フォニックス学習の本当の目標とは | 手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

人見知りでも口下手でも英語が身につくメソッドです。学生時代に英語が苦手だった方、これまでいろいろやったけど効果が今一つだった方に。

こんばんは。

子ども英語専門「えいごナビ」の山口幹代です。


フォニックスは
英語学習の初期段階に学んでおくと
役に立つ学習法の一つです。


日本語の”ひらがな”では
文字と音とが「一対一対応」していますね。

ところが、英語は
アルファベットのつづりと音の間には何ら法則がない!
だから丸暗記せねばならない・・・

そう思い込んでいらっしゃる方がまだまだいらしゃいます。


ところがそうでもないのです。

つづりと発音との間には法則性があり、
フォニックスを学べば、
中学の教科書の70%は
見ただけで正しく読めると言われています。


*つづりを見れば正しい発音で読むことができます。

*単語の音を聞けば、つづりが推測できます。

*正しく美しい発音を身につけることもできます。

さらに、自分が発音出来る音は聞き取れますので、

*リスニング力のアップにも貢献します。


とはいうものの、
フォニックス学習それ自体が
「英語学習の目標」というわけではないと思っています。



個人的には、
フォニックス学習とは
文字によるインプットをラクにする
- そのためのツールだと思っています。


乳幼児期~小学校低学年までは、
耳がよく、大量のものを丸覚えできる時期。

耳からのインプットに適した時期なので、
音声インプットを重視すると英語学習がうまくいきます。


学年が上がるに従って、
発達段階とともに
分析的にものごとを捉えれられるようになります。

とともに
目からの情報で、
すなわち、文字から情報をインプットする必要性がでてきます。


この「文字からのインプット」の手助けとなるのが
フォニックスだと思っています。


いわば、
本好きの子どもに育てる
興味のあることは、自分から文献にあたって調べられる子どもに育てること

- すなわち、自立した学習者に育てることが
フォニックス学習の本当の目標なのです。




さて、今日は、「夏休み体験レッスン」の最終日でした。

最終日だということで見学にこられたお母様方が口々に、

「たった3回でこんなに上手になるなんて!」
と感嘆の声をあげていらっしゃいました。

褒められた生徒さんたちも、満足そう♪

私が最もうれしい瞬間です。



今日もおよみいただきありがとうございました。


「えいごナビ」の山口幹代でした。