英語学習のハードルを下げるために「1日5分」という数値を挙げている人がいます。では、「1日5分」も勉強できない人はどうすれば良いでしょうか?

1日4分はどうでしょう。

1日3分ならできるかも。

1日2分なら楽勝か?

ええい、今日は特別サービスで「1日1分」にしましょう♪

決して自慢にはなりませんが、私はNHKラジオ講座を1年間通して聴けたことが一度もありません。1日15分の講座でも、4月の末には挫折していました。わずか15分でも続かないのです。

では、1日5分なら続くでしょうか?たぶん無理でしょう。一番の理由は、達成感や自分の成長を実感できないからです。中学生にもなれば、「1日5分の努力」で何かが身につくか否か分かりますよね。

野球でも水泳でも空手でもピアノでもバレエでも、「1日僅かたったの5分」では焼け石に水だということ、知っています。ましてや大人は。

Oxford University Pressによると、TOEIC Listening & Readingのスコアを450から550まで上げるために必要な勉強時間は225時間だそうです。1日5分なら単純計算で2700日かかります。7年以上です。でも、1日5分では習得より忘却の勢いが強いので、仮に7年継続しても得られる成果は皆無に等しいでしょう。


現実問題として、目に見える成果を期待するなら、1日50分くらいやらないとダメかもしれません。小学生は25分でも構いませんけど。

7月は世界的に記録的猛暑だったようです。このため、森林火災や熱波の被害が出ています。昔、地球温暖化という仮説が出たとき、懐疑的な人も多かったと思いますが、今ではglobal warmingという言葉がすっかり定着しました。というより、今後はglobal boiling(地球灼熱化)になるとか。最近は最高気温が36℃という数値を見ても、全然驚かなくなりました。

話は変わりますが、、

DMM英会話のDaily Newsに「Rock, Paper, Scissors: Where Did It Come From?」という記事がありました。じゃんけんの起源について考察しています。

そのウェブサイトでWorld Rock Paper Scissors Associationの存在を知りました。そこでは毎年チャンピオンシップを開催しているとか。しかもプロがいるそうです。世の中、何でもアリですね。

アメリカのホットドッグ大食いチャンピオンは有名ですが、プロではないですよね。じゃんけんのプロって、どうやって生活しているのでしょうか。

暇な時にWeblioの語彙力診断テストを受けているのですが、今日は驚くべき結果が出ました。レベル27の推定語彙数は22001~24000語だそうです。その称号は「大学者 polymath」でした(笑)。



無料で参加しているのに悪口を書くのは良くないことですが、この語彙テストの信頼性は低いです。変な質問が散見されます。たとえば、

質問 ............... 選ぶべき選択肢
twenty-three → being three more than twenty
ninety-eight → being eight more than ninety

これは算数の問題でしょう。今回はこの2つが25問中に含まれていました。


このテストは会員登録しなくても1日4回受けることができるので、さらに試してみると、2回目はレベル20で推定語彙数は13001~14000語になりました。わずか数分で私の語彙が1万ほど減ってしまいました(残念)。推定値の信頼性を上げるためにもう一回チャレンジしても良いのですが、私の語彙がさらに1万ほど減ってしまうと泣きたくなるので、今日はこのへんで止めておきます(苦笑)。


多読をすると語彙が増えると言われていますが、本当でしょうか?確かな答えを得るには、自分が英語多読を始める前に語彙力テストを4回受けて、その平均値と標準偏差を記録しておくと良いでしょう。そして、洋書を読み始めてから3ヵ月、6ヵ月、9ヶ月、12ヶ月後にテストを受け、最初に比べて統計的有意差があるかどうか確認すれば確実です。