英語のデキる子に育てるための「習慣化」 | 手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

手持ちの英語を使える英語にする「話すための英語」

人見知りでも口下手でも英語が身につくメソッドです。学生時代に英語が苦手だった方、これまでいろいろやったけど効果が今一つだった方に。

こんばんは。

子ども英語専門「えいごナビ」の山口です。


英語を教えていると
ご家庭の様子が透けて見えてくることがあります。


「毎日30分英語のCDを聞く」
というのが基本的な宿題なのですが、

最初から苦もなく毎日の生活に組み込んで
メキメキ上達していくごく少数のご家庭がある一方

何年たっても、
英語のCDを聞くことが定着せず、
英語の伸びも”それなりに”というご家庭もあります。


親子共々忙しいこの時代
子どもに毎日英語のCDを聞かせることは
大変なことだということは重々承知しています。


そこで、
上手に取り入れてくださっているご家庭に
うまくいく秘訣を伺うと
「お風呂の前の時間を英語の時間と決めました」
「寝る前に聞かせています」
と時間を決めているお宅が多いのに気が付きました。


そんな中、ある本を読んで
上手に取り入れている家庭には
「習慣化」の意識があるに違いないと思うようになりました。



その本とは、 

『30日で人生を変える「続ける」習慣』 古川武士 著 です。


その一説に・・・

「そもそも習慣とはなんでしょうか?

それは脳に作られたプログラムなのです。

朝起きる時間から(中略)、食事を取る時間まで、
脳が毎日計画していては
それだけで一日が終わり
その他のことは何もできません。

そこで脳は
一定期間行われた行動は
無意識の内に繰り返すことができるよう
脳内にプログラムを作り上げます。
それが習慣の正体なのです。」



うまくいっている家庭は
この「習慣化」を目指しており

なかなかうまくいかないご家庭には
そもそも「習慣化」という発想がないのではないか?

そう思ったのです。


なぜなら、
恥ずかしながら、私自身は
「習慣化」という意識なく
子育てをしてきてしまった側だったから・・・。


習慣化のあるご家庭では、
生まれた時からきちんとした生活リズムができており、
そのリズムの中に英語も組み込む形なので、
無理なくあたりまえのように
毎日英語を聞くことができるようです。



ところが、習慣化という発想のないウチのような家庭では
宿題は子ども任せ。

毎日聞くことなど、ほとんどないまま
レッスンにだけは通う。

差ができて当然ですよね。

子育てが終わった今頃気づいた私はあとの祭りです。
トホホ。



子育て真っ最中の皆様!

私のような失敗をしないように

何かお稽古事をさせる場合は

習慣化のスキルを身につけさせる
という視点で学ばせると
後々役立つかもしれません。



「人は習慣によって作られる。

すぐれた結果は一時的な行動ではなく習慣から生まれる」

                  アリストテレス