英語が公用語!? | 手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

人見知りでも口下手でも英語が身につくメソッドです。学生時代に英語が苦手だった方、これまでいろいろやったけど効果が今一つだった方に。

先日息子と青木ヶ原樹海の洞窟体験に河口湖まで出かけました。

 

洞窟体験も非日常体験でおもしろかったのですが

 

それより驚かされたのは

外国人観光客の多さと、

現地日本人の英語使用率の高さでした!

 
最初にその洗礼をうけたのは新宿。
高速バスのターミナル”バスタ新宿”で、チケットを確認するスタッフから、
"Your seat is 11C."と英語で案内されてしまいました。
「え、私、日本人に見えないのかなあ~?」
とちょっと面食らいました。
 
河口湖駅着後は目につくのは外国からの旅行者。
巡回バスの乗客も半数以上が外国人。
 
巡回バスの運転手さんが、
身振り手振りを交え親切にそして、必死になって対応している姿に好感が持てました。
 
時には
「日本のお客様、両替の小銭が不足していますのでご協力願います!」などと、日本人観光客も巻き込んでの臨機応変の対応ぶり。
見事でした。
 
(現地のお金に慣れないうちは、小銭が使えないのでお札で支払いがちですものね・・・。私も身に覚えがあります!苦笑)
 
終点では、日本人観光客である我々が逆に珍しいのか、運転手さんの方から話しかけてこられました。
 
「ぼくの英語はひどいもんでしょう」と。
 
「いえいえ、堂々となさっていらして立派でした。」とお答えすると
 
「ホントですか?
もう、これ(→『すぐに使える英会話』という本を見せてくれながら)
- と首っ引きで必死ですよ!」と。
 
そして帰りの高速バスはバスガイドさんつき。
若くてかわいいバスガイドさんの英語は流暢でとてもきれいな発音でした。
彼女にも英語で話しかけられましたっけ。
 
外国人に人気のスポットで観光に携わる人々の間では、
公用語が英語になりつつあると感じた1日でした。
客とみたら、とりあえず英語で話しかけるって感じ!?
 
ちなみに、
洞窟探検時のガイドは中国の方でした。
日本人スタッフもいましたが、
もっともフレンドリーでサービス精神に長けていたのが
この中国人ガイドの方。
 
流暢な日本語を操り、
日本人の私たちが知らない青木ヶ原樹海の成り立ちや木々の名前、そして、洞窟の中の 日頃見慣れない自然についても事細かに解説してくれ、
その博識ぶりと日本語レベルの高さに驚かされました。
 
これまた、自分が「なに人」でどこにいるのかわからなくなるちょっと不思議な体験でした。
 
タクシーの運転手さんによると、
ここ10年くらいで外国人観光客が増えてきていたところへ、
富士山の世界遺産登録で益々人気が高まり、
今や、日本人より外国人が多いという状況なのだそう。
 
 
最後に思ったのは、
必要となれば日本人はやっぱり対応できるのだということ。
これまで必要なかったから英語ができなかっただけの話。
 
妙に納得した夏の小旅行でした。