ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!(2023年) | 勝手に映画紹介!?

ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!(2023年)

ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!

 

アマプラのストアで実施していたセール“プライム会員限定ビデオナイト”で、アニメ映画「ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!」を配信レンタルでポチリ…他の作品は100円なのに、この作品だけ何故か99円だった。セール価格は3月21日まで…ちなみに4Kを含む購入版もすべて500円という格安価格だったのだが、繰り返し見るほどではないだろうと思って、オイラはレンタルで済ます。何度も映像化されている、言わずと知れたカメのスーパーヒーローたちの活躍を描くアレです…オイラは2014年と2016年の実写版だけ過去に見たことがあった。

 

カメのミケランジェロ、レオナルド、ラファエロ、ドナテロは…父親代わりであるネズミのスプリンターの厳しい躾もあり、子供の頃から暗い下水道の奥で、人間に見つからないようにひっそりと暮らしていたが、“人間のような普通のティーンエイジャーになりたい”という夢を抱いていた。そんなある日、人間の女性エイプリルと偶然、知り合う機会が訪れ、親しくなる。そして、ジャーナリスト志望であるエイプリルから、謎の犯罪者スーパーフライの話を聞いたことがきっかけになり、4人はスーパーフライを倒すことで、自分たちの存在を人間に認めてもらおうと考える!

 

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」と並び、昨年劇場公開もされ、評判が良かったアメコミ原作のCGアニメ映画ですよね…前述の「スパイダーマン~」同様、映像表現がとにかく印象的なんだけれども…雰囲気はかなり異なっていて、本作の方が、より、アメコミ漫画が実際に動いている感じというか、手描き風のアートみたいな絵柄が、ガンガンアニメーションで動き回るのが特徴だった。最初にも書いた通り…“タートルズ”のことはそこまで詳しくなくて、今までちゃんと見たことがあるのは2014年と2016年の実写版くらい。昔の実写版は見てない。

 

だから主人公のカメたちも、もうちょっと大人びた印象で、ヒーローとして確立していたようなイメージ、もっと悪党退治なんかもこなれていて、強かったような気がしてたんだけど…本作でのカメたちは、まだまだその辺にいるガキレベルで、敵と戦ってもあまり強くない…段々と戦いにも慣れていく感じ。初めてちゃんと心を交わす人間=ヒロインのエイプリルなんかも、実写版と同じく…スクープのためにカメに近づくという設定ながら、こちらもまだまだ幼さがあって、それこそ今回巻き込まれた騒動によって、カメたちと共に一緒に成長していくというようなポジション。

 

カメ以外のミュータントもいっぱい出てきて…そいつらがけっこうグロテスクだったよね。ただ、見た目に反して…いいヤツもいれば、そうじゃないヤツもいてね(笑)イノシシのミュータント“ビーバップ”の声を担当しているセス・ローゲンが製作も兼ねているということで、しっかりボンクラお馬鹿映画の要素が濃いめになっているのが笑える。映画ネタもバンバンかましてくるし…劇中で、カメたちが触れる“実在の実写映画”を、そのまま実写で流したりするのがいいアクセントになっている。クライマックスも「進撃の巨人」をヒントに悪党退治に挑んだりするのが面白い。

 

 

監督:ジェフ・ロウ

出演:シャモン・ブラウン・Jr ローズ・バーン ニコラス・カントゥ ナターシャ・ディミトリウ ジャッキー・チェン
 

 

【3月21日までセール価格でレンタル、販売中】

ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!

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