拉致問題は解決できない…残念なことに… | ショーエイのアタックまんがーワン

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タッグチームLiberteenの漫画キャラクター・ショーエイが届ける、笑えるブログ・ショーエイの小言です。宜しくお願いします。

どうも…ショーエイです。

米朝会談は予想通り、次のステップへと持ち越しと成りました。

日本では、アホ首相が働きかけて拉致問題解決を提言したなどと有りますが、

申し訳ないが拉致問題は全く視野に入っておりません。

 

アホ政権並びに、外務省の思わせぶりも

いい加減にしてほしいと言っておきます。

 

先ず、北朝鮮を敵視している姿勢の現日本政府と北朝鮮が

前向きな姿勢で関係改善の何かを考える事は有りません。

 

嫌いな相手の要望を聞くなんて行為、

人間の心理として考えられませんよね…

また、自分を嫌っている人と真面な交渉が出来るとも思いません。

現状、日本政府と北朝鮮の関係はこういう状態です。

その上で、拉致問題が交渉上のテーブルに上がるなんてのは、

単なる妄言としか言いようがないと言えます。

 

ただ、一般社会に於いては、

この辺は法律で管理されているので、

交渉決裂やトラブルなどの解決は

最終的には裁判所で決着をつける事が出来ます。

 

しかし、国と国の外交上の話に成ると、

ハーグの裁判所が有るとはいえ、

最終的には決裂したままの状態で、

双方が圧力を掛けるないし、

歩み寄りで道を開くしかありません。

 

この様に、厳しい見解を述べると

日本では拉致被害者の心情を全く考えていない言動に捉えられるので、

殆どの人は口に出しにくい話と成っているのです。

まあ、日本社会が現実逃避しているだけの話なので、

私からすれば知った事では無いと言えます。

寧ろ逆に、この様な現実逃避で思わせぶりな社会のままでいるより、

より現実的な目で、本当の意味で解決できる話を考えてあげる方が、

被害者の方々の為に成るのではと思います。

 

【現実的な推測】

拉致問題に関しては…

生存者は既に日本に帰還した方々のみで、

それ以外は死んでいると思われます。

北朝鮮が解決済みとしたい理由を逆算すれば、

金正恩の父に当たる、金正日の時代に、

日朝関係の縺れや、

様々な事情によって北朝鮮の法律と言うより

寧ろ都合で何らかの刑に処せられた。

 

いわば今までは人質扱いしていたわけで、

外交的な理由から派生した感情的な理由で、

色々な事に巻き込まれたであろうことは言えます。

 

その上で、北朝鮮がこの諸問題を…

処刑した…

などと言うことを求めているのでしょうか…

そういう話なら、

自然死扱いと言う嘘のままにしておくと思われます。

 

金正恩がこの件を既に解決済みとしている点でも、

先代の時の話で拗らせるつもりは無いと言う

意図が含まれていると思います。

 

第三者としてこの問題を考える米国のCIAなども、

そういう分析をしている事は十分に考えられます。

 

その上で、米国がこの問題を真面に交渉上に出すと思いますか?

 

【日本の外務省は…】

日本の無力さを払しょくする為に、

外務省は北朝鮮が拉致被害者たちを処刑したという

非人道的な証言を引き出したいだけ…

 

いわば人命優先で考えるべき人質救出を、

国の都合で幾度も交渉を決裂させて、

失敗した…

 

正直な所、ああいう国際情勢に有っては、

交渉が色々と決裂する事は当然の事です。

しかし、拉致被害者家族に対して、

それを納得してもらう術を日本政府は持ち合わせていなかった。

本来ならば、日本政府は

拉致被害者家族に「力に成れずに申し訳ない」

と謝罪した上で、

状況を精査した上で報告するという姿勢を示すべきです。

それを日本政府の力不足である事を認めず、

日本政府は努力していますという点でアピールし続けたため、

逆に被害者家族に変な期待を抱かせているだけに終わっているのです。

その反面、外交上は相手を挑発し続けて、

逆に生存者の立場を危うくする状況を齎している。

 

日本人はこの様な矛盾を先ず見抜きましょう。

 

【順当に進める方法】

国際社会で圧力一点の状態で、

いつでも戦争によって北朝鮮を亡ぼせるという状況なら、

戦後処理の内で捜索と実情調査は出来きたかも知れません。

しかし、現実的にアメリカを含めて戦争を引き起こすことは

有りませんでした。

その問題は、以前にもこのブログで示したように、

最前線となる韓国の被害を考慮すれば、

自ずとその決断の難しさは安易では無い事が言えます。

 

 

そうした全体像を把握して考えた場合、

先ず日本が戦争を考える様な行為は、

ほぼ逆効果しか生まない状態であった。

 

その上で交渉による解決策は、

完全に消失したと言えます。

 

ただ、このアホ政府のアホな姿勢を利用した事で、

今回の南北会談そして米朝会談と実現できた点は否めません。

ハッキリ言って不名誉な意味で日本は貢献している訳です。

 

敵の敵は味方という流れ…

 

韓国では慰安婦問題で日韓関係が悪化している状況にあった訳です。

慰安婦問題は太平洋戦争時の話ですが、

同一の問題は北朝鮮側も共有出来る問題として見れます。

その上で「憲法9条改正によって、戦争が出来る日本に成る」

韓国にとって過去を清算出来ない日本が、

再軍備をするという状態は、

再び脅威を引き起こすイメージを彷彿させます。

実際に韓国はそこまで脅威に感じていなくとも、

日本叩きの話題として取り上げるのには、

十分なネタ程度の扱いだったと思われます。

しかし共通のイメージは北朝鮮にとっては、

無視できないレベルだったと言えます。

無論、そういう意味では中国も無視できない話だった…

 

それによって日本が再軍備に走らない様にするという、

共通の価値観が南北、そして中国に生まれた訳です。

そして日本を共通で敵視する事で、

北朝鮮が現状の様に核で挑発し続ければ、

日本の世論は再び再軍備、

そして戦争へ傾くという流れを生み出すだけと言う話が

説得力あるモノとして導き出せた訳です。

こうした日本の悪いイメージが、

中国そして韓国によって北朝鮮の意識改革を齎す話へ寄与したと言えます。

 

北朝鮮が核兵器を持ち続けて日本を挑発すれば、

日本も再軍備どころか、何れ核兵器を持つための口実に成る。

イスラエルとイランの関係性を上げれば、

ある意味その話も説得力を帯びてきます。

 

そして、その日本の機先を削ぐ意味で、

北朝鮮が核兵器を放棄し日本の世論を緩和させれば、

その脅威は自ずと沈静化していく…と、説く…

 

更に金正恩自体が北朝鮮の経済活性化を望んでいた点もあり、

中国の市場、韓国の技術支援は

核を放棄した見返りとして十分理に適う話に成った。

そして核放棄を約束し、

韓国との関係を良好にすれば、

米国の態度緩和にも寄与する事も考えられた。

 

そうした流れも見えやすく、

核を放棄した方が北朝鮮としては脅威も減り、

逆に未来設計が立てやすいという考えに陥ることは、

ある程度思慮深さのある人間なら見えてくる駆け引きになる。

 

そういう意味でアホがアホ故に悪者に成れたから、

導き出せた道筋とも言えるのです。

逆に、日韓の関係が良好だった場合、

中々、説得力の意味で通じにくかったとも言えます。

その場合、如何なる言葉も

日米韓による策謀という猜疑が

北朝鮮の意識に残り続けた可能性も有るからです。

 

さて・・・そういう意味でアホ政権は、

そのアホさ故に悪役に成ってくれた訳ですが、

日本人全体が悪役のままでいる必要性は有りません。

今度は日本人がその悪役を退治して、

日本の良さ・・・

誠実かつ謙虚な日本に姿を変える事が、

より前向きな方向で、

拉致被害者家族に対する配慮になると言えます。

いわば、アホと違う日本のイメージを変えて、

北朝鮮も色々打ち明けやすくなる状態にすることで、

色々隠された部分が話しやすく成るのではと思います。

 

腐敗政治や出まかせアピールで、

日本人を辱めている「アホ・ジャパン政腐」は

本来、日本国民にとっては敵であります。

敵の敵は味方という意味で、

アホ政権とその政権を支える自民党を葬った後の日本は、

自然、交渉のしやすい国に見えてきます。

それは北朝鮮に限らず、韓国や中国も同じです。

そういう外交上で信頼してもらえる国にすることが、

日本企業のサービス向上というイメージにも結びつき、

グローバル経済を視野に入れた国益という点に於いても

大きく寄与すると言えます。

 

オッサン先生が拉致問題で求める交渉は

過去の大日本帝国時代に行った様々な非道を認めつつ、

それは過去の日本で起きた過ちであると明確に説いたうえで、

北朝鮮も犯した過ちを打ち明けて欲しいと語り掛ける様な状態が、

交渉術として最適なのだそうです。

それならば北朝鮮側も拉致問題に関して、

隠された秘密を認めやすく成ると言えるかもしれません。

ただし、補償問題は戦後補償が終了した時点で、

既に解決済みであり、

双方の未来のために先人の罪をぶり返すべきでは無いと、

双方が犯した問題を双方で咎めないという意味で

あえて念を押す事も大事だと言うのです。

 

因みにアホが悪役を演出する為に

一躍買って出たなんていう

追い詰められた最後の言い訳も許されません。

そんな話を韓国が受け止めてしまえば、

北朝鮮は韓国に猜疑の念を抱くことに成るだけです。

ある意味、金正恩の自尊心を傷つけ、

日米韓にたぶかされた様な印象を持つからです。

いわば、北朝鮮の非核化の実現性を

そういうイメージで壊そうとする行為にしか成らないと言えます。

 

追い詰められたアホなら言いそうな話ですが、

先ず、目的を明確化(北朝鮮の非核化)する人たちは、

その様な後から出た強がりなんて相手にしないのが、

自らの誠実さを守るものとして考えるので、

更に相手にしたくない政府に成るだけです。

 

そして、あれだけ自分の貢献を盛った上で、

国民にアピールしようとする輩が、

あえてその様な無様な悪役を買って出る訳が無い事も、

明白です。

 

G7のシャルルボワ・サミットで、

アホが何かを決めさせた?

こんな盛ったようなネタに頼っている時点で、

日本の報道以外、誰からも興味を持たれていない事が

解ります。

 

拉致問題もサミットで理解を得られた、

北朝鮮に圧力を掛ける事で一致した、

などと盛った話で報道されているようですが…

米朝会談の進行状況から察するに、

頼みのトランプからも殆ど聞き流されたというのが

事の顛末だったのでは…