そういえば宣孝は、若い頃の道長がまひろと一緒に歩いている場面に出会っていて、「おまえはまひろとどういう関係だ」と上から目線で聞いたシーンがありましたよね。
道長のほうは忘れていても、宣孝は覚えているでしょう。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240625/06/eiichi-k/0c/19/j/o0720040515455649711.jpg?caw=800)
宣孝は、まひろの「忘れえぬ人」が道長であることを先刻承知です。
双方の現在の感情を含めて、全部承知しているんでしょう、そのうえで、まひろを「まるごと引き受ける」と言ったわけで。
宣孝はわざわざ道長に「あなたの昔の恋人は、私の妻になりましたよ」と道長に報告しています。何度も「越前守為時の娘」だと念を押して。
山城守就任のお礼より、この「報告」のほうが主目的のようです。
なんで、わざわざ、そういうことを言いに行ったのか。 それをわざわざ、まひろにも知らせたのか?
「あとで意地悪されたら困る」とか「お前が好きだから」とか言ってますけど、どうやら次週さっそく、宣孝は若い女と浮気する、らしいです(この時代には、浮気とは言わない?)。
さすが海千山千のプレイボーイ、どうも、宣孝の本心って読めないのですが。
「俺も自由にするから、おまえも自由にしろ」みたいな。
もしかしたら、まひろと道長はこのあとも「密会」することになるのではないか、宣孝は「それも黙認しますよ」と道長に言いに行ったのではないのか?
と私は邪推?しています(この時代には、不倫とは言わない)。
紫式部の産んだ娘(大弐三位、とのちに呼ばれる女性)は、もしかしたら道長との子かも知れない、宣孝は全て飲み込んでいる、という可能性もアリ、と私は妄想しています。
(もちろん、あくまでこのドラマ限定の話で、史実の話ではありません)
私の考察?は、今回もかなりハズしているので、まあ、妄想だと思いますけど。
ちなみにこの時代は基本「通い婚」ですから、宣孝がまひろと結婚したとしても、まひろは依然としてこの家にいるわけですね。
弟に、乙丸の妻に、いとの恋人、なんか家族が一気に増えました。
宣孝さま、ここに通ってくるわけだ。
それもなんか、大変だな。