白熱(1973年) | 勝手に映画紹介!?

白熱(1973年)


 勝手に映画紹介!?-白熱 


TSUTAYAの準新作&旧作100円セールで借りた発掘良品「白熱 」を鑑賞…先日鑑賞した「デス・ハント」同様に、こちらもセル商品はFOXのリクエスト・ライブラリー第6弾のラインナップ商品で、やはり6月に放送されたニコ生“死ぬまでに、この映画だけは観ておけ!”でも紹介されていた。バート・レイノルズ主演のアクションもの…弟殺しの犯人に復讐するため、密造酒業者に潜入するって話。タイトルからは想像しにくいんだけれども、レイノルズといえばカーアクション映画というくらいなので、本作もその類の作品です。

密造酒の罪で刑務所に入っていたゲイターの元へ、弟ドニーの死が伝えられた。犯人は、ボーガン群を牛耳る保安官のコナーズだという。コナーズは密造酒業者からワイロをとり、やりたい放題だという。一度は、脱獄を試みるがあえなく失敗しするゲイター…仕方なしに財務省との取引で、コナーズの悪事を暴く手伝いをするということで、なんとかシャバに戻ることに。さっそくボーガン群に出向いたゲイターは、デュードという男の口利きで、地元の密造酒業者の仲間に加わり、運び屋のロイと共に仕事をしながらゲイターの悪事の証拠を探すのだが…。

いかにも70年代らしいパワフルな映画だ…弟殺しの悪徳保安官に復讐するため、あと数日で出所できるというのに、我慢できずに脱獄するレイノルズ…結局、すぐに捕まっちゃって、刑期が伸びてしまうんだけれども…刑務所の所長に、財務省との話を繋いでもらって、保安官の悪事を暴くために、地元の密造酒業者に潜入するという案を提示することに。晴れてシャバに戻ったレイノルズは、財務省が用意したカスタムフォードを乗り回し、颯爽と敵地に乗り込んでいく!保護観察中の男を脅し、敵側の女(運び屋の恋人)を口説き手懐けたり。

人種差別なんかもまだまだ色濃く反映されており…弟の死なんていうのも理不尽そのもの。最初はスパイみたいに、ちょこまこと情報収集なんかもしてたんだけれども…結局は、正体がバレちゃって、お得意の車で勝負をつけるという強引さ。いや、捕まって拷問を受けながら、反撃のチャンスを窺うところなんては、けっこう緊張感もあるし…肝心のカーチェイスも、砂埃をまき散らしながら、パトカーと壮絶なチェイスを繰り広げたりし、豪快で本気印なんだけれども…どうやって決着をつけるのかなと思いきや、最後のアレはねぇだろ。

途中まで面白かったんだけど、最後でちょっぴりガクっとさせられたかな?一応、弟が殺されたのと同じ湖を選んでる辺りに…復讐らしさは感じられるものの、それよりもあんな解決方法で、お役人さんたちは納得したのだろうか…まあ、せざるを得ない状況ではあったが。服がいつも汗でビチョビチョになってるレイノルズとか、顔面を怪我してでっかいガーゼを貼ってるレイノルズとか…それこそ最後なんて袖が破れて(怪我を治療する時に破ったのかな?)肩を露出していて、スギちゃんみたいになっていて、とにかくワイルドでしたね。


監督:ジョセフ・サージェント
出演:バート・レイノルズ ネッド・ビーティ ジェニファー・ビリングスリー ボー・ホプキンス 


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