ゲイター(1976年) | 勝手に映画紹介!?

ゲイター(1976年)

ゲイター [Blu-ray]

 

この間のAmazonのプライムデーで、オイラはあまり買いたいものがなくて、若干拍子抜けだったんだけど…せっかくなので、プライムのセールとはまったく無関係だったキングレコードの“死ぬまでにこれは観ろ!2023(円盤の再販、廉価版)”の7月リリース分ラインナップから、Blu-rayの「ゲイター」をポチっておいた。10年くらい前にレンタルDVDで鑑賞経験があったバート・レイノルズ主演「白熱」の続編…元犯罪者の主人公ゲイター・マクラスキーが再び巨悪と対峙するアクション。「白熱」の内容も若干、うろ覚えだが…「白熱」のBD再販は来月なんだよなぁ~。

 

大統領選に出馬予定の州知事…彼のお膝元であるダンストン群は、バマ・マッコールという男が市長や警察をも牛耳りやりたい放題、腐敗の巣窟となっており、頭を悩ませていた。そこへ役人のグリーンフィールドがやって来てアイデアを提案。マッコールには、密造酒の罪で服役していた元囚人のゲイター・マクラスキーという幼馴染がおり、そのゲイターを3度目の逮捕から見逃す代わりに、協力者に仕立てるという内容だった。グリーンフィールドの思惑通り、仕方なく任務を引き受けるゲイター。さっそくグリーンフィールドと共にダンストン群へ乗り込むが…。

 

「白熱」の内容は、特に覚えてなくても、あまり問題なかった(でも…来月、BDが再販されたら購入するつもりではいるけど)…密造酒づくりを生業にし、その罪で服役していたという設定は、なんとなく覚えていて、今回もその弱みにつけこまれて、役人の手助けをしぶしぶと引き受けるという、前作を踏襲した流れ。ジャケ画像にも描かれている、レイノルズが操縦するボートを、ヘリコプターが追いかけるチェイスシーンが見せ場の一つなんだけど…これは、冒頭の役人がレイノルズを協力者に仕立てるための捕り物で、わりと本編が始まって直ぐに出てきたよ。

 

レイノルズがボートに乗り込んでから、観念して話し合いに応じるまでがけっこう長めでして、若干間延びしているようにも感じられるんだけれども…そのちょっと無駄な感じも、70年代アクションらしくて良かったりする。ただ、このレベルのアクションが、全編に満載なのかなと思っていたら、敵とのラストバトルになだれこむまでは、そこまでアクションが多いわけじゃない。なんだかんだで、アクションのMAXは…最初のチェイスシーンだったような気がしないでもない。ただ、敵のボスがソードオフショットガンを愛用してたり…琴線に触れるシーンはけっこうあった。

 

コミカルなシーンも多く…レイノルズが薬を盛られてラリってしまうところや、敵の悪事の証拠を掴もうとヒロインの女性ジャーナリストと、もう1人、堅気のオバチャンを引き連れて、裁判所に潜り込む当たりのドリフコントみたいなドタバタはなかなか面白かった。このコミカルな要素があったからこそ、後半の非情な展開のギャップが活きる。ローレン・ハットン演じるジャーナリストは…最初こそ男勝りで、ツンケンしてるんだけれども、レイノルズと親しくなってからは、女のか弱さも覗かせ、いい雰囲気になれば自ら服を脱いだり、今でいうツンデレキャラ風で良かった。

 

“死ぬまでにこれは観ろ!2023”は例年通り…対象のBlu-rayまたはDVDを3枚購入すると、もう1枚貰えるキャンペーンを実施している。一応、8月発売予定、「ゲイター」の前作にあたる「白熱」を購入し、あともう1枚、キャンペーン期間中内(締め切りは2023年12月31日)、対象作品を買って、応募しようと思ってるんだけど…残りの1枚をどのタイトルにするか、そしてどのタイトルをプレゼントで貰うか、まだ決めかねてるんだよね。DVDで持ってる「シカゴ・コネクション/夢みて走れ」あたりをBlu-rayに買い直してもいいかな?「カサンドラクロス」も円盤で欲しいかも?

 

 

監督:バート・レイノルズ

出演:バート・レイノルズ ローレン・ハットン ジャック・ウェストン ジェリー・リード アリス・ゴーストリー

 

 

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