嘘をつくということ
人は嘘をつく生き物です。
もちろん私も嘘をついたことがあります。
そして嘘をついたことで大きく後悔したこともあります。
なぜ人は嘘をつくのでしょう。
人は嘘をつかなければ生きて行くことができません。
思ったことをすべて本音で言うとしたら
「その服ださいね」とか「この料理はおいしくない」なんてことになります。
人が集団で生きて行くためには嘘は必要不可欠なわけです。
しかし「ついていい嘘」と「ついてはいけない嘘」というものがあります。
映画「LIFE IS BEAUTIFUL」では強制収容所に入れられた子供に
「これはゲームなんだ。勝ったら、本物の戦車に乗っておうちに帰れるんだ」
と嘘をつきます。
このように相手を思いやる嘘は良い嘘だと言われるわけです。
逆に悪い嘘というのは、自分のことだけを考えた結果
他の人が迷惑を受ける嘘ということになります。
人は成長するに連れて良い嘘と悪い嘘の判断はわかるようになります。
それなのに大人になっても悪い嘘をついてしまうことがあります。
嘘をつく子を持った親がそのことで相談するケースがたくさんあります。
そういった子供の多くが嘘をつく理由の多くが
「叱られたくないから」
「注目されたい、認められたいという思いから」嘘をつくそうです。
厳しいしつけをする家庭では嘘をつく子供が増えるそうです。
子供時代に嘘をつく子だった子が成長したあとにこんなことを語っています。
「どっちにしても同じだけ叱られるなら、確率的に嘘をついたほうがマシだった」
子供が間違った場合に叱るのは必要なことです。
ですが上のように子供が考えてしまうのは当たり前と言えるのかもしれません。
こうした子供を教育する上で重要なのが
本当のことを話したら叱らないこと、
そして正直に言ったことについては褒めてあげることが効果的なのだそうです。
日本は教育というと叱るという文化です。
それは子供でも社会人でも変わりません。
大人になってもただ口汚くののしる上司はたくさんいるでしょう。
「どっちにしても叱られるなら、嘘をついたほうがマシ」
大人でもこのように考えてしまう人がいてもおかしくないわけです。
アメリカの元大統領であるクリントン氏が大統領だった当時
日本のニュース番組のニュース23に出演したことがあります。
そのときに筑紫哲也さんがが言っていました。
日本の政治家は収録ビデオの編集に口を出す人が多いそうなのですが、
クリントン氏の側近は逆のことを言ってきたそうです。
もし仮に大統領に不利なことがあっても、
けっしてカットしたりしないでほしいというのです。
もしも編集して隠したことが後で発覚した場合、
隠したことのほうがより強く攻撃されるからです。
日本社会がアメリカ社会のこうした良い部分を真似るのには長い時間が必要でしょう。
結局のところ、嘘を言わずに怒られるという選択肢を選ぶためには
自分の良心に頼らざるを得ません。
しかし、良心をフル稼働して正直に言ったところで褒めてくれる上司はあまりいないと思います。
同じようなことが延々と続けば自分の良心にもヒビが入ってしまうかもしれません。
だから自分の良心に従って嘘をつかずに済んだら自分で褒めてあげましょう。
美味しいものを食べるでもいいですし、
欲しかったものを買うのでもいいでしょう。
自分へのご褒美は、こういった時にこそ上手に使いたいものです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
早いものでブログを開始してから1年が経ちました。
最初は自分の病状のはけ口として始めたブログでしたが
少しずつではありますが応援してくれる方が増えここまで続けてこれました。
私の友人がよく使う言葉でこんな言葉があります。
「集中と発散」
物事を広くみたいときは考えを発散(はっさん)させます。
いろいろな本を読み、いろいろなことを調べ、いろいろなことを考えます。
そうしてたくさんの情報の中から一つのテーマを決めたら一気に集中するのです。
私はこの一年間を「発散」に使ってきました。
そして多くの情報に触れてきました。
いよいよ次のステップである「集中」に移ろうと思います。
そこで一年間という一つの区切りを持って一旦このブログを終了しようと思います。
いつも読んでくださった方には本当に感謝しています。
コメントまでくださった方も本当にありがとうございました。
うまく書けませんが本当に心から感謝しています。
最後になりましたが私の好きな言葉を贈ります。
「今日の命を今日生きる」
大学の恩師から贈られた言葉です。
今になってより一層この言葉の重みがわかるようになった気がします。
皆さんも「今日」という時間を精一杯生きてください。
