NHK 大河の一貫した鉄板法則は「妻の優秀さで、天下が取れるかが決まる」である。 | えいいちのはなしANNEX

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このブログの見方。写真と文章が全然関係ないページと、ものすごく関係あるページとがあります。娘の活動状況を見たいかたは写真だけ見ていただければ充分ですが、ついでに父の薀蓄ぽい文章を読んでくれれば嬉しいです。

「光る君へ」今週の最大のトピックスは、
「実資に、美人の奥さんがいた!」
ですね。
しかも、あのうるさいロバート秋山より、もとい、実資より大物っぽい。この人も只者じゃあなさそうだ。活躍するのかな。期待しましょう。

NHK大河ドラマの特徴は、
「重要人物には、残らず賢い奥さんがついている」
ってことです。
どんだけ優秀な妻を得るかで、天下が取れるかどうかが決まる、っていう世界観で、大河ドラマは毎年、一貫している、と言いきれます、大袈裟にいえば。
先週の「高階貴子」さまでも書きましたが、このドラマ世界では、夫婦は常に一心同体のチームであり、夫の出世は奥さんの才覚次第だってことです。

もうひとつ、
「たとえ政略結婚であっても、夫婦は愛し合ってなきゃいけない、でないと出世しない」っていうのがあります。これが、このドラマの「隠れ鉄板ルール」と見ました。
逆にいうと、このドラマ世界では、いい奥さんがいない者と、いい奥さんに死なれた者は、必ず没落するんですよ。この話はまた改めて。

となると、このドラマ全編の鍵を握るのは、間違いなく、この女性です。
倫子さま!
ついに、道長に惚れてしまいましたな。

まひろは、これでノーチャンスか?
いやいや、そうとばかりも。人生は意外と長いから。光る君へはワンクール十回で終わるラブコメじゃあなく、一年間やる大河だから。
蜻蛉日記も、あるしね。