どうも…ショーエイです。
最近、世界情勢に関する内容を伝えてませんでしたが…
まあ、中心はウクライナ情勢なので、
その状況を観察していたからと言っておきます。
ロシアが優勢かウクライナが優勢かで、
色々と変わるので…
【ウクライナ情勢の真相】
日本でのニュースのほぼ8割が米国政府からのデマです。
と、言うのもバイデン政権は大統領選も見据えて、
ウクライナで失態を犯せなくなっているからです。
なのでウクライナ劣勢という情報は決して流しません。
8月初旬にはウクライナ劣勢が少し報じられてましたが、
国務省やネズミ男ブリンケンが顔を出して否定した事で、
情報はほぼ太平洋戦争終戦間際の日本状態になってます。
確かにロシアの兵器より西側の兵器の方が性能は良いでしょう。
暫くの間、その性能差が実際にどういう影響になるかを、
傍観していました。
結果としていえば、さほど大きな変化は生じないという事です。
兵器の性能の差と言っても、米国とイラクの差と違って、
戦術戦略的にはさほど差がない程度と先ず伝えておきます。
兵器オタクはこの差を、
前述の米国とイラクの差のような雰囲気で伝えるのです。
寧ろ性能面で優位性があるから、
ロシアの兵器を撃ち落としたり破壊できるのは当たり前なのです。
一般の人はここの部分を先ず考えるべきです。
この当たり前な状況でウクライナ軍の進行が遅いのは、
寧ろその差が際立って僅差だからと考えた方が良いです。
【実は激戦という激戦はウクライナ側の表現】
スポーツの世界ではホーム&アウェイが言われます。
スポーツだと声援が影響する部分で伝えられますが、
戦争では寧ろ地の利が影響します。
戦略、戦術を良く知る米軍などの実務者の方がたは、
既にホーム化したロシア占領地域に
ウクライナ軍が突入する部の悪さを理解してます。
どれだけ最新鋭の兵器を用いたとしても、
この状況を打開するのはかなり難しいことは周知の上です。
そして一番恐れられる事は、
この戦闘でウクライナ側が大きく戦力を喪失する事なのです。
米軍の参謀本部は当初、
このウクライナ軍の攻撃を無謀とまで伝えて
阻止しようとしたわけですが、
ブリコジンの騒ぎが逆に功を奏して
ウクライナ軍はまんまと誘い込まれたわけです。
何が功を奏したのか…
バフムートでのブリゴジンの発言の数々を、
実は米軍参謀本部はロシア側の挑発として警戒していた訳です。
寧ろ当方もその可能性を考えて傍観していた訳ですが、
以外にガチな話だった。、
まあ、ブリゴジン氏が意外にこまで戦略戦術に疎い人間とは
思ってもいなかったのですが…
ただ・・・この意外なガチだったことが
寧ろロシアに思わぬ展開を齎したのです。
思わぬ展開はブリコジンの反乱では有りません。
思わぬ展開とは米軍の危惧していた点が、
逆にウクライナの反撃チャンスを失わせたと
ウクライナ軍内部で評価されたことです。
まあ、戦場ではよくある仲間割れみたいな現象ですが、
米軍参謀本部の慎重なアドヴァイスが
仇と成ったという感じにみられたことが
ロシアの幸運に成ったのです。
ウクライナ軍は米軍参謀本部のアドヴァイスが
慎重すぎるという点を、
米国務省…いわばブリンケンの馬鹿を通じてバイデンに伝え、
逆に強硬派の英国軍参謀の見解を
重視する形に変更した訳です。
なので…ウクライナ軍は反転攻勢に出た。
【ウクライナ軍が見落としたブリゴジンの発言】
ブリゴジンはバフムートから撤退する際に、
ロシア軍が地雷を配置して
自分たちの撤退を阻止しようとしていた事を伝えてます。
これ、あららブリゴジン
一応、御冥福をと伝えたところで…
意外とバカだったんだねという内容に成るわけですが…
ロシア側的にはそこを言っちゃダメでしょという内容なわけです。
いわばロシア側が
ウクライナ軍の反転攻勢を誘っている状況を
バラすような内容だからです。
いわば…ここで
本来は米軍参謀本部の慎重策の目論見通りだったわけです。
しかし、米軍の慎重策はこの時点で信用を失った形になり、
この些細な出来事も、
ウクライナ側は単なるロシア軍の統率不備な状況で
片付けた訳です。
ニュースでもそういう伝えかただったわけです。
功を焦るバイデン政権とゼレンスキー政権、
こういう心情の政治状態では戦果というより、
政治的な成果がほしいわけです。
なので反転攻勢に踏み切るわけです。
ブリゴジンの失態が有る無しに関わらず、
時間の経過で結局は同じ結末に成ったわけですが、
事件によりその流れが早まったというのが実情です。
【9月に入る現状の戦況】
戦術的な形を見れば…
いわばウクライナ軍がどういう攻勢を
仕掛けているのかを確認できれば
おおよその作戦は見極められます。
まあ…ミリー統合参謀には申し訳ないが…
ちょっと言っちゃいます。
ウクライナ軍の南から東上する作戦は、
現状頓挫状態にあります。
その為、中部(ドニプロ)方面から
南下する形の作戦に踏み切りました。
ドネツク方面の南下する形と合わせて
補給線を共有しやすい形にしたと思われます。
ロシア側は南からの東上する部隊の補給線が
海上輸送を用いることを既に察して、
海上封鎖に踏み切ったためです。
これが結果として穀物安全輸送の停止に繋がるわけですが…
ウクライナ軍がこの状況を打開するには、
中部から南下する形に見せかけた、
東上からの奇襲作戦を用いる事です。
いわば南下する部隊を東上する部隊と合わせて、
一気に西からメリトーポリに向かってブリッツを仕掛ける。
その際に、南下部隊は捨て陣を敷いて、
突如移動する形が見られますが…
実はブリッツを仕掛けようにも地雷原が多すぎて無理。
ここも米軍は把握している状態な訳で、
寧ろ捨て陣を空城の計として
ロシア軍をおびき出す形で
一矢報いる作戦を考えたのかとも思われます。
いわばロシア軍も以前ルハンシクで
ブリッツ攻撃(一気に突撃する攻撃)を食らっているので、
どこかでこれが起る恐怖感は有るわけです。
なのでメリトーポリ急襲は
最終的にロシア軍の急所でもあるため、
これを警戒せざるを得ない。
その為、南下していた部隊が消えたと成れば、
焦りを生じさせ部隊を東上方面に動かしたりと、
困惑する可能性が高いのです。
この流れで考えれば、
寧ろザポリージャ防衛方面が困惑する形が考えられます。
そこを付いて東上方面と合流するかに見せていた部隊を
実は伏兵として南下のまま残していたとするなら、
南下してザポリージャを狙う方は一時的に戦いやすくなる訳です。
この動きを連発して見せる事でも、
ロシア軍は何時来るかで困惑する事が考えられます。
いわばこの形は
孔明が五丈原で用いた形に近いと言えますが、
逆に仲達の様に動揺せずに現状をしっかりと守られると、
実は多勢に無勢で膠着することになるのです。
まあ、ウクライナ軍としても
これ以上無駄な損失は避けたいだろうし、
ロシアとしても現状維持を暫く続けて、
ウクライナ軍をジリ貧させたいわけなので、
戦場に於ける人命という観点で考えるなら、
その膠着状態を維持する方が、
双方にとっても望ましいと成るわけです。
多分、ミリー氏が統合参謀本部議長としてやれる
最後の仕事に成るわけですが、
ウクライナ軍が気付いて戦力維持に努めるのか、
それとも政治的成果を焦る愚か者に従って、
更なる犠牲を強いるのか、
この選択肢を与えた形と言っておきます。
因みに今の布陣で内陸方面を固める状態は、
ロシアが攻勢に転じた場合に
ウクライナ軍としては守りやすい形であることは言っておきます。
兵器兵器と言ってますが、
兵器の性能差はそれほど問題では有りません。
結局は双方の兵器をどう配置してどう戦うかで、
そこは埋まってしまうレベルなのです。
それを軍従事者は良く知っている訳で、
米軍もイラクやアフガニスタン相手に
相応の犠牲が生じた点で理解してます。
いわばイラクやアフガニスタンは
ロシアのそれより遥かに劣る状態の戦争だったわけですから。
それを政治家は全く理解せずに、
少し優秀な性能を保持しているから
圧倒出来ると考えるわけです。
ドローンや無人機も今ではロシアも生産し、
多用している状態に成ったわけです。
いわば優位性は一瞬だったわけです。
【ブリゴジン氏の暗殺に関して】
実はプーチン大統領の恩赦が有ったのは事実でしょう。
本来は殺さない方針だったように見えます。
しかし、軍部の要請によって黙認したかたちです。
恐らく恩赦の条件は、SNSでの発言の規制。
それを破った事で軍部が
プーチン大統領に擁護することを断念させた。
いわば軍部としては現状で統制不備が生じてしまう事。
プーチン大統領としても
ここが正念場であることは理解しているため、
軍部の要請が妥当と考えるしか無かったのでしょうね。
勿論、彼はその点で責任逃れはしません。
誰が見ても彼の仕業という事は感じられるからです。
暗殺を悪とするのは道徳的には理解できるが、
戦争の勝敗に関わる事になると、
実際にはその道徳なんて思考は何の役にも立ちません。
西側の人間は道徳的に
プーチン大統領を悪の権化として伝えますが、
それで戦争の問題が解決するかと言うと、
解決しません。
戦争が起こる理由の根源は
人間同士が喧嘩をすることが根本的な理由です。
喧嘩はなぜ起こるのか…
ここを先ず考えるべきです。
喧嘩は主張のぶつかり合いと、
もう一つは自尊心のぶつかり合いです。
人間だれしも自分が正しいと信じて生きている訳です。
もし自分の正当性を信じられなくなったら、
その人は死にます。
いわば自分は生きていてはいけない人間と
認めた時だからです。
この自尊心のぶつかり合いは、
主張の違う誰かを悪とし、
自分を正義とする形でほぼ人類は教育されます。
お互いに正義と悪の概念で、
主張の違う相手と向き合えば…
法律上なら裁判という形にも成りますが、
争論、紛争という形のいずれかの喧嘩に発展します。
道徳という概念が齎す副作用とも言うべき現象です。
【法は道徳とは別世界であることを知るべき】
日本では法と道徳を一体化させる傾向があって、
本来の法の趣旨は守られません。
民主主義に於ける法の基本理念は
個人の権利を保護することに有ります。
裁判官に認められている
心象なんてものは道徳的な概念で判断できる事を意味する為、
実はその印象で人の権利を踏みにじる事も有るのです。
権利喪失によって社会に怒りを感じて
悪態をつく人は印象は良くありません。
故に彼は嘘を付くようにも見えます。
しかし、その根本は何らかの権利を損失したからで、
その権利の正当性を理解せずに、
なぜ彼を悪人と決めつけられるのか?
これが内国の政治で治まる場所なら、
不当でも裁判の判決でおわりになる。
勿論、そういう人が社会的暴走に走り、
本当の犯罪に走る事は抑止できませんが…
逆にこれが国同士なら、
国際法が効力を発揮する範疇ならともかく、
その範疇から外れたら、
戦争に発展する訳です。
自尊心のぶつかり合いとは、
双方が自己の正当性を曲げない戦いなのです。
そこに緩和剤を投入できる唯一の処方は、
共存する事の理であり、利を解くことのみなのです。
先ず、戦争の根本的な理由は、
全てが自尊心のぶつかり合いで有ることを理解しましょう。
バイデンやブリンケンの様な低俗な発想で、
誰かを悪者に仕立て上げる幼稚な思考では、
自尊心のぶつかり合いが齎す紛争を
先ず解決できないのです。
なので結局は
道徳が戦争を齎すという言い方でもいいという事です。
道徳は個人個人が抱く自尊心の中の常識でしかない。
宗教が異なればこの常識も異なり、
文化が違えばこの常識は更に異なります。
スポーツで考えても…
例えばサッカー…
ファウルをすることは多数認識の道徳としては悪です。
しかし、勝敗に絡む大事な局面では、
ファウルをしても止めなければ成らない。
ルイス・スアレス選手がW杯で見せた
ハンドでシュートを阻止する行為も、
1点が大事という場面ではルール上の選択肢として有りなのです。
ただし共存理念というルール上では、
そういう行為を容認すると試合が面白くないのと、
ファウルに関しては選手が怪我をするという意味で、
罰則を設定して反則が起きないように、
また反則によって反則した方が不利に成るようにしている訳です。
善悪の話では有りません。
これが社会に於ける法律でも言える事なのです。
殺人事件一つにしても、
殺人は道徳的に悪です。
でも殺したいほどの理由があってやった事は抑止できません。
しかし、法律ではその行為に対して懲役などの罰則で
社会的共存利害を乱した者として扱うだけなのです。
これが戦争に成ると・・・
その戦争に勝つしか相手を罰する事が出来ない訳です。
道徳を重視してこんな戦争に挑めますか?
その戦争に負けたときは
自尊心が全て否定される状況に成るわけで、
それは死を意味します。
そうなれば人はあらゆる手段を講じてても勝ちに拘るのです。
いわば核兵器を用いてもという話です。
こういう人間の事情を知らずに戦争を語っている時点で、
決して戦争は無く成らないと言っておきます。
人間の事情を知る人は、
そういうお互いの自尊心を尊重した上で、
人類が共存する為の理と利を語りあって、
お互いが住みやすい環境を模索するのです。
そしてそこに平和という利を以て、
お互いの権利が最大限に尊重される形へ導くわけです。
バイデンは息子が裏で何していようが、
当方は悪者という扱いはしません。
まあ、政治家なら多少の悪事は大目に見ます。
ただし、善悪で語るバイデンは
愚か者で幼稚という話なだけです。
もしオッサン先生が大統領選に出れるなら、
こういう演説をするそうです。
法の下には、善悪など存在しない。
We uneder the law and constitution, there is no good or bad.
正しいや間違いなども存在しない。
there is no right or wrong.
全ては君と私が存在することだ!!
All we have is you and me.
哲学的で難しい言葉なのかな?
でも、この世界の秩序はこういう事なのです。