業他社が消滅していく中、高速システムを駆使して出し抜いていた事になる。 これは普通に考えると、市場に対する背信行為という事になる。
ただ、ロンドン証券取引所は支持しているとの事なので、容認できる余地がその取引形態に少なからずあるのかも知れない。 だが、このまま事態を容認しておくと、短期間で利益を上げなくてはならないファンドの行き着く先は、投資対象の研究なんかではなく、高速システムの開発、という事になるだろう。 金融当局にはしっかり取り締まって頂きたい。
まぁこういうのを見る度に、投資はやはり「分析投資」、だと感じる。確実(だと思っている)が1番。 という事で、アナログ、、いや「真っ当な」自分はやはり下の図が気になる。
セクター別温度差
下の図は、SP500のラリー出発点である「3・9ダッシュ」からのセクター別PER変化率。投資家にとっては、厳密に言うと、利益の伸び率よりもこちらの方が重要になる。
ユーティリティ(公益)とヘルスケア(健康)は常に安定している。変化が少なく、下の方に位置するのはディフェンシブの証明。 この表(数値)で目につくセクターといえば、マテリアル(素材)やテクノロジー。
インデックス(SP500)が20.13倍であるのに対して、両セクターのみ20倍を超えている。マテリアルに関しては7倍から26倍への大ジャンプなんだけど、期待の大きさを表すと共に、大幅な下方修正があった、という見方もできる。(多分違うと思うが)
テクノロジーセクターに関しては、来週はバロメーターであるインテルの決算が控えている。 Q3予想を8月に引き上げたインテルだが、現在のところEPSは0.44。株価は20ドルで、PERは45倍前後のやや高めな価格。
Intel Oct9 At4:00PM ET: 20.17
0.29 (1.46%)
「上方修正決算前」のここ最近、株価がなかなか上がってこなかったのは、インテルが8月に決算予想を上乗せした事で、テクノロジーが全般的に早々と「前掛かり」になっていた事が挙げられる。 要するに織り込み済み、という事になる。(あくまで上記の表のみからの判断だが)
当たり前の事だが、インテルは上方修正の幅次第で、まだ伸びる可能性は当然ある。
まぁ投資の観点からすると、PER表のようにPERが伸びている状態ではなく、利益が伸びて逆にPERが下がった状態がポジションを取るタイミングになる。 当たり前の事だが、セクター数値が1桁である春先にポジションを取らなくてはならない。 PER表は、利益の伸びよりも投資家の期待値が先行した事を示している。 利益よりも購入意欲が優っている中、マテリアルやテクノロジー以外の「低PERセクター」で大幅な上方修正でも続けば、SP500は「根拠ありき上昇」を続ける事ができる。
ちなみに金融セクターが、蚊帳の外なのは利益がマイナス(ネガティブ)だったのでPERは測定不可能だった、との事なんだけど、当然、セクター別(スパイダー)では独走状態。
2番手のマテリアル(XLB)が40%弱だと考えると、金融セクターの60%超は際立っている。 まぁ、、これも高速プログラムに起因しているのかも知れないが。
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燻る「為替介入の波」Update
米マーケットが「トレンド準備」をしている最中に、冷水を浴びせるような記事。
しつこく言ってる商業用不動産の問題なんだけど、米銀は損失処理をずっと怠ってきた。 その間に商業用不動産価格下落は進行している。 以前の記事から僅か1ヵ月で「CPPI」(Commercial Property Price Indices)は120を割ってきた。「CICの米不動産市場デビュー」
記事では、「サブプライム危機の二の舞を想定して準備」となっているんだけど、実際にはFRBも対処のしようが無いと思われる。 保守的なIMFが40%、といっているのであれば、実際は「40%以上」。 住宅市場の「第二波」と重なって、経済二番底の襲来の予感。 で、常に危機がくすぶるそんな中、アメリカが自らの首を絞めるようなデリバティブ規制をできっこない、と思っていたらさっそくその兆候。
ウォール街は「想定元本6京円弱」のデリバティブ市場を死守してくる。米5大金融機関は、今年だけで(規制前)350億ドルをデリバティブ市場で稼ぐ見込みとなっているとの事(ブルームバーグ)。 記事では「規制案の例外事項が増えている」という事だが、ウォール街の息が掛っている可能性は高い。 オバマの意気込み(規制強化)も肩透かしに終わるんじゃーないだろうか。
ちなみに規制を掛けるにも「金が掛かり」、掛かる割には効果を発揮しないって事で、その辺の事情も少なからずあるのかも知れないが。
「Finance Ragulations Spending Vs.Financial Sector Credit Market Debt」
弱いドルと強いゴールド
いくつもの「火薬」を抱えるアメリカ経済。「ドル安報道」がヒートするのは仕方のないところ。「ドル下落、中東のドル離れ懸念強まる-豪中銀が利上げ」
まぁ「中東のドル離れ報道」は定期的に出てくるんだけど、WSJでは、ドル安報道としてアジア各国中銀の「為替介入の波」を懸念している。
Asian Central Banks Intervene as Dollar Tumbles
(Oct8 12:48PM WSJ)
SINGAPORE -- The U.S. dollar continued to tumble against most Asian currencies Thursday, prompting a wave of foreign-exchange intervention by central banks in South Korea, Taiwan, the Philippines and Thailand seeking to limit damage to their export industries.
Traders said the dollar selloff is unlikely to fade soon, given the prospect for a long period of low U.S. interest rates to support a sluggish U.S. economy and increasing signs central banks in Asia will begin tightening monetary policies in the months ahead.
米ドルが木曜日に大部分のアジアの通貨に対して転落し続け、そしてそれは、自国の輸出産業の損害を最小限に止めたいとする韓国・台湾・フィリピンそしてタイの中央銀行に為替介入の波を促す事になる、と記事では指摘。 (投資家たちは)低迷するアメリカ経済をサポートする為の米低金利は続く傍ら、数ヵ月以内にアジア各国の中銀が、金融引き締めに転じる可能性にも言及。ドル売却は当面衰える事がない、としている。(WSJ)
日本でも介入するとかしないとかで騒いでいるんだけど、あらゆるところから「ドル劣勢報道」が出てくる事を考えれば当然、といったところ。 すべての報道がドル劣勢をプッシュしている。
ドル危機が伝えられる度に、他国通貨は上昇し(右クリック拡大)、それと共に「金価格」も上昇(下)。 NYでは過去最高値、$1060を突破。
Gold Prices Rise Above $1,060 (Oct8 12:35PM WSJ)
Around 12:12 p.m. Eastern, December gold was up $15.90 to $1,060.30 an ounce on the Comex division of the New York Mercantile Exchange.
アメリカ(ドル)崩壊に対してヘッジされるゴールド。
日本国内では、「ドルがヤバいから金はこれからも高騰」みたいな理由付けがしやすい状況で、早速「金取引」のプロモーションが活発化。中には、「1500ドル、2000ドルは通過点」みたいなものもあった。おそらく実際に、その通りになるだろう。
海運セクターがサポート
オマケとして昨日のマーケット。 バルチック海運(BDI)が7連騰の強いリバウンドとの事で、アルコア(AA)の黒字化と共に、海運セクターがマーケットを下支え。 (青がBDI、緑がSP500)
BALTIC DRY INDEX 2.647,00 +3,97%
ロンドンのスポット市場で、大型のケープサイズバルカーの用船料が10月に入り約25%上昇(モーニングスター)との事で、BDIは大幅反発。(随分沈んでいたし)
国内でも「ばら積み船」の運賃市況が改善との事で、それに伴いメリルが海運大手3社、日本郵船(9101)
・商船三井(9104)
・川崎汽船(9107)
を格上げ。
結果的に国内マーケットも海運セクターが牽引し、東証33セクターランキングでも海運がトップ。 ただ、格上げといってもアンダーパフォームからニュートラルへのリバウンド的評価。 今期の黒字確保、長期的な市況の見通しは共に不透明。
昨日のマーケット概況でした。





