どうも…ショーエイです。
かつて911の後に、当時の大統領ジョージ・ウォーカー・ブッシュは、
イラン、イラク、そして北朝鮮を
Axis of Evil=悪の枢軸と呼んだ訳ですが・・・
今の時代、Axis of Idiot =アホの枢軸が大問題と成っています。
アホの枢軸は国単位では無く、政権単位に成る訳ですが、
①トランプ政権=USA
②自民党政権=Japan
③ネタニヤフ政権=Israel
④エルドアン政権=Turkey
を言います。
何故、アホの政権かと言うと…
彼らは
「知恵の輪を力で引っ張って外す事しか出来ない」
そういう人たちだからです。
まあ、イソップ寓話の「北風と太陽」で、
常に北風と同じように一生懸命風を吹き付けるだけの人たち
という言い方も解りやすいと言えます。
トランプに至っては北朝鮮問題で太陽を演じた様に見えますが、
そもそも韓国が太陽を演じて、
トランプが風を吹き付けるのを止めただけの話です。
政治的な言い方をすれば…
韓国の方針を無視して米韓関係に支障が出ると、
韓国が中国に近づきすぎる事が懸念されたからという、
分析の下での事と言えます。
日本と韓国で見れば、北風と太陽の比喩は現状明確に見て取れます。
北朝鮮の非核化というコートを、
日本は圧力と言う風を吹いて、一生懸命脱がせようとしました。
しかし、結果は脱ぐ気配は全く見せませんでした。
所が韓国の融和政策で陽の光を当てると、
以外にもコートを脱ぎすてるかの様な状況に進展した訳です。
日本人からすれば韓国にお株を奪われた感があり、
あまり好感を持っていない事かも知れませんが、
日本人全体の失態と考える事がそもそもの間違いで、
アホな政権のアホな行動として恥じる見方をすべきだと思います。
次にトランプのアホな発想ですが、
多くの人は断片的な情報で断片的な見方になる故に、
実際に何を目的としているのかは理解していないと思います。
彼の目的は、国際協調を分解し、
国家単位で孤立させて自分側に取り込もうと考えている。
一つの大きな力も数の結束に対抗すれば、
その影響力は限定されます。
しかし、数が結束を崩して孤立させると、
孤立した側は大きな力に頼る動きが出始めます。
トランプの狙いは実はここに有るのです。
まあ、多少頭の切れる様なテクニックで、
結構、こういう仕掛けに引っかかるケースは多々あります。
ある意味アメリカ抜きで結束が維持されるのか?
そういう圧力を以て結束に綻びが生じるのを待つ感じが、
今のトランプの狙いです。
綻びが生じたら個別に交渉して取り込んでいく・・・
やり方だけを見てみれば、
敏腕のビジネステクニックの様で「凄い」と錯覚するでしょうが、
そもそも「目的」と言う部分で推し量ると、
それで何がしたいのか?
アメリカ=トランプによって世界を支配したい・・・
そういう話です。
国連で国際社会が民主的議論によって
平和的に結びつこうとしている所へ、
アメリカのごり押し「独裁制』を試みる。
米国の決定が全ての社会を生み出して、
世界は米国の隷属国としてのみ存在する。
トランプがアホなのは、
米国だけが喜ぶ状態で、
他国は誰も喜べない訳で、
それで何が起こるのか・・・
アメリカに対するレジスタンス運動=テロの増幅を招くだけ。
更に、ここでも「北風と太陽」が大きな起点となる。
いわば風を吹き付ける米国に対して、
中国が太陽として市場開放をより強めたら、
例え仲良しの欧州でも、中国との関係を強めるのではと言えます。
米国の影響力が、失望によって失墜し、
逆に中国の影響力が強まってしまうと、
米国ベースによってグローバル化が進んでいた状況も、
中国の影響が入り込んで
世界が一つに成るチャンスはより困難になる可能性も出てきます。
先に示したチャンスを逃すとはそういう事です。
仮に中国がグローバル化の意図を理解していれば、
中国が盟主となって世界は一つに統合される。
アメリカは今よりも遥かに影響力を失って、
派閥的に野党勢力に押し込まれる。
そしてこうしたアホな発想を下支えしているのが
イスラエルの現政権としておく所の仕業でも有ります。
さて…こうした流れで世界が米国に圧力を掛ければ、
新しい歴史の一歩が生まれると言えます。
それはトランプが退陣しない限り、
米国の市場は無視するという姿勢。
トランプの為すがままに関税を掛けさせ、
そのまま工場も立てずに米国の市場を放棄する。
ある意味、アメリカに対してチキンレースを仕掛ける訳です。
その反面、中国市場を活かしつつ、
途上国の経済を向上させて米国で失う部分を補填して活動を
併用して行う。
欧州が側線してこうした活動を行うとともに、
そうした国々で米国企業を圧迫していけば、
トランプの様なアホは崩れ去って行きます。
思考は簡単です。
「北風と太陽」
強引な北風として君臨するアメリカに対して、
協調的な太陽として存在感を示せば、
自然流れはどちらに傾くか・・・
欧州がEUとして北風の米国に与すれば、
太陽の存在は中国に奪われてしまう。
逆にEUが太陽として中国と競合すれば、
その国の経済はより刺激を受けて、
活性する速度も早まる。
そして米国がどれだけ圧力を用いようとも、
盤石な経済圏が構築される。
軍事面で米国が欧州と対立する選択肢は
先ずありえず、
逆にトランプがその思考に走ったら、
トランプ政権は終焉を迎える時と成る。
実はこのチキンレースは米国が遥かに不利と言う事に
欧州は気づくべきと言えます。
因みにトランプより先に欧州が
ロシアとの警戒状態を緩和する方向へ進むと、
トランプはより一層何も出来なく成ります。
トランプと言うより、イスラエルなどを支えている
ユダヤ資本の目論見は、
欧州をアメリカの言いなりにさせる事。
米ロの関係改善は、欧州へ逆に孤立する意識を齎すためと言えます。
欧州が孤立意識を高めて圧迫感を感じ始めると、
EU各国で親米意識への議論が活発化される。
そうなればイスラエルとしては願ったりとなる訳です。
先行した米ロ関係改善で、ロシアは逆に関係を崩しにくくなる。
欧州も米国に抵抗する気力を奪われる。
手順を見れば明白です。
まあ、米ロ関係が改善される方向は逆に願ったりなので、
静観しても構わないのですが、
欧州がそこで怖気づけば、
結局、漁夫の利を得るのは中国のみという計算に成ってしまいます。
グローバル化、また世界統合の鍵は
欧州が米国にも中国にも与しない存在として、
如何にこの機会を捉えるか
それが試される正念場であるという事は言っておきます。
因みに日本は先ずアホの枢軸たる
自民党を追放する事から始めましょう。
TPP法案を可決したからと言って、
評価するつもりは有りません。
所詮、通して当たり前のモノを通しただけなので・・・
それを如何に活用するかが示せない政権は不要です。