沈黙と孤立(覚書) | しあわせになりたかったのに

しあわせになりたかったのに

すみませんでした。

知り合いがさ。幾人かで楽しげに話してると、そこに入るのは邪魔になりそうで、そっと避けてしまうことって、あるじゃん。
すでに出来上がった関係性のなかに、自分の居場所がないように感じてさ。いない方がいいような気がして、逃げ出してしまうんよね。
こうやって、どこにも、自分の居場所をなくしていくんだけどさ。分かってるんだけど、くり返すね。生きるための習性、刷り込まれた習慣。
あのときの、みんなが遠くにいる感じ。自分は近づいたらいけない、って感覚。
置き去りにされたような寂しさがあるんだよね。距離を取ってるのは自分なのにさ。
一人はさみしいくせに、人といるのは怖いからさ。嫌われるのが怖いから、孤独の海に潜っていくんだよ。