どうも…ショーエイです。
AIに関して大きな誤解をしていると思うので、
一言っておきます。↓参考記事。
AIの導き出す答えが、人間の思考を超越していて当たり前…
なんて発想でブラックボックスなんて言葉で
解決している研究者が多い事に驚き。
まあ、日本人に多いという点では納得ですが、
そこで納得してしまう日本人のレベルの低さに愕然とします。
当方が何故AI技術に詳しいかはさておき、
皆さんに疑問に感じてもらいたいのは、
何故、海外ではホワイトボックス(原因解明済みの技術)化を進めているのに、
日本ではブラックボックス(原因不明状態放置)を妥協しているのか…
それは日本人が考える事をしないからです。
まず、ブラックボックス化なんて言うのは、
人間とAIの認識システムが全く異なるから起こる現象という事を
知らないだけの話です。
簡単に言えば、AIは絶対認識で基準を判断するのに対して、
人間は想定認識で基準を判断するという違いです。
いわばAI計算に於いては
全ての情報から絶対的な答えを導き出すがゆえに、
誤認識の訂正箇所が省かれず答えの統計計算によって、
結果を算出するからです。
絶対的な答えに成る理由は簡単で、
デジタル信号には+か-しか存在しないからと言え、
+でも-でもないニュートラルの算出が難しいからです。
一方、人間の思考ではこのニュートラルゾーンが存在します。
想定認識という言葉は、
ニュートラルゾーンの情報を省く…
いわば日本人のAI科学者が連呼する様に
ブラックボックスで意味不明=答えを導き出さない選択をするからです。
ただし悪い頭脳故に答えが出ないと諦める訳ですが、
良い頭脳に成るとこうした認識を、
AIの欠陥状態と認識する違いは生じます。
ただ想定認識という意味を解りやすく説明するなら、
曖昧な情報に関して
人間はAIの様に答えに達するのではなく、
参考という認識で省く思考を有するからです。
例えば
この人はどこの国の人ですか?
という質問。
先ず、彼女が有名人で有る以上、
その情報は人間として周知の事です。
これはAIも同様に、クラウドシステムを駆使すれば、
この写真の出所と、この写真が誰を映したモノであるかを探り、
同じ答えを導き出すことは可能です。
ただし、この情報チートを無視して、
あえて写真だけで判断する条件の場合…
いわば、人間も彼女が誰という情報が無かった場合…
まあ、彼女を知らない人が見た場合と言っておきますが、
どういう答えを導き出すかという事…
と言うよりそのプロセスの違いをここで説明します。
人間の場合、顔の特徴、髪の色で具体的な印象で判断します。
人によっては安易にXXX人と特定してしまいますが、
人間として適切な答え方は…
髪の色も染色の可能性がある事や、
顔の特徴も日本的ではないホリの深さもあるなど、
情報は色々と精査出来ますが、
社会的に国籍取得が出来る状態、
また混血(ハーフ)による外見特徴の変化などを想定して判断すると、
「本人以外解らない」もしくは「情報として不十分で判別できない」
が妥当な答えと成ります。
人間故に絶対に答える必要性は無いモノという判断も出来るわけで、
人権問題など考慮する思考まで加われば、
安易に答えを言う事は失礼に値するという判断も加わります。
これがAIだと…
が外見の特徴などは、写真の光源を探って骨格まで識別できます。
写真の精度によっては、髪の色も粒子の細かさを識別して
染色かどうかも判断できる。
全てが絶対認識で確定していく訳です。
そして社会的な情報に関しては・・・
人間は根拠不十分という意味で参考に出来ない点を
思考の一部に残します。
AIの場合、参考に出来ない状態は-(マイナス)認識で、
統計上の計算に組み込みません。
故に計算から省いて、
見た目の状況のみで計算を出すのです。
髪質、骨格状態、目の色…
これらの情報から統計上有力な確率を割り出して、
「彼女はXX%、XX人であると言えます。」
という答えに成ります。
まあ、「彼女はXX人」と安易な人間が口にする様な
答え方とは些か違いますが、
確率を唱えたところで、
その答えは恐らく不正解に成ると思われます。
現状、この想定認識と絶対認識の誤差が、
実は日本のAI学者が言う、
ブラックボックス化の正体なのです。
では、海外で考えられるAIは?
人間の想定認識をAIにどれだけ確率計算として盛り込めるか…
情報不足である可能性を統計上に盛り込んだうえで、
AIの絶対認識から遠ざける技術が研究されている訳です。
当方は再三日本人を馬鹿にしていますが、
そもそもこの国の教育がその程度の低いレベル…
いわばAIと同じ+(プラス)か-(マイナス)の計算しか出来ない教育故に、
この様な問題に直面したら
今のAIと同レベルでしか答えを導き出せないという事を
言っているとも言えます。
確かに一般人からすれば
答えを導き出そうとするプロセスは、
繊細な作業や情報収集能力を必要とする為
今のAIも馬鹿に出来ないと思うのも当然です。
ただ、所詮は今のAIで計算できる作業ばかり…
ある意味、東大生が如何に知識を頭に貯めこんでいても、
今時、ネットで検索すればそれ相応の情報は、
誰でも簡単に調べられる。
東大生にイチイチアドヴァイスを求める必要が無くなった時代なのです。
PCとネットが有れば、誰でも東大生と同じレベルの情報が獲得でき、
それ相応の頭脳が有れば、計算も彼ら以上に出来てしまう。
そんな時代にあって、
未だクイズ形式の受験問題でステータスを決めているとは、
時代遅れも甚だしい事と言えます。
え?
この国の教育は今の技術革新の時代に合って、
唐の時代の科挙制と同じレベルで未だに
情報を人間に一生懸命インプットしようとしているのですか?
唐は既に滅んだ国ですね…
情報なんてPCに入れとけよ!!(昔は図書館ね…)
まあ、そういう国でどれだけ学歴積んだ人間が
高い地位でのさばっているか知らないけど、
そういう意味でアホが蔓延っているだけの状態という
表現に至る訳です。
アホの質の悪さは、
アホ故に、アホなりに一生懸命、
人の足を引っ張ることに執念を燃やす事です。
正論に反論するのは構わないが、
自分の都合で議論を捻じ曲げて、
焦点をずらして話題を反らすなんて…
(これ揚げ足取りの議論ね…)
全然、議論にも成らない事に執着する事です。
これって唐の時代から見ても、
中国の歴代王朝がそういう状態で滅んできた歴史なんで…
少しよく考えてみましょうね…
ブラックボックス化の話も、
焦点をずらす言い方をすると…
「人間の頭脳で、今のAI計算の複雑さが理解できるとは言い難い!!」
なんてこと言いそうですが、
家のオッサン先生でなく、
魔仙妃ちゃんの言い方で反撃すると、
「それは貴方の頭脳がその程度だからです!!」
と言ってしまうそうです。
ただ、一般のレベルに鑑みれば、
そもそも魔仙妃ちゃんの頭脳と、
AIが複雑で理解不能と言っている人達の頭脳、
どちらが正しいのか理解できないという点です。
それ故に、その程度の反論に
足を引っ張られてしまうというのも事実です。
足を引っ張られるとは、
いわば研究費が出ないという事に成ります。
(まあ、一般的な日本の企業であり国の支援ならね…)
因みに、日本が躍起になってるAI研究レベルは、
海外では遠い昔(5年前くらい)のレベルでしかないモノだとは断言しておきます。
まあ、オッサン先生が日本に言いたいことは、
「反論する前に議論をしろ!!」
という事だそうです。
まあ、日本人は間違いを間違いと認める事が出来ない人種で、
忖度や損得の為でしか頭を下げない。
故に、強いアメリカに対しては、礼儀正しく映るのかな?
意外とアメリカは逆で、
自分の間違いを間違いと認めれずに強情を張る人間は、
他人から蔑視されるため
それを恥とする。
故に合理主義、論理的な社会に成るとも言えます。
日本人にとって、
米国がごり押しする国家に見えてしまうのは、
心理学上、日本人がそういう精神状態故に、
他人をそういう目で見てしまうのだという事です。
何とも情けの無い話で、
そういう精神状態の国家故に、
そういう精神状態で洗脳する事も簡単だと言えます。
他人の裏腹を+か-でしか見ない故に、
こういう計算しか出来ない訳で、
チュスや将棋の様な駆け引きが出来るなら、
裏腹は想定内の上で、
手を考えるという話は以前にもしたと思います。
日本に求められる教育は、こういう頭脳の育成を優先すべきなのでは…
でも、アホが同類を求める社会に於いては、
これも異論扱いされる…
何とも皮肉な話なのです。