Blu‐ray Disc 白熱(2023年8月9日発売) 死ぬまでにこれは観ろ!2023 | 勝手に映画紹介!?

Blu‐ray Disc 白熱(2023年8月9日発売) 死ぬまでにこれは観ろ!2023

白熱 [Blu-ray]

 

今月の9日にリリース、1日早くフラゲしていた“死ぬまでにこれは観ろ!2023 第2弾ラインナップ”の廉価版Blu-rayで「白熱」をようやく鑑賞…実はこの作品、先月、購入した第1弾ラインナップ「ゲイター」の前作にあたる。どうせなら、リリースの順番を逆にするなり、同時にするなり、メーカーももう少し気を利かせてくれてもいいんじゃないかって思うけど…きっと何か事情があってのことなのだろう。でもって、一応、この「白熱」は前にレンタルDVDで鑑賞したことがあったので…先に入手した「ゲイター」は今回のリリースを待たずに、既に鑑賞を済ませております

 

“死ぬまでにこれは観ろ!2023”で…初鑑賞だった「ゲイター」を買うつもりでいたので、自然な成り行きで「白熱」も買って、この機会にシリーズを揃えようと思っていた。ちなみに“死ぬまでにこれは観ろ!”は…円盤を3枚購入すると、もう1枚貰えるというキャンペーンなので…一緒に「シカゴ・コネクション/夢見て走れ」をポチってある。さて「白熱」ですが、「ゲイター」との感想とも重複するんですけど、バート・レイノルズ主演のアクションです。密造酒製造の罪で服役していた主人公が…シャバに戻り、破天荒な方法で巨悪と対峙するというのがお約束な内容。

 

10年以上前にレンタルDVDで一度見たきりだったので…正直、内容はうろ覚えだった(そんな状態で続編を見ても、問題はなかった)。今回見直してみると、記憶にあったよりもテンポを感じ…導入部からグイグイと引き込まれた。確かに続編の「ゲイター」の方が、要所要所に挿入されるアクションはダイナミックになっていたけど…作品としてのまとまりの良さはこちらに軍配か?再掲してある10年前の感想だと…当時のオイラはラストに物足りなさを感じたみたいだが、今ではアレを、豪快さだけじゃない作品や登場人物の知的な魅力と捉える余裕ができた。

 

再掲した感想は当時、TSUTAYAの準新作&旧作100円セールで借りて鑑賞した時のものです。名作復刻レンタルのTSUTAYA発掘良品のラインナップの一つであり…この頃のセル版DVDはFOXからリリースされていて、FOXのリクエスト・ライブラリー第6弾のラインナップ商品でもあった。さらにニコ生でリクエスト・ライブラリー発売に合わせた“死ぬまでに、この映画だけは観ておけ!”という番組が放送され、その中で紹介されたんだけど…番組タイトルからもわかる通り、キングレコードが現在手掛けている“死ぬまでにこれは観ろ”の原形がここにあった。

 

 

 
★2013年07月18日投稿:白熱(1973年)を一部改訂、追記し再掲しています★

 

密造酒製造の罪で刑務所に入っていたゲイターの元へ、弟ドニーの死が伝えられた。犯人は、ボーガン群を牛耳る保安官のコナーズだという。コナーズは密造酒業者からワイロをとり、やりたい放題だという。一度は、脱獄を試みるがあえなく失敗するゲイター…仕方なしに財務省との取引で、コナーズの悪事を暴く手伝いをするということで、なんとかシャバに戻ることに。さっそくボーガン群に出向いたゲイターは、デュードという男の口利きで、地元の密造酒業者の仲間に加わり、運び屋のロイと共に仕事をしながらゲイターの悪事の証拠を探すのだが…。

 

いかにも70年代らしいパワフルな映画だ…弟殺しの悪徳保安官に復讐するため、あと数日で出所できるというのに、我慢できずに脱獄するレイノルズ…結局、すぐに捕まっちゃって、刑期が伸びてしまうんだけれども…刑務所の所長に、財務省との話を繋いでもらって、保安官の悪事を暴くために、地元の密造酒業者に潜入するという案を提示することに。晴れてシャバに戻ったレイノルズは、財務省が用意したカスタムフォードを乗り回し、颯爽と敵地に乗り込んでいく!保護観察中の男を脅し、敵側の女(運び屋の恋人)を口説き手懐けたりするのであった…。

 

人種差別なんかもまだまだ色濃く反映されており…弟の死なんていうのも理不尽そのもの。最初はスパイみたいに、ちょこまこと情報収集なんかもしてたんだけれども…結局は、正体がバレちゃって、お得意の車で勝負をつけるという強引さ。いや、捕まって拷問を受けながら、反撃のチャンスを窺うところなんては、けっこう緊張感もあるし…肝心のカーチェイスも、砂埃をまき散らしながら、パトカーと壮絶なチェイスを繰り広げたりし、豪快で本気印なんだけれども…どうやって決着をつけるのかなと思いきや、最後のアレはねぇだろ…と、正直思ったよね。

 

途中まで面白かったんだけど、最後でちょっぴりだけガクっとさせられたかな?一応、弟が殺されたのと同じ湖を選んでる辺りに…復讐らしさは感じられるものの、それよりもあんな解決方法で、お役人さんたちは納得したのだろうか…まあ、せざるを得ない状況ではあったが。服がいつも汗でビチョビチョになってるレイノルズとか、顔面を怪我してでっかいガーゼを貼ってるレイノルズとか…それこそ最後なんて袖が破れて(怪我を治療する時に破ったのかな?)肩を露出していて、スギちゃん(鑑賞当時、流行ってた)みたいになっていて、とにかくワイルドでした。

 

 

監督:ジョセフ・サージェント

出演:バート・レイノルズ ネッド・ビーティ ジェニファー・ビリングスリー ボー・ホプキンス マット・クラーク

 

 

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