ミュータント・タートルズ（１９９０年）

ＷＯＷＯＷで最新のＣＧアニメ映画「ミュータント・タートルズ：ミュータント・パニック！」の初放送に合わせて、一番最初に実写化された旧3作品（90年代のヤツ）も合わせて一挙放送、連日、1作品ずつ放送になる。そんなわけで、昨晩エアチェックしておいたシリーズ1作目「」をさっそく鑑賞する。作品の存在は認識していたけど、当時は全く見向きもしなかった…1作も見てなかったんだよね、所詮カメだろ？と…。一応、2014年にマイケル・ベイプロデュースによって復活したリブート版以降は、前述のCGアニメ映画も含めて鑑賞経験あり。

ニューヨークでは謎の犯罪組織が暗躍、窃盗や強盗が頻発して起きていた。テレビレポーターのエイプリルは、この事件に注目、真相を究明しようと取材を続けていたのだが…その最中に、自分が犯人グループに襲われてしまう！間一髪のところを助けたのは…突然変異で人間大の大きさに巨大化、知能を持つカメのラファエルだった！ラファエルには、同じように巨大化したレオナルド、ミケランジェロ、ドナテロという兄弟がおり、同じように巨大化したネズミの師匠スプリンターと一緒に地下で暮らしていた。カメたちはエイプリルと協力して事件を調べるのだが…。

昔は見てないくせに、あのビジュアルだけでけっこう馬鹿にしてたんだけど…あれ、面白いんじゃない？34年も前の作品なんだけど、カメたちが中途半端なCGではなく、着ぐるみで再現されているので、映像、世界観に馴染んでいて、今見ても自然に見れちゃうな…あまり古臭さも感じなかった。アメリカと香港の合作ということで…ゴールデン・ハーベストが参加しているので、アクション映画としても迫力あり。“所詮、カメだろ？”なんて言ってしまってゴメンナサイ、ホント“食わず嫌い”はよくないことなんだとあらためて実感。リブート版よりこっちの方が好きかも？

ストーリーに関しては、序盤はいつも似た展開が多いな…初めて触れた2014年のリブート版1作目しかり、この間のCGアニメ映画しかり、カメがジャーナリストのヒロインを助けるところから始まるのね。アニメのヤツはジャーナリスト志望だったけど、犯罪に巻き込まれ、一緒にカメたちと事件の真相を追うという流れはだいたいお約束な感じ。ただ、敵の正体になると…それぞれの作品は違いがあって、リブート版の方は科学者とか大企業が絡んでなかったっけ？CGのヤツは…カメと同じく突然変異したミュータントと、その原因を作った組織が出てきた気が？

うろ覚えなんで…違ったらご愛敬（汗）ってうか、CGのヤツを見たのはついこの間（今年の3月にアマプレのレンタル100円セールで見たばかり）なのに、もう忘れたのかよ！えーと、話を今回見た旧作に戻すけど、こちらの敵は、カメたちが武術を得意とし、めっちゃ強いっていうことにも少なからず関係がある…謎の忍者がラスボス！で、その悪い忍者と手下の忍者軍団が、子供たちをだまくらかし、手懐け、犯罪に引きずり込んでいて…組織化している。「リトルトーキョー殺人課」のヤクザ役、小幡利城（トシロー・オバタ）さんも忍者軍団のナンバー2で出てきた。

監督：スティーヴ・バロン

出演：ジュディス・ホーグ 　イライアス・コティーズ 　ジェームズ・サイトウ　トシロー・オバタ　マイケル・ターニー

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