どうも…ショーエイです。
保守だとかナショナリストの言動を見ていると、
議論する事すらバカバカしいと思い始めました。
先ず、何故バカバカしいのか。
結局、彼らの思考が止まっている所は
既に通り越した部分でしかないので…
保守的な考えやナショナリズム的な考えで
国益を語る事は簡単です。
ただし、自国が保守で相手も保守に成ると
相性が悪く、結局は戦争へと考えが進む現象に発展します。
いわば、身構えて敵愾心むき出しの相手と対面して、
同じように身構えたら、
まあ、「ワレーやんのか、このやろー!!」
と、猫の縄張り争いに成るのが目に見えているからです。
それを見越して
「備えあれば憂いなし」
と言いたいように防衛しようという発想な訳です。
時節の流れを読み解き、
その流れをリードすることこそ大事です。
時節は国から惑星全体を考える方向に流れています。
集団的自衛権もかつての同盟という概念から、
国際的な良識に反する場合、
惑星全体で叩き潰す。
そういう発想です。
例え中国が横暴に軍事活動をしたとしても、
その行為が惑星の秩序を乱すと判断されれば、
中国は惑星全体を敵に回すことに成る訳です。
こうした秩序を世界全体で考えて行こうというのが、
今の時節の流れです。
もう一つは、米国の軍事力を相手に戦争をしても、
大損害を被るだけで何の利益も齎さない。
それは中国でもそう考え、
無論、ロシアもそう考えます。
逆に米国も辛勝するかもしれないが、
自国の軍隊に大きな被害が出る点を考慮して、
逆に中国、ロシアとの戦闘は躊躇します。
そういう流れで北朝鮮を相手に見た時、
金正恩が本気で自殺を考えない限り、
そんな戦争を望むことはないとも言えます。
油断して囲みを解けとは言わないが、
米軍の抑止力は十分に効力を発揮していると
理解しましょう。
時節の流れは態々戦争して
自滅する道を歩む発想はバカバカしいという流れです。
ただし、米軍の抑止効果を見極めきっていない人間が、
相手の警戒心を逆なですると、
窮鼠状態に陥り、決死の覚悟で噛みつく事も起こります。
その噛みつく手段として核兵器保有を考えるのは、
当然の成り行です。
保守やナショナリストは国を第一に考えるがゆえに、
「俺の言う事を聞け!!」
という姿勢で挑みすぎる。
考え方の対局を簡単に分ければ、
保守、ナショナリストは
「力あるモノが全てを制する」
「一番は一番であって、他はその下に序列する」
まあ、こういう深層心理故に、
独裁的な傾向を用います。
アメリカは民主国家で有っても、
アメリカの国としての力は独裁的です。
その独裁的な力を独裁的に活用すれば、
ほぼ反感を招きます。
まあ、日本の様に力に媚びる事に慣れた様な国は別ですが…
ただ、その力に媚びる姿勢の腹黒さは、
常に隙あらば取って代わるという、
まあ、謀反人としての素養が感じられるのも事実です。
今の安倍はトランプに媚び諂っているが、
トランプが選挙に勝てずに力を無くすと、
安倍はトランプを確実に裏切ります。
日本人の目線ではこれを裏切りとは見ないだろうし、
国益の為の処世術として当然のものと考えるでしょう。
しかし、そんな裏切り者で良いのか?
裏切ったところで日本がアメリカに取って代わる要素は無く、
他に鞍替えして媚び諂うだけ。
ゴマすりの無能な人という評価しかない様な外交です。
まあ、外資の優秀な会社なら
リストラの対象にされる様な人材を日本人は
処世術で生き残る術だと称賛している様なモノです。
ハッキリ言ってこれで良いとする人間と、
これ以上何を論じる事が有るのでしょうか?
まあ、僕やオッサン先生が人事権を握っていたら、
即クビにします。(オッサン先生なら刎ねるかも…)
【保守やナショナリストは了見が狭い】
先ず人間の環境から考えて見ます。
人間はその個人が有り、そして家族が有ります。
そして友人が存在し、集落(地域)、街(都市)、
そして広域市(都道府県)、地方、国と広がっていきます。
その先には、大陸的な地域(EUやNAの様な)が有り
そして惑星(地球)と更に広がっていきます。
日本の戦国時代では、広域市ごとに領土を争っていました。
そういう中で色々な策略が貼り巡りながらも、
最終的には武力による統一で国が一つに成ります。
戦国時代にいがみ合っていた
広域市(尾張や美濃といったレベル)同士も、
武力統一とは言え、同じ組織に組み込まれる事で、
同じ価値観を共有していくわけです。
そして国が一つに成ると、
同じ日本国という名の下で価値観が共有されます。
価値観が共有される
現在の世界では、実は武力統一という点では
第二次大戦で連合国の勝利によって決着が着いたと考え、
その後、国連の確立が徐々に進められて、
グローバル化の交易によって
世界全体で価値観が共有されつつある、
または共有された時代に成っている訳です。
日本国内であっても、地元愛なるものが存在し、
無論、家族愛であり、友情なども存在し、
其々の価値観は認められます。
そうした中、グローバル的には惑星愛という観念が
既に浸透し、その広さで全体を考える状態にもなっています。
その広さで物事を考える人間と、
自分の事しか考えない人間では、
先ず了見の大きさが異なるのは当然です。
その大きさが国という単位で有っても、
惑星全体を見る了見とでは考え方に大きな差が出るのも当然です。
人間の考え方が大きく成れば成るほど、
様々な主張を許容していく必要性があり、
独裁的な個人ルールでは全く通用しなくなるのが当然です。
其々の考えを尊重して折り合いの付くポイントで、
議論するのが最善の道で、
一方的な価値観を強要すれば
もう一方は大きな反発を覚える。
例えば「死刑制度」
一方では人間が人に罰として死を宣告するのは、
人道的では無く、また冤罪を誤って裁くなど
能力的に踏み込むべきではない、とする主張と、
死刑という抑止力を以て法で統治するがゆえに、
人間は犯罪を躊躇する事が出来る。
という主張。
特に、宗教的価値観の違いも生じる事で、l
キリスト教の価値観をイスラム教に押し付けるなど、
相手が屈辱に感じる事はすべきでは無いという事も考えなくてはなりません。
故に、キリスト教思想が多い地域ではその民主的な判断で解決すべきで、
イスラム教の多い地域では彼らの考えを尊重する。
その上で双方の交わる事柄…
キリスト教思想の人間が、イスラム教国で犯罪を犯した場合、
双方がどういう協定の下でその裁きを適応するのが、
双方にとってフェアであるかを導き出さねばならないのです。
これが国という概念のみで止まってしまうと、
日本国民は日本の法律で裁き、
日本国で犯した犯罪は日本の法律で裁く。
という日本人だけの考えが当然の様に優先されて、
治外法権化を主張し始めます。、
こうなると国と国の力関係がターゲットに成ってしまい、
弱い奴は強い奴に逆らえないのなら
強い方に成ろうという意識が働き、
最終的には覇権争いという症状が生じます。
まあ、最悪な場合戦争…
米中貿易戦争なんてそんな感じかな…
こういう状況に成る事が想定できる話故に、
彼らをアホと言っているのです。
ある意味その発想で常に覇権を争う環境では、
常に下からの脅威に怯えて、圧力を用い、
力を無くせば奪われる。
そういうサークルを繰り返すだけです。
逆に、全ての国が対等に成る様に整備して、
話し合いによる尊重と妥協点を模索するようにすれば、
最終的には民主的な解決で無駄な紛争は避けられる。
無論、そこには日本国憲法にもあるマイノリティの保護なども付与すれば
絶対的な敗者はほぼ避けられる訳です。
既に解決方法がこの世に存在し、
解決する手段も見えている状況で、
何故態々これを崩す様な馬鹿が存在してしまうのか…
まあ、ハッキリと馬鹿とかアホと言ってしまう方がマシなわけで、
そんな状況故に議論する必要性すら感じないとも言えます。
先ず、もっと了見を広く持つ様に。
無論、彼らが唱える「備えあれば憂いなし」も、
アホと馬鹿が対峙すればそういう準備が必要になるだけの事なので、
だったらアホと馬鹿を排除してしまう方が、
人類にとって損害が少なくなるという究極の結論へ結びつくだけです。
アホと馬鹿相手に戦争しても構わない。
まあ、その際は同士打ちするのを眺めているだけの話に成るだろうけど…
オッサン先生はこれを「曹操の地獄」と呼んでいるようで、
曹操は漢を乗っ取り(禅譲させたのは曹丕だけど…)、
司馬懿の子孫に乗っ取られ、
そして中華は幾度となく革命と侵略される歴史を繰り返した・・・
その根底には力あるモノが全てを制するという、
個人が抱ける野望が残存した故に、
人々の心に不要な欲望を与え続けた…
まあ、こんな感じ…
正直、こんなドリームは金もうけだけにしてくれよ…ってな結論。
アホだとか馬鹿というレベルがまだマシな方だという事を、
次回のニュータイプ理論で語ります。
まあ、ガンダムのニュータイプの意味がベースなのですが、
エスパー的な意味では無く、
寧ろ、進化論的な科学要素から、
現実世界で言えるニュータイプとは何かを説明します。
その中で、オールドタイプは劣勢種という扱いになるわけで、
まだ馬鹿とかアホと言われる程度の方がマシに聞こえると思います。