テレビ、新聞、ウェブサイトで、新型コロナウイルス関連肺炎のニュースが毎日のように報道されています。自宅には以前に買ったマスクが残っていますが、念のため買い足しておこうと思って、近所の100円ショップに行きました。

 

ところが、「ふつうサイズ」が在庫切れで、「小さいサイズ」や割高のマスクしか置いていませんでした。しかも、購入可能なのは「お一人様1品のみ」という張り紙が。

 

まぁ、これは仕方がありませんね。誰かが不当に大量のマスクを買い占めて、他所で価格を吊り上げて転売するのを防ぐ上でも、妥当な措置だと思います。

 

それにしても、マスクのような一般消費財が身近な小売店で品薄になると、なんとなく不安になります。中国では非常識な値段で暴利をむさぼる業者がいるようですが、さすがに日本ではそんな悪質業者は今のところ見かけません。

 

わたしはこれまで「安全と水はタダ」と思っていましたが、もう少し自分の危機管理能力を考え直す必要があるかもしれません。懐中電灯、ラジオ、予備の電池、マスク、非常食など、最低限の用心はしておかないと。

 

literacy(リテラシー)は狭義では読み書き能力ですが、computer literacyやmathematics literacyやmedia literacyなど、さまざまな派生語があります。health literacyもそのひとつです。これを機会に私も含め、各literacyを見直してみてはいかがでしょうか。

 

先日予告したように、中田達也准教授による「英単語学習の科学」を紹介します。この本は2019/4/19に研究社から出版されて以来、アマゾンのカスタマーレビューで4.9という極めて高評価を貰っています(最高点は5.0)。

 

Amazonのレビューには怪しい例も散見されます。出版当日に高評価が殺到しているのは、身内だけのヨイショです(苦笑)。しかし、本書のレビュー日は昨年5月、6月、7月、8月、12月、そして今年の1月と自然な間隔で分散しています。そして、レビュー者のほとんどが本の購入者です。ですから、これらの書評は販売促進目的のヤラセではなく、本当に本書に興味を持って購入して良書だと判断した人達の正直な意見を反映している可能性が高いと思います。

 

さて、この本のP.95の一節を引用しますと

単語カードによる暗記は「すぐに忘れていまう」「役に立たない」などと批判されることがあります。しかし、このような批判には学術的根拠はなく、むしろ、単語カードを用いた学習は非常に効果的であることが研究結果から明らかになっています・・・

本書のP.135から、著者の主張を裏付ける「参考文献」が記載されていますが、それはこのブログでは割愛します。

「総理の通訳 坪田充史公式ブログ」で、【緊急】暗記してる人は原始人!という的外れな記事がありました。このように誤まった情報に惑わされないためにも、本書を図書館で借りて読むことをお勧めします。

 

本書は定価1980円なので購入しても良いのですが、まず、地元の図書館にあるかどうかチェックしてみましょう。無理に金を払う必要はありません。タダで利用できるなら、それを利用しましょう♪

著者は公式ウェブサイトに有益な情報を公開していますので、興味のある方はアクセスしてみてください。タダですから(笑)。

 

しつこいようですが、「総理の通訳 坪田充史公式ブログ」で、【緊急】暗記してる人は原始人!という記事がありました。坪田氏の主張は

暗記で語学を習得しようとする人は
「原始人」か「猿」レベルだから、
です。

 

何を隠そう私は原始人レベルであり、かつ、猿レベルです(笑)。自分を正当化するつもりはありませんが、私のほかにも猿レベルの人が少なくありません。

 

アメリカの医大生は、医師国家試験(United States Medical Licensing Examination, USMLE)の対策にfirecrackerという暗記アプリを使っているそうです。医学部に行くような優秀な人の中にも、原始人レベルの人がいるのです。

 

日本国内の医学生にもAnkiなどの暗記アプリで医学用語を暗記している人がいて、その様子をブログで紹介しています。まさに「猿」レベルです。こんなことを書くと、医学部生から怒られるかな?

 

その心配は要りません。医学部生はそんなくだらない事に時間を浪費するほど暇ではありませんし、みんな優秀な方ばかりです。

 

母語(日本語)か外国語かを問わず、短時間に効率的に言葉を覚えるとき「暗記」という方法を使います。私は小学生の頃、漢字を暗記しました。今では、小学校で習う漢字の書き順について、インターネット上に無料プリントが用意されています。

 

次回は中田達也著の「英単語学習の科学」という本を紹介します。この本の第15章は「単語カードを使用した英単語学習」です。そして、15.1「単語カード学習の有効性」という節に、暗記で語学を習得しようとする人は原始人か猿レベルと書かれている・ ・ ・ はずが無いですよね(苦笑)。中田准教授のほかに、Paul Nation教授なども単語カード学習の有効性を報告しています。


《今日の暗記》
単語カードは英語でflashcardsです。flashcardsでグーグル画像検索すると、子供用のカラーイラスト付き単語カードが沢山出てきます。